理想の実現・新しい愛の為に。

理想の実現・新しい愛の為に。・・・内藤 晃一(ナイトウ コウイチ)

伸介は、はい、宜しくお願いします。と言った。父兄の参観日で、楽しい授業が、終わったあと。階段の踊り場で、伊奈垣さんのお母さんが、追い着いて来て、伸ちゃん、家の恵子のお婿さんに成って。と言って呉れた。
伸介は、何時も、何の啓示か、考えていたから、直ぐに決めた。
今は、バイパスに成って、居るが、伊奈垣さんの家は、広い庭に畑が、あって、掘り抜きの井戸があった。
いつも、呼ばれて、みんなで、スイカをご馳走に成ったり、楽しかったが、特に、お金持ちでも無いのに、何故、歓待して呉れるのか、考えたが、他の金持ちの家は、別に、其処の家の子供に成れる訳では、無かったが、敏子お母さんは、伸介を世に出す為に、働いて呉れる人だと、分かった。

伸介が、ナポレオンで、敏子お母さんが、ジョセフィーヌの関係だった。
伸ちゃん、比佐積先生は、闇市の古本屋で、未亡人の性生活なんて言うのを、立ち読みしてたのよ。なんて、本当に必要な、秘密の話をして呉れた。
伸介は、英雄、色を好むだから、どうしても、性生活の安定は、必要だった。
恵子さまは、伸介の事を、神のように、尊敬して呉れていた。
伊奈垣さんの家は、お母さんと兄さんと、恵子さんと、3人家族だった。
兄さんは、既に、八王子市役所に勤めていた。俺達は、小学5年だったが、
伸介は、ませていたから、お母さんに、申し込まれても、可笑しく無かった。
ラッキーと言うような者だ。女が欲しくて、困っていたのだ。

世間師のお母さんが、見抜いて呉れたのは、有難たかった。伸介は、歌の天才だったが、誰も、その道へ渡りを付けて呉れる人は、居なかった。
比佐積康夫先生は、伸介は、ダークダックスの様に、歌を唄いながら、大学を出ると、言って呉れていたが、子供が、働くのは良くない。真面目に勉強しろと言う、考えだ。これでは、伸介は、困る。
働いて、貧しい家族を養って、自分も女に困らない、生活が欲しかった。
敏子お母さんは、世間師だから、兎に角、積極的に大運動を、して呉れた。

伊奈垣の勲兄さんは、陸軍幼年学校、東大農学部の秀才で、苦味走った、物凄い良い男だった。木製のベッドに寝ていて、ハイカラだった。
ビタミン・ミネラル・酵素・ホルモンの研究を、して居て、食べ物で、病気を治し、健康増進が専門だった。
もう、その日から、月の半分は、伊奈垣さんの家に泊まって、暮らしていた。
友達には、河西工業のお嬢様とか、森章の孝枝さまとか、右田病院の院長のお嬢様とか居たが、金持ちのお嬢様に憧れても、金持ちのお嬢様は、職業訓練を受けてないから、無能だ。役に立たない。
貧乏人の小娘の方が、苦労してて、役に立つ。

伸介は、こんなに、上手くは、歌えないな。と思っても、直ぐに、同じ声で、
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