【完結・R18】「いらない子」が『エロの金字塔』世界で溺愛され世界を救う、そんな話

たたら

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獣人の国

285:特別【マイクSIDE】

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 ユウさまが私の愛撫を待ち望んでいるのがわかり
私は浮かれていた。

だからこそ、大胆な行動ができたのだと思う。

私は両足を広げて、愛撫を強請るユウさまの双丘を
両手で割り開いて秘所を舐め上げたが、
それでは物足りなくなった。

ユウさまの体内を指でこじ開け、
その奥まで舐め、私の唾液や精液を
ユウさまの中にねじ込みたいと思ったのだ。

そして吐き出した私の体液を、
ユウさまの体内に擦り込み、
ユウさまの一部になりたいとまで思った。

だから私はユウさまの手を取り、
こともあろうか、
ユウさまに両足を持つよう強要した。

ユウさまは恥ずかしそうにしながらも
両足を持ち、私に秘所を曝け出す。

自らの意志で、私に従うユウさまに
私は言いようのない興奮を覚えていた。

私がユウさまの侍従であるはずなのに、
ユウさまを私が従えたような気にさえなった。

興奮がおさまらい。

私はユウさまの秘所に指を2本入れ、
左右に開く。

赤く熟れたユウさまの体内に
舌を入れて、何度も出し入れしながら
唾液を押し込んだ。

もちろん、私の唾液など
すぐに秘所から出てしまったが
それならばと指を入れ、
私の唾液をユウさまの肉壁にこすりつける。

ユウさまは、喘ぎ声を挙げ、
持っていた両足がぐらぐらしてきたので
私はさらにユウさまに高圧的な態度で
屈辱的ともいえる体勢を取らせた。

ユウさまの腰を掴み、
ユウさまの樹幹が可愛らしい顔に触れるほど
白い尻を天井へと向けたのだ。

でんぐり返しを途中で止めたような態勢に
ユウさまは驚いたようだったが
否定の言葉はなかった。

私は天を向くユウさまの双丘を
再び開き、秘所に、今度はやや
乱暴に指を上から刺し込んだ。

肉壁が指に絡んでくる。

このまま上から、私の欲棒で
ユウさまを貫いたら、
どれほどの快感だろうか。

私の欲棒は痛いほどそそり立ち、
ユウさまの中に入りたがっている。

ユウさまの蜜が溢れるのを待ったが、
今のユウさまからは密が出ることは
無さそうに思えた。

蜜は、女神の『祝福』の1つだと言う。
ならば、今、ユウさまと私の行為は
女神の支配から外れた行為なのかもしれない。

女神から与えられた使命により
多くの者に愛されるユウさま。

そのユウさまを、私は使命とは
全く関係ない、女神が介入していない状態で
私は抱いているのだ。

おそらく、今までユウさまを抱いた誰ひとり、
女神の使命以外で、ユウさまと肌を重ねた者は
いないだろう。

私が唯一の例外だ。

そう思うと、喜びが心の奥から沸き起こる。

私は猛った欲棒をユウさまの秘所に
押し当てると、一気に上から
ユウさまの体を貫いた。

ユウさまから声が漏れたが、
もう配慮はできそうにない。

私は必死で、ずんずん、と上から
体重を掛けてユウさまの身体を貫く。

もっと、もっと深く入りたい。
ユウさまの体内を味わいたい。

私はその一心だった。

ずっと我慢していたせいか、
何度か上からユウさまを貫くと、
私は一気にユウさまの体内に
精液を吐き出した。

だが、すぐには抜かなかった。

できるだけ長くユウさまの体内に居座り、
多くの精液をユウさまの体内に
注ぎたかったからだ。

ユウさまの両足を下ろし、
可愛らしい身体を仰向けにしても
私はユウさまの中から
欲棒を出さなかった。

じっとしていると、ユウさまの体内が
何度も収縮して、私の欲棒を
再び刺激しはじめる。

このまま、もう一度ユウさまの中を
欲棒で堪能できそうだ。

今度はゆっくり味わいたい。

そうだ、と私は繋がったまま、
ユウさまの腰を掴み、
私の上に座らせた。

ユウさまは咄嗟に私にしがみつく。

私はベットの上に座り、
ユウさまは私の膝に向かい合わせて
座るような態勢になった。

「マイク、まだ……入ってる」

戸惑うユウさまも、可愛らしい。

「はい。まだまだユウさまを
堪能したいですから」

朝まで愛する許可は頂いている。

「ユウさま。
今度はユウさまが動いていただけますか?」

私はユウさまを膝に乗せたまま
仰向けにベットに寝転がった。

下から見上げたユウさまは
肌を真っ赤に染めて可愛らしいが、
美しいとも思う。

「う……ごく?」

「はい。私はユウさまのココを
愛して差し上げますので」

そう言ってユウさまの樹幹に触れると
キュッと欲棒が締め付けられる。

「さぁ、ユウさま」

軽く下から突き上げると、
ユウさまは、小さく喘ぐ。

「ユウさまがキモチイイ場所を
探してみてください。
先ほどと同じですよ」

そう促すと、ユウさまは素直に
体を揺さぶり、可愛らしい仕草で
私の欲望を締め付けてくる。

私の体で快感を探すユウさまは
想像以上に淫靡な姿だった。

だらしなく口を開け、
喘ぎながら、ユウさまは私の名を呼び
欲棒を締め付ける。

私も下からユウさまを突き上げながら
ユウさまの樹幹を扱いた。

ユウさまは何度も腰を上げて
私を刺激してきたが、
なかなかにじれったい。

私は自分から言い出したことだったが
結局はじれてしまい、
ユウさまの腰を掴むと、
何度も大きく突き上げてしまう。

ユウさまは声を挙げ、
まって、まって、と言ったが
待てるはずもない。

ユウさまは私の腹に手を付き、
ダメ!っと叫んだ。

途端、ぎゅーっと体内が私の
欲望を締め付ける。

私は二度目の精液を放った。
と、温かいものが、私の腹に零れ落ちる。

よく見ると、それはユウさまの
樹幹から放たれた液だった。

……それも、白い。

ユウさまは、惚けたような顔をして
私の腹に落ちた液に視線を向けた。





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