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第74話
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俺はすぐにステータスを開いた。
ハヤト 男
レベル:1
固有スキル きゅう:LV9
ジョブ:斥候
体力:1+100
魔力:1+250
敏捷:7+350
技量:1+100
魅力:0+100
名声:0+100
スキル・闇魔法:LV10・刀剣術:LV10・聖魔法:LV10・斥候術:LV10・超人体:LV10・ステップ:LV10・カウンター:LV10
武器 輪廻の刀:400 ・防具 漆黒の衣:150
斥候の紋章 ・耐性の紋章
きゅうのLVを上げたいが、朝までに上げるのは無理だろう。
今はもう夜遅い。
今ダンジョンに行ったら早朝に疲れは取れない。
少しだけ、体が熱い。
過労になりかけている。
アオイに言われて気づいたけど、俺の無数にカウンターとステップを繰り返す戦闘スタイルは精神をすり減らす気がする。
火力の弱さをカースウォーと連撃で埋めて来たけど、この方法はプレイヤースキルが上がりやすい。
その代わり無数の判断を繰り返す諸刃の剣なのかもしれない。
「俺も参加する」
「巻き込んで申し訳ありませんわ。ですが、ハヤト無しでは全滅ですわね」
「所で輪廻の衣を買いたいけど、お金が余っている人っていないよな?」
「私は無いわね」
「アオイが無いなら、無理か」
残るは、上級スキルだ。
使わず勝てるならいいが、切り札を持っておきたい。
「ファルナ、俺を騎士にしてくれ。出来れば上級騎士がいい」
「私も参加するわ。私も騎士にしなさい」
「ですが、それでは、エクスファックと闘う事が決まってしまいますわ。騎士の任命は私の騎士になることを意味しますわ」
「大丈夫だ」
「私は、ハヤトが死ねばただの異端者になるわ。それよりは、エクスファックを倒す方がまだ安全よ。変態に飼われるのも、死ぬのも嫌よ」
騎士には下級・中級・上級とあるが、上級騎士は名声100以上で、しかもファルナクエをこなせばなれる。
上級騎士になれば、闇魔導士の上級スキルを3つ取得できる。
だが、上級スキルには制約が多い。
制約は3つだ。
・スキル統合できない
・スキル取得のポイントが10倍
・そのジョブの状態でなければ使用できない
条件が厳しいのだ。
「分かりましたわ。すぐに騎士の受勲を行いますわね」
俺とアオイは騎士の受勲を受けた。
アオイは奴隷だが、騎士になれるようで心配は減った。
「所で、対エクスファック用の発情ポーションと各種ポーションは揃っているのか?」
「残念ですが、すべて買い占められましたわ」
やっぱりか。
ゲームと同じだ。
「ヒメ、エリス、出来るだけ良い装備とポーションを揃えてくれ。明日の試練は出ないで、今日は出来るだけポーションと紋章を作って欲しい」
「私はスキルリセットをしたいわ」
「私がするのです!」
「ヒメ・エリス・シスターちゃんは休みか」
「私に出来る事はありませんか!?」
「トレイン娘は、ゆっくり休んで欲しい。俺達は明日に備える」
トレイン娘は、少し悲しそうな顔をした。
何かしたいんだろう。
トレイン娘は聖魔導士になりたいと言っていた。
俺は早く強くなろうと思った。
早く強くなってトレイン娘のレベルリセットに付き合おう。
「エリス、すまないが、お面を作って欲しい」
「どんなお面がいいんだい?」
俺はヒメに抱かれたきゅうを見る。
「きつねのお面にして欲しい」
「分かったよ」
「何に使いますの?」
「俺人見知りだから、お面を被って出たいんだ」
「逆に目立ちますわよ」
「いいんだ。顔さえ見られなければいい」
「……分かりましたわ」
「今日は早めに寝る」
俺は一人儀式の間で眠った。
【王国歴999年冬の月84日】
俺達は試練の為闘技場に向かう。
闘技場には結界を張る為神殿騎士団が揃っている。
アオイの顔が一瞬だけ引きつった。
俺が死んだら、アオイは火あぶりか変態のおもちゃになる。
闘技場にはファルナの姉妹が勢ぞろいしていた。
王決の4候補で、全員長い金髪の髪と、緑がかったブルーの瞳をしているが、ファルナより目つきが悪く見える。
4人の名前も似ている。
長女:アルナ
次女:イルナ
三女:エルナ
四女:ファルナ
となる。
三女エルナがファルナの近くに来る。
「ええ?ファルナの騎士団は50人くらいしかいないじゃない。騎士団100人分も揃えられなかったのかしら?」
そう言って三女のエルナは笑う。
こいつ噛ませ犬キャラなんだよな。
ストーリー通りだとエルナは死ぬ。
だが俺は、こいつを助けない。
エクスファックの動きを見たい。
俺は……死にたくない。
「最初は私が試練に挑むわ。試練が終わった、ゆっくり見物してあげるわね」
そう言ってエルナはエクスファックに殺されるストーリーだったはず。
エルナは闘技場の中心に向かう。
100の騎士団がエルナの前に立つ。
「準備は出来ましたわよ!」
教会騎士団は闘技場に結界を張った。
俺達は結界の外からエクスファックとエルナの騎士団の戦いを見物できるのだ。
エクスファックは教会騎士団が封印し、管理している。
エクスファックの封印維持には維持費用が掛かるが、なぜ強い教会騎士団がエクスファックを倒さないかゲームをしていて疑問だった。
だがこいつらの顔を見て分かった。
こいつらは官僚のような顔をしている。
現状維持と、決められたことを繰り返す事を好み、万が一の責任を負いたくないのだ。
だが、試練の決まり事としてエクスファックの封印を解くなら話は別だ。
責任は王家が負い、王家の騎士団を疲弊させながらエクスファックを倒してくれる。
王女が全員死んだとしても、その後に疲弊したエクスファックを教会騎士団が倒すだけだ。
教会騎士団にとって、王家がいなくなればこの国の覇権は教会の物になる。
この試練は教会騎士団にとって都合がいいのだ。
だから教会騎士団は協力的なのか。
直径3メートルほどある球体が光を失ってその中からエクスファックが現れる。
「我の封印を解いたか、後悔するがいい」
エルナが叫ぶ。
「騎士団!攻撃開始!」
騎士団の団員が発情ポーションを投げ込む。
「あなたの弱点は分かっていますわ!!発情して死になさい!」
「くくく!はははははは!この闘技場で我はその方法で倒された!我らエクスファックの精神は繋がっている!我は進化する!発情耐性を得た我を舐めるな!」
俺は驚愕する。
ゲームではこういう展開は無かった!
エルナの兵がやられていく。
エクスファックは戦えば戦うほど強くなっていくのか!
レベルではなく、スキルが強化される可能性がある!
ゲームと同じでエクスファックの能力値を見ることが出来ない。
詳細が分からない。
ゲームでそういう事を言っていた気はするが、こんなにすぐに進化するのか!
エルナの兵がやられていく。
エルナもエクスファックの鞭に追い詰められる。
「ひ、ひいいいいいい!こ、来ないでええええ!」
「たぎる!異次元で我に犯され続けろ!」
倒された女性の兵士が魔法陣から作られた異次元に吸い込まれていく。
「ははははははは!満足した!死ぬまで可愛がってやった!ありがたく思え!」
魔法陣から死んでガイコツになったと思われる女兵士がまとめて空中から出てくる。
そして、エルナの王冠をつけたガイコツが一番上に落ちる。
あの異次元は時間の流れが明らかにおかしい。
あの空間の時間の流れは早いのか!
確かエルナは発情ポーション切れで倒されるはずだった。
ガイコツを見たファルナ兵の顔が恐怖に歪む。
ファルナの騎士団の士気は落ちている。
まずいまずいまずい!
ハヤト 男
レベル:1
固有スキル きゅう:LV9
ジョブ:斥候
体力:1+100
魔力:1+250
敏捷:7+350
技量:1+100
魅力:0+100
名声:0+100
スキル・闇魔法:LV10・刀剣術:LV10・聖魔法:LV10・斥候術:LV10・超人体:LV10・ステップ:LV10・カウンター:LV10
武器 輪廻の刀:400 ・防具 漆黒の衣:150
斥候の紋章 ・耐性の紋章
きゅうのLVを上げたいが、朝までに上げるのは無理だろう。
今はもう夜遅い。
今ダンジョンに行ったら早朝に疲れは取れない。
少しだけ、体が熱い。
過労になりかけている。
アオイに言われて気づいたけど、俺の無数にカウンターとステップを繰り返す戦闘スタイルは精神をすり減らす気がする。
火力の弱さをカースウォーと連撃で埋めて来たけど、この方法はプレイヤースキルが上がりやすい。
その代わり無数の判断を繰り返す諸刃の剣なのかもしれない。
「俺も参加する」
「巻き込んで申し訳ありませんわ。ですが、ハヤト無しでは全滅ですわね」
「所で輪廻の衣を買いたいけど、お金が余っている人っていないよな?」
「私は無いわね」
「アオイが無いなら、無理か」
残るは、上級スキルだ。
使わず勝てるならいいが、切り札を持っておきたい。
「ファルナ、俺を騎士にしてくれ。出来れば上級騎士がいい」
「私も参加するわ。私も騎士にしなさい」
「ですが、それでは、エクスファックと闘う事が決まってしまいますわ。騎士の任命は私の騎士になることを意味しますわ」
「大丈夫だ」
「私は、ハヤトが死ねばただの異端者になるわ。それよりは、エクスファックを倒す方がまだ安全よ。変態に飼われるのも、死ぬのも嫌よ」
騎士には下級・中級・上級とあるが、上級騎士は名声100以上で、しかもファルナクエをこなせばなれる。
上級騎士になれば、闇魔導士の上級スキルを3つ取得できる。
だが、上級スキルには制約が多い。
制約は3つだ。
・スキル統合できない
・スキル取得のポイントが10倍
・そのジョブの状態でなければ使用できない
条件が厳しいのだ。
「分かりましたわ。すぐに騎士の受勲を行いますわね」
俺とアオイは騎士の受勲を受けた。
アオイは奴隷だが、騎士になれるようで心配は減った。
「所で、対エクスファック用の発情ポーションと各種ポーションは揃っているのか?」
「残念ですが、すべて買い占められましたわ」
やっぱりか。
ゲームと同じだ。
「ヒメ、エリス、出来るだけ良い装備とポーションを揃えてくれ。明日の試練は出ないで、今日は出来るだけポーションと紋章を作って欲しい」
「私はスキルリセットをしたいわ」
「私がするのです!」
「ヒメ・エリス・シスターちゃんは休みか」
「私に出来る事はありませんか!?」
「トレイン娘は、ゆっくり休んで欲しい。俺達は明日に備える」
トレイン娘は、少し悲しそうな顔をした。
何かしたいんだろう。
トレイン娘は聖魔導士になりたいと言っていた。
俺は早く強くなろうと思った。
早く強くなってトレイン娘のレベルリセットに付き合おう。
「エリス、すまないが、お面を作って欲しい」
「どんなお面がいいんだい?」
俺はヒメに抱かれたきゅうを見る。
「きつねのお面にして欲しい」
「分かったよ」
「何に使いますの?」
「俺人見知りだから、お面を被って出たいんだ」
「逆に目立ちますわよ」
「いいんだ。顔さえ見られなければいい」
「……分かりましたわ」
「今日は早めに寝る」
俺は一人儀式の間で眠った。
【王国歴999年冬の月84日】
俺達は試練の為闘技場に向かう。
闘技場には結界を張る為神殿騎士団が揃っている。
アオイの顔が一瞬だけ引きつった。
俺が死んだら、アオイは火あぶりか変態のおもちゃになる。
闘技場にはファルナの姉妹が勢ぞろいしていた。
王決の4候補で、全員長い金髪の髪と、緑がかったブルーの瞳をしているが、ファルナより目つきが悪く見える。
4人の名前も似ている。
長女:アルナ
次女:イルナ
三女:エルナ
四女:ファルナ
となる。
三女エルナがファルナの近くに来る。
「ええ?ファルナの騎士団は50人くらいしかいないじゃない。騎士団100人分も揃えられなかったのかしら?」
そう言って三女のエルナは笑う。
こいつ噛ませ犬キャラなんだよな。
ストーリー通りだとエルナは死ぬ。
だが俺は、こいつを助けない。
エクスファックの動きを見たい。
俺は……死にたくない。
「最初は私が試練に挑むわ。試練が終わった、ゆっくり見物してあげるわね」
そう言ってエルナはエクスファックに殺されるストーリーだったはず。
エルナは闘技場の中心に向かう。
100の騎士団がエルナの前に立つ。
「準備は出来ましたわよ!」
教会騎士団は闘技場に結界を張った。
俺達は結界の外からエクスファックとエルナの騎士団の戦いを見物できるのだ。
エクスファックは教会騎士団が封印し、管理している。
エクスファックの封印維持には維持費用が掛かるが、なぜ強い教会騎士団がエクスファックを倒さないかゲームをしていて疑問だった。
だがこいつらの顔を見て分かった。
こいつらは官僚のような顔をしている。
現状維持と、決められたことを繰り返す事を好み、万が一の責任を負いたくないのだ。
だが、試練の決まり事としてエクスファックの封印を解くなら話は別だ。
責任は王家が負い、王家の騎士団を疲弊させながらエクスファックを倒してくれる。
王女が全員死んだとしても、その後に疲弊したエクスファックを教会騎士団が倒すだけだ。
教会騎士団にとって、王家がいなくなればこの国の覇権は教会の物になる。
この試練は教会騎士団にとって都合がいいのだ。
だから教会騎士団は協力的なのか。
直径3メートルほどある球体が光を失ってその中からエクスファックが現れる。
「我の封印を解いたか、後悔するがいい」
エルナが叫ぶ。
「騎士団!攻撃開始!」
騎士団の団員が発情ポーションを投げ込む。
「あなたの弱点は分かっていますわ!!発情して死になさい!」
「くくく!はははははは!この闘技場で我はその方法で倒された!我らエクスファックの精神は繋がっている!我は進化する!発情耐性を得た我を舐めるな!」
俺は驚愕する。
ゲームではこういう展開は無かった!
エルナの兵がやられていく。
エクスファックは戦えば戦うほど強くなっていくのか!
レベルではなく、スキルが強化される可能性がある!
ゲームと同じでエクスファックの能力値を見ることが出来ない。
詳細が分からない。
ゲームでそういう事を言っていた気はするが、こんなにすぐに進化するのか!
エルナの兵がやられていく。
エルナもエクスファックの鞭に追い詰められる。
「ひ、ひいいいいいい!こ、来ないでええええ!」
「たぎる!異次元で我に犯され続けろ!」
倒された女性の兵士が魔法陣から作られた異次元に吸い込まれていく。
「ははははははは!満足した!死ぬまで可愛がってやった!ありがたく思え!」
魔法陣から死んでガイコツになったと思われる女兵士がまとめて空中から出てくる。
そして、エルナの王冠をつけたガイコツが一番上に落ちる。
あの異次元は時間の流れが明らかにおかしい。
あの空間の時間の流れは早いのか!
確かエルナは発情ポーション切れで倒されるはずだった。
ガイコツを見たファルナ兵の顔が恐怖に歪む。
ファルナの騎士団の士気は落ちている。
まずいまずいまずい!
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