帰ることのない乙女の祈りが叶う時

毎朝決まった時間に門の前を通る水の流れるように飴色の髪を靡かせた女性。

門番として護衛対象周辺を警備する騎士はその揺れる髪が風に靡いて一瞬だけ見える横顔を見るのが日課になっていた。

毎朝門の前を通るのに帰る姿を見ることはない。
そんなことに気付いたのはいつだったろうか。

門の前を通る彼女を見つめる彼と帰らない彼女のお話
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