NTRエロゲの世界に転移した俺、ヒロインの好感度は限界突破。レベルアップ出来ない俺はスキルを取得して無双する。~お前らNTRを狙いすぎだろ~

ぐうのすけ

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第156話

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【ファング視点】

 俺は新しく教会ギルド長になったデーブの所に向かった。
 立派な教会の地下室には、教会に似つかわしくない裏の姿があった。

 デーブが『選別』を行っていた。

「お前は我の陣営につかず、セイコウコウケンの陣営に属していたな?」

 両手足を拘束された男がダラダラと汗を流す!
 デーブは焼いた鉄の棒を男に押し当てた。

「う、うあああああああああああああああああああああああああああ!!」

 周りには教会騎士団の者が集まり、その光景を見学する。
 デーブは苦しみ、叫ぶ男を教会騎士団に見せつけるように苦しめていく。

 指から少しずつ壊していき、最後は首を刎ねた。
 そしてその生首を掴んで教会騎士団の前に差し出す。

「お前は誰の部下だ?」
「デーブ様の部下です!」

 次の女性の元に移動する。

「お前は教会騎士を辞めようとしたようだな?やめる前に我の洗礼を受け、同じようになりたいか?それとも教会騎士団を続けるか?今選べ!!」
「辞めません」
「声が小さい!」

「辞めません!」
「デーブ様、続けさせてくださいと言え!」
「デーブ様!続けさせてください!」
「うむ、夜の相手もさせてやろう。デーブ様、私を抱いてくださいと言え!」
「え?あ、ええ?」
「どうした?死にたくなったか?」
「っひい!抱いてください」

「声が小さい!」
「抱いてください!」
「デーブ様、私を抱いてくださいと言え!」
「デーブ様、私を抱いてください!」

 女は泣きながら答えた。

「デーブ様、私を奴隷にしてくださいと言え!」
「デーブ様、私を奴隷にしてください!」

「紋章装備を解除しろ!」

 女が紋章装備を解除した。
 そしてデーブが女の体を触る。

「デーブ様、早く私を奴隷にして抱いてくださいと言え!」
「デーブ様、早く私を奴隷にして抱いてください!」

「声が小さい!」
「デーブ様、早く私を奴隷にして抱いてください!!」

「もっとだ!」
「デーブ様、早く私を奴隷にして抱いてください!!」
「もっと言え!」

「デーブ様、早く私を奴隷にして抱いてください!!」
「後10回大きな声で言え!」

 女は10回同じことを言わされていた。
 俺に気づいていつまでやってやがる?

 まるで猿のように女を囲い込もうとしてやがる。
 時間の無駄だぜ。
 俺は出て行こうとした。

「どこに行く!待っていろ!」
「立て込んでるかと思ってよお」
「終わるまで待て!」

 ち、時間の無駄だぜ。
 ヒメを早く手に入れてああしてやりたいってのによお!

 その後デーブは女だけを残して全員を裸にして、全身を舐め回すように見た後数十人を残した。
 そして5人に媚薬を飲ませて、気絶するまでベッドで犯すと、また他の女5人に媚薬を飲ませ、更に気絶するまで犯した。
 また5人に媚薬を飲ませて3人を犯した所でようやく終わりかと思えば、今度は全員に奴隷の紋章を張り付けていく。



 こいつ、何時間待たせるんだ?
 ち、時間の無駄だ。
 俺は待たされるのが嫌いなんだよ。

 てめーは待たせられるのが嫌いだが、俺はいつまでも待たせる、こいつが教会ギルド長になって組織を自分の物にしたら教会はどんどん悪くなって弱くなる。

 今俺達は国に目を付けられちゃいるが、盗賊ギルドや闇ギルドを潰された奴らは俺の組織が吸収している。
 俺の組織だけは強くなっているんだ。
 それだけじゃねえ。
 教会は魔導士至上主義だ。
 だが俺達はスピードの速い戦士が多い。
 分かりやすく言えば斥候型だな。

 教会騎士団がまとまって隊列を組んで魔法攻撃を使うのは厄介だが、魔導士は奇襲や素早い動きに弱い。
 正々堂々とぶつかる必要はねーんだ。
 連携が緩んだ隙を狙って奇襲をしかけりゃ簡単に狩れる相手だぜ。
 しかも奴らはセイコウコウボウを簡単に手放し、セイコウコウケンを殺した。
 もう、抜きんでたエースはいねえ。

 教会は数を減らし、腐っていく。
 だが逆に俺達は王の奇襲を受けて生き延びた手練れが揃い、更に力をつけている。
 あと少しでデーブを潰せるぜ。


「ふー!で?何の話だ?」

 やっと終わったか。
 まるで女を犯すオークのようだったぜ。

「そろそろ、俺のギルドがファルナに目を付けられ始めた。奇襲を受けるのも時間の問題だろう」
「で?」
「何とか守ってほしいぜ」

「アサシンギルドのトップが我にお願いをしに来たと、そういう事か?」
「ち、そうだよ」
「ふむふむ、まあ、やってやってもいい。そこまでアサシンギルドのトップがじかに頭を下げてきたのだ。受けてやろうではないか」

 いちいち言い方がむかつく野郎だ。
 
「おい!お前、空いた騎士団の寮をこいつらに使わせろ!」
「はい、デーブ様のお心のままに」

 顔立ちの整った女が表情の無いまま、俺を案内する。
 まるで亡霊のようだぜ。
 ブタに犯され続けたらこうなるのも無理はねえか。

 しかし、教会騎士団の寮に空きが出るほど人が減ったか。
 思ったより人が減ってやがるぜ。
 俺達が逆転するのも時間の問題だと思っていたが、案外早いのかもな。



【3日後、旧旧教会騎士団第5寮】

 ファルナ達が俺を襲撃するために集まってきやがった。
 俺は前に出て笑う。

「あなたは暗殺ギルドを束ねるファングですわね?」
「へへへ?何のことだ?おいおい、ここは教会騎士団の縄張りだぜ?こんな強引な事をしたら、デーブと揉めちまうぜえ。ははははははははははは」

「く、ですがあなたは犯罪者ですわ!攻撃用意!」

「我の庭で何をしている!勝手な真似は許さん!」

 デーブが現れて大声で叫んだ。
 後ろには杖を構えた魔導士が陣を組んでファルナの軍と対峙する。

「この者たちは犯罪者ですわ!」
「罪を与えるかどうかは我が決める!ここは我に任せてもらおう!」

 俺は思わず爆笑していた。

「はははははははは!その顔!ファルナ!おい!今まで上から見下ろしてきたが、そうはいかねえんだよおおおおおお!ははははははははは!」

 ファルナはデーブに抗議するが、デーブが潰していった。
 ファルナは無能のハイブリッドやカムイの野郎に止められて、撤退していった。

「ははははははははは!あいつらの悔しそうな顔!ざまあみろボケがああああ!」
「ファングよ。我のおかげだと言う事を忘れるな。我の為に尽くすのだ」

「ああ、分かってるぜ」

 分かっている。
 この世界で生きるストレスから解放してやるよ。
 デーブ、ありがたく思えよ。

 もう少しだ。
 もう少ししたら始末してやる。

 ファルナの襲撃によって犯罪者全体の数は減った。
 だが、ファルナの襲撃を生き延びた精鋭が俺の部下になっていく。
 もう少しでデーブを殺せる。

 もう少しでヒメを貰える。
 ヒメはまだ処女だ。
 極上の女を味わうまでもう少しだ。

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