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第117話
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俺は、ファルナに俺の意思を伝えると、邪魔をしないように帰った。
俺は次からソロでダンジョンに潜る。
エースのシルビアやエリスの負担にはならない。
次の日は寝て過ごした。
MPが回復すればカートリッジの紋章を使い、武具を回復させる。
それもあってか疲れが取れにくい。
シルビアとレベル上げをした時にもっと魅力に振った方が良かったか?
俺はステータスを開いた。
ハヤト 男
レベル:6
ステータスポイント:0
スキルポイント:0
ジョブ:ハイブリッド
体力:10
魔力:12
敏捷:16
技量:10
魅力:12
スキル・攻の紋章LV3・防の紋章LV3・銃の紋章LV3・収納の紋章LV3・カートリッジの紋章LV3・リジェネLV0・経験値取得増加LV0・強化の紋章LV0・きゅう???
武器 刀:90 ハンドガン:30(最大10発) 防具 ミリタリージャケット:60
能力値はすべて10以上に上げて安定性を手に入れた。
スキルはすべてLV3に振った。
リジェネのスキル解放には取得可能なハイブリッドLVをすべて3にする必要があったのだ。
期待していた銃の紋章は攻撃力だけが上昇し、弾数は10のままだった。
それ以前に銃弾と武具耐久力は、自然回復量も少なく、カートリッジの紋章の効果も低い。
攻の紋章LVを上げないと俺の攻撃力が上がらず、カートリッジの紋章を上げないと武具の耐久力や銃弾の回復力が落ちるか、バランスを取る必要があるか。
それに、次レベルを上げればリジェネを取得できる。
リジェネの性能次第でスキル方針もかわる、か。
【王国歴1000年春の月16日】
寝落ちしていたか。
一人で寝たからか、たっぷり眠って頭も体もすっきりしている。
今日からはソロでダンジョンに行く。
ファルナと話をしてそう決めたのだ。
そして魔力ポーションをすべて寄付し、ポーションを5本残して寄付した。
迷ったが新兵の教育でポーションや魔力ポーションはよく使うのだ。
これからは魔物狩りをして稼いだ魔石でポーションを揃えていこう。
金を稼いでもポーション位にしか使わない。
何とかなるだろう。
エリスやシルビアは新兵育成で忙しくなるだろう。
レベルが上がりにくくなってきたが、それでも午後はダンジョン1階でレベル上げだ。
ファルナから『ダンジョンの2階に行くのは駄目ですわよ』と言われている。
俺は暦を見た。
16日 学園
17日 学園
18日 学園
19日 休日
20日 休日
16~18日の午後はダンジョンでレベル上げをして、休日はひたすらカートリッジの紋章を使って武具を回復させ、カートリッジの弾丸をストレージにストックする。
3日間午前は学園、午後はダンジョンに行き、2日は休むサイクルを繰り返す事になる。
「おっし!やるか!」
学園を終えて午後になるとダンジョンに向かった。
皆忙しそうだったので学園では誰とも話をしなかった。
今の俺は弱すぎて手伝いも出来ない。
話が出来ないなら、レベルを上げる。
ガルルルルルル!
アタックボアを斬り倒す。
もう、ダンジョン1階で苦戦する事は無い。
2体の魔物に囲まれても3体の魔物に囲まれてもダメージを受けることは無くなった。
俺はマイペースに魔物を狩る日々が続いた。
【王国歴1000年春の月17日】
スピードラビットを刀で倒す。
敏捷を上げた今こいつが一番戦いやすい。
スピードラビットと言っても俺より遅い。
長所を生かせない魔物は弱い。
『レベルが6から7に上昇しました』
まずはスキルポイントを消費してリジェネを習得する。
もちろん振れるだけLVを上げる。
『リジェネLV2を取得しました』
俺はすぐにリジェネの説明を見る。
1秒間にMPを1消費し、HPを徐々に回復させる。
「……ポーションみたいだな。しかも1秒でMPを1消費か」
使いにくい。
まずMPが低いだけでなく、現状MPはカートリッジの紋章で魔力弾丸を作る事に全部使っている。
それにダメージを受ける機会が無い。
リジェネの検証は後だな。
それに魔力を上げると、その分他の能力値を上げられなくなる。
能力値は魅力に全振りする。
魅力を上げることで武具の耐久力や銃弾数の自然回復量が増えるか確認したい。
多分増えると思うけど、ちゃんと検証をしていないのだ。
昨日もその前の日も値をメモしてあるので違いを見れば回復量が変わったかハッキリ分かる。
俺は魔物を狩って学園に戻った。
【王国歴1000年春の月18日】
気持ちのいい朝だ。
武具の耐久力とハンドガンの弾数!
俺はステータスを開いて確認する。
「武具の回復量が上がっている、それに、体の疲れも前より取れている」
方針が決まった。
リジェネの検証は後にして早く『経験値取得増加』を覚える。
正直このスキルが1番気になっていた。
最近レベルアップのスピードが落ちている。
このスキルに期待したい。
今取得可能なハイブリッドスキルをLV3にすれば『経験値取得増加』を解放できる。
上げたくないリジェネのLVを上げることになるけど仕方がない。
俺は方針をこまめに変更して魔物を狩る。
【王国歴1000年春の月23日】
おお、マジックブル4体か。
俺は刀を一瞬で消してハンドガンを出現させた。
ハンドガンと刀を同時に持つことが出来ないのだ。
パン!パン!パン!パン!パン!パン!
1体2発ずつ撃ちこみ3体を倒す。
残り1体がファイアを放ってくるが、余裕で避け、刀を突き刺し倒した。
グオオオオオオオオ!
「マジックブルの、中ボスか」
俺は集中してマジックブルに切り込む。
もうハンドガンは使えない。
弾丸が切れたのだ。
風の刃をかいくぐり、マジックブルを攻撃する。
ザン!ザン!ザン!ザン!
中ボスが倒れ、そして。
『レベルが7から8に上がりました』
俺はすぐにリジェネのLVを3に上げて、経験値取得増加のスキルを取得した。
『リジェネのLVを2から3に上がりました』
『経験値取得増加LV1を取得しました』
経験値取得増加の説明をすぐに読む。
……ん?変化が無い?
おかしい、経験値取得増加なのに何も増えないのか?
いや、待て待て!
もう1LV上げてみよう。
『経験値取得増加をLV1から2に上げました』
「……取得経験値が2倍に上昇!!2倍だと!」
LV1が1倍で変化なし、LV2は2倍、この調子で3倍、4倍と増えていくなら!
このスキルは強力だ!
俺はその日からすべてのスキルポイントを経験値取得増加につぎ込んだ。
【王国歴1000年春の月23日】
俺は学園がある日の午後は必ずダンジョンに向かう。
武具の耐久力が減り、ハンドガンを中々使えなくなったがそれでもすべてを経験値取得増加につぎ込んだ。
『レベルが9から10に上がりました』
俺はステータス開く。
ハヤト 男
レベル:10
ステータスポイント:0
スキルポイント:4
ジョブ:ハイブリッド
体力:10
魔力:12
敏捷:16
技量:10
魅力:52
スキル・攻の紋章LV3・防の紋章LV3・銃の紋章LV3・収納の紋章LV3・カートリッジの紋章LV3・リジェネLV3・経験値取得増加LV4・強化の紋章LV0・きゅう???
武器 刀:90 ハンドガン:30(最大10発) 防具 ミリタリージャケット:60
ダンジョン1階でダメージを食らう事が無くなった俺はすべての能力値を魅力につぎ込み、スキルは経験値取得増加のLVだけを上げた。
今武具の耐久力はぎりぎりで、魅力を上げることで武具の自然修復力を高めようとしたが。結局スタミナも回復してくるので動いて魔物を狩る数も増え、耐久力は常に不足していた。
今経験値取得増加の効果で魔物を倒した時の経験値が4倍になっている。
今レベルが上がった事でさらに効率が良くなるだろう。
「耐久力が無くなるギリギリまで魔物狩りだ!」
俺はその日魔物を狩り、学園に帰った。
「もう、武具の耐久力が無くなるか」
だが、この調子で行けば俺は早いペースでレベル上げが出来る!
『今日の18時から、アサヒとバトルモードを行ってください』
なん、だと!今女神の啓示か!
このタイミングで!
武具の耐久力が無い!
俺は次からソロでダンジョンに潜る。
エースのシルビアやエリスの負担にはならない。
次の日は寝て過ごした。
MPが回復すればカートリッジの紋章を使い、武具を回復させる。
それもあってか疲れが取れにくい。
シルビアとレベル上げをした時にもっと魅力に振った方が良かったか?
俺はステータスを開いた。
ハヤト 男
レベル:6
ステータスポイント:0
スキルポイント:0
ジョブ:ハイブリッド
体力:10
魔力:12
敏捷:16
技量:10
魅力:12
スキル・攻の紋章LV3・防の紋章LV3・銃の紋章LV3・収納の紋章LV3・カートリッジの紋章LV3・リジェネLV0・経験値取得増加LV0・強化の紋章LV0・きゅう???
武器 刀:90 ハンドガン:30(最大10発) 防具 ミリタリージャケット:60
能力値はすべて10以上に上げて安定性を手に入れた。
スキルはすべてLV3に振った。
リジェネのスキル解放には取得可能なハイブリッドLVをすべて3にする必要があったのだ。
期待していた銃の紋章は攻撃力だけが上昇し、弾数は10のままだった。
それ以前に銃弾と武具耐久力は、自然回復量も少なく、カートリッジの紋章の効果も低い。
攻の紋章LVを上げないと俺の攻撃力が上がらず、カートリッジの紋章を上げないと武具の耐久力や銃弾の回復力が落ちるか、バランスを取る必要があるか。
それに、次レベルを上げればリジェネを取得できる。
リジェネの性能次第でスキル方針もかわる、か。
【王国歴1000年春の月16日】
寝落ちしていたか。
一人で寝たからか、たっぷり眠って頭も体もすっきりしている。
今日からはソロでダンジョンに行く。
ファルナと話をしてそう決めたのだ。
そして魔力ポーションをすべて寄付し、ポーションを5本残して寄付した。
迷ったが新兵の教育でポーションや魔力ポーションはよく使うのだ。
これからは魔物狩りをして稼いだ魔石でポーションを揃えていこう。
金を稼いでもポーション位にしか使わない。
何とかなるだろう。
エリスやシルビアは新兵育成で忙しくなるだろう。
レベルが上がりにくくなってきたが、それでも午後はダンジョン1階でレベル上げだ。
ファルナから『ダンジョンの2階に行くのは駄目ですわよ』と言われている。
俺は暦を見た。
16日 学園
17日 学園
18日 学園
19日 休日
20日 休日
16~18日の午後はダンジョンでレベル上げをして、休日はひたすらカートリッジの紋章を使って武具を回復させ、カートリッジの弾丸をストレージにストックする。
3日間午前は学園、午後はダンジョンに行き、2日は休むサイクルを繰り返す事になる。
「おっし!やるか!」
学園を終えて午後になるとダンジョンに向かった。
皆忙しそうだったので学園では誰とも話をしなかった。
今の俺は弱すぎて手伝いも出来ない。
話が出来ないなら、レベルを上げる。
ガルルルルルル!
アタックボアを斬り倒す。
もう、ダンジョン1階で苦戦する事は無い。
2体の魔物に囲まれても3体の魔物に囲まれてもダメージを受けることは無くなった。
俺はマイペースに魔物を狩る日々が続いた。
【王国歴1000年春の月17日】
スピードラビットを刀で倒す。
敏捷を上げた今こいつが一番戦いやすい。
スピードラビットと言っても俺より遅い。
長所を生かせない魔物は弱い。
『レベルが6から7に上昇しました』
まずはスキルポイントを消費してリジェネを習得する。
もちろん振れるだけLVを上げる。
『リジェネLV2を取得しました』
俺はすぐにリジェネの説明を見る。
1秒間にMPを1消費し、HPを徐々に回復させる。
「……ポーションみたいだな。しかも1秒でMPを1消費か」
使いにくい。
まずMPが低いだけでなく、現状MPはカートリッジの紋章で魔力弾丸を作る事に全部使っている。
それにダメージを受ける機会が無い。
リジェネの検証は後だな。
それに魔力を上げると、その分他の能力値を上げられなくなる。
能力値は魅力に全振りする。
魅力を上げることで武具の耐久力や銃弾数の自然回復量が増えるか確認したい。
多分増えると思うけど、ちゃんと検証をしていないのだ。
昨日もその前の日も値をメモしてあるので違いを見れば回復量が変わったかハッキリ分かる。
俺は魔物を狩って学園に戻った。
【王国歴1000年春の月18日】
気持ちのいい朝だ。
武具の耐久力とハンドガンの弾数!
俺はステータスを開いて確認する。
「武具の回復量が上がっている、それに、体の疲れも前より取れている」
方針が決まった。
リジェネの検証は後にして早く『経験値取得増加』を覚える。
正直このスキルが1番気になっていた。
最近レベルアップのスピードが落ちている。
このスキルに期待したい。
今取得可能なハイブリッドスキルをLV3にすれば『経験値取得増加』を解放できる。
上げたくないリジェネのLVを上げることになるけど仕方がない。
俺は方針をこまめに変更して魔物を狩る。
【王国歴1000年春の月23日】
おお、マジックブル4体か。
俺は刀を一瞬で消してハンドガンを出現させた。
ハンドガンと刀を同時に持つことが出来ないのだ。
パン!パン!パン!パン!パン!パン!
1体2発ずつ撃ちこみ3体を倒す。
残り1体がファイアを放ってくるが、余裕で避け、刀を突き刺し倒した。
グオオオオオオオオ!
「マジックブルの、中ボスか」
俺は集中してマジックブルに切り込む。
もうハンドガンは使えない。
弾丸が切れたのだ。
風の刃をかいくぐり、マジックブルを攻撃する。
ザン!ザン!ザン!ザン!
中ボスが倒れ、そして。
『レベルが7から8に上がりました』
俺はすぐにリジェネのLVを3に上げて、経験値取得増加のスキルを取得した。
『リジェネのLVを2から3に上がりました』
『経験値取得増加LV1を取得しました』
経験値取得増加の説明をすぐに読む。
……ん?変化が無い?
おかしい、経験値取得増加なのに何も増えないのか?
いや、待て待て!
もう1LV上げてみよう。
『経験値取得増加をLV1から2に上げました』
「……取得経験値が2倍に上昇!!2倍だと!」
LV1が1倍で変化なし、LV2は2倍、この調子で3倍、4倍と増えていくなら!
このスキルは強力だ!
俺はその日からすべてのスキルポイントを経験値取得増加につぎ込んだ。
【王国歴1000年春の月23日】
俺は学園がある日の午後は必ずダンジョンに向かう。
武具の耐久力が減り、ハンドガンを中々使えなくなったがそれでもすべてを経験値取得増加につぎ込んだ。
『レベルが9から10に上がりました』
俺はステータス開く。
ハヤト 男
レベル:10
ステータスポイント:0
スキルポイント:4
ジョブ:ハイブリッド
体力:10
魔力:12
敏捷:16
技量:10
魅力:52
スキル・攻の紋章LV3・防の紋章LV3・銃の紋章LV3・収納の紋章LV3・カートリッジの紋章LV3・リジェネLV3・経験値取得増加LV4・強化の紋章LV0・きゅう???
武器 刀:90 ハンドガン:30(最大10発) 防具 ミリタリージャケット:60
ダンジョン1階でダメージを食らう事が無くなった俺はすべての能力値を魅力につぎ込み、スキルは経験値取得増加のLVだけを上げた。
今武具の耐久力はぎりぎりで、魅力を上げることで武具の自然修復力を高めようとしたが。結局スタミナも回復してくるので動いて魔物を狩る数も増え、耐久力は常に不足していた。
今経験値取得増加の効果で魔物を倒した時の経験値が4倍になっている。
今レベルが上がった事でさらに効率が良くなるだろう。
「耐久力が無くなるギリギリまで魔物狩りだ!」
俺はその日魔物を狩り、学園に帰った。
「もう、武具の耐久力が無くなるか」
だが、この調子で行けば俺は早いペースでレベル上げが出来る!
『今日の18時から、アサヒとバトルモードを行ってください』
なん、だと!今女神の啓示か!
このタイミングで!
武具の耐久力が無い!
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