俺は死ぬ前に愛する男のケツを揉んでから死にたい(改訂版)

あらすじ
流歌(るか)は音大でクラシックの勉強をしているが、夢は映画音楽を作曲すること。彼は学費稼ぎのため、売り専という危険なバイトをしている。ある日売り専から派遣され、航青(こうせい)という若者とパーティーに同行することになる。ふたりは瞬時に恋に落ち情交を結ぶ。航青は弱冠23才にして金儲けのためなら手段を選ばない、冷酷な天才実業家として知られている。だが流歌にとって彼は幼い時事故で家族を失った孤独で純粋な青年であった。
航青は偶然にも流歌の通う音大を倒産させ高層マンションを建設する計画をしていた。反対派が彼等がラブホテルに入って行く写真を週刊誌に載せてしまう。航青はマンションの中に大学を建設することを約束する。
売り専と客という関係をこれ以上続けられない、と流歌は航青と別れる決心をする。絶望した流歌は売り専の社長の愛人となりウツで病院通いをする。
流歌は男同士の愛を歌って、男性に人気の17才のラップシンガー、麗士(れいし)と一緒に曲を創り始める。
「天使を200匹撃ち殺したけどアレって燃えるゴミ?それとも燃えないゴミ?」
「鳥類は羽は手だという、でも天使は羽は背中から生えてるってケンカしてる。」
「いつもチカンにあう。なんなの俺って、愛人体質?」
「白鳥は最期に、愛する男のケツを揉んでから死にたい、って歌ってる」
ふたりの曲はヒットチャートを賑わす。
航青を愛しているのにヤクザの社長の愛人もやめられない。流歌は自殺未遂をする。友達のヤクザ、海渡(かいと)は実は社長のボスの息子で、社長を首にし航青に流歌を身請けさせると約束する。
流歌は突発的に強い自殺願望に襲われ夜の街をさまよう。ホテルの地下でピアノを見付け最期に航青のためにベートーベンを弾く。そこへ本物の航青が現れる。以前航青にもらったケータイで居場所が分かったのだ。流歌は最期に彼を抱き、ケツを揉んで、もう思い残すことはないと感じる。
流歌は映画観ほうだいの映画館の清掃の仕事を始める。休み時間に映画を観ていると隣の席に航青が座って来る。ショックを受ける流歌。海渡と航青の交渉がやっと成立し、航青は巨額な金を払って流歌を身請けしたのだ。航青は、「どんなにお金があっても、君がいないんじゃ楽しくない。」と流歌に告げ、遂にふたりは結ばれる。
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