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待ちに待ったこの瞬間……ッ!
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ざる豆腐の水切りをしている間に、朝食の準備と並行しておからを炊いたり、おからハンバーグの種を作ったりしているうちに他の皆が食堂へやってきた。
「ああっ! クリステア様⁉︎ すみません、朝食の支度を手伝えなくて……!」
マリエルちゃんが完成した朝食を真白たちに運ばせているのを見つけてあわあわと駆け寄った。
「ああ、いいのよ。今朝はアレの試作のために早起きしたから時間があったの」
「えっ、もうアレができたのですか⁉︎」
私の言葉にマリエルちゃんがパァッと笑顔を見せた。
「まだ試作の段階ですけどね。皆で試食しましょう」
マリエルちゃんたちに配膳をお願いし、水切りが終わった例のものを取り出した。
「……うん、良さそうね。今朝のところは試食だから少しずつだけれど……」
おたまで掬い上げたそれを小鉢に盛り付けて食堂へ向かう。
「ああ……ッ! クリステア様、ついにいただけますのね!」
感極まった様子の朱雀様に大盛りにした小鉢を、そして手伝ってくれた黒銀と真白にも少し多めに持った小鉢を渡す。
他の皆には私と同量に盛った小鉢を置いていく。
「昨日手に入れたにがりで作ったざる豆腐です。まずはそのまま、あとは好みで岩塩や醤油、薬味などをかけてお召し上がりください」
「おっ! 豆腐じゃーん! よく作れたなぁ」
白虎様も朱雀様同様召し上がったことがあるようで、豆腐の入った小鉢をひょいと取り上げ、ふんふんと匂いを嗅いだ。
ざる豆腐は大豆の本来の強い香りが残っているからかな?
私も真似して箸ですくった豆腐を口元まで寄せて匂いを嗅いだ。
うん、大豆のいい香りがする!
人によっては青臭く感じるかもしれないけれど、豆腐好きな私としては味も期待できそうな香りがぷんぷんするわぁ。
では、いざ実食!
まずは何もかけず、そのままいただく。
「ふわぁ……」
ふるふるとした柔らかな食感の後に、大豆の香りが鼻から抜けていく。
これっ! これだよこれ!
ずっと食べたかったお豆腐様だよぉ!
豆乳の寒天寄せとか、色々豆腐もどきは作ってみたけど、なんか違うなって思ってたんだよね。
はあぁ……これで、作れるものがまた増える!
まずは、木綿豆腐でしょ、それに絹ごし豆腐。
厚揚げ豆腐に油揚げも!
油揚げができたらきつねうどんやお稲荷さんもできちゃう!
ああ、夢が広がるぅ!
「ああ……っ」
……ん?
「はぁん、たまりませんわぁ。このふるふるとした食感……神殿で捧げられた供物を下げ渡された時のものと同じ味がしますわぁ……」
朱雀様、久々のエロ食レポキター!
プルプルと震える身体を抑えるためか、ぎゅっと両手で身体を抱くようにしているせいで、谷間がすごいことに!
朝から見ていい光景じゃないんですが?
セイが目のやり場に困って明後日の方向を見てるんですが?
マリエルちゃんだって……ん?
「……あ、ありがたやぁ……」
「……マ、マリエルさん? なんで涙を浮かべて朱雀様を拝んでるの?」
「え? なんでって……神々しいと拝みたくなりません? さながら美の化身じゃないですか? 美しいものは崇めないと!」
「ええ? 神々しい……かなぁ?」
まあ、神獣様なんで朱雀様が美しくて神々しいってのはわかるけど、今の朱雀様は神秘的な中にエロスを感じるというか……私の感覚がおかしいの?
「まりえる、へんなのー」
「まあ、この娘の審美眼はややずれておるだろうから放っておけ」
おっと、真白と黒銀から辛口コメントが。
やっぱり、マリエルちゃんってちょっとずれてるよねぇ?
---------------------------
今回短めでもうしわけございません!
いつもコメントやエール・いいねをポチッとありがとうございます( ´ ▽ ` )
執筆の励みになっております~!
「ああっ! クリステア様⁉︎ すみません、朝食の支度を手伝えなくて……!」
マリエルちゃんが完成した朝食を真白たちに運ばせているのを見つけてあわあわと駆け寄った。
「ああ、いいのよ。今朝はアレの試作のために早起きしたから時間があったの」
「えっ、もうアレができたのですか⁉︎」
私の言葉にマリエルちゃんがパァッと笑顔を見せた。
「まだ試作の段階ですけどね。皆で試食しましょう」
マリエルちゃんたちに配膳をお願いし、水切りが終わった例のものを取り出した。
「……うん、良さそうね。今朝のところは試食だから少しずつだけれど……」
おたまで掬い上げたそれを小鉢に盛り付けて食堂へ向かう。
「ああ……ッ! クリステア様、ついにいただけますのね!」
感極まった様子の朱雀様に大盛りにした小鉢を、そして手伝ってくれた黒銀と真白にも少し多めに持った小鉢を渡す。
他の皆には私と同量に盛った小鉢を置いていく。
「昨日手に入れたにがりで作ったざる豆腐です。まずはそのまま、あとは好みで岩塩や醤油、薬味などをかけてお召し上がりください」
「おっ! 豆腐じゃーん! よく作れたなぁ」
白虎様も朱雀様同様召し上がったことがあるようで、豆腐の入った小鉢をひょいと取り上げ、ふんふんと匂いを嗅いだ。
ざる豆腐は大豆の本来の強い香りが残っているからかな?
私も真似して箸ですくった豆腐を口元まで寄せて匂いを嗅いだ。
うん、大豆のいい香りがする!
人によっては青臭く感じるかもしれないけれど、豆腐好きな私としては味も期待できそうな香りがぷんぷんするわぁ。
では、いざ実食!
まずは何もかけず、そのままいただく。
「ふわぁ……」
ふるふるとした柔らかな食感の後に、大豆の香りが鼻から抜けていく。
これっ! これだよこれ!
ずっと食べたかったお豆腐様だよぉ!
豆乳の寒天寄せとか、色々豆腐もどきは作ってみたけど、なんか違うなって思ってたんだよね。
はあぁ……これで、作れるものがまた増える!
まずは、木綿豆腐でしょ、それに絹ごし豆腐。
厚揚げ豆腐に油揚げも!
油揚げができたらきつねうどんやお稲荷さんもできちゃう!
ああ、夢が広がるぅ!
「ああ……っ」
……ん?
「はぁん、たまりませんわぁ。このふるふるとした食感……神殿で捧げられた供物を下げ渡された時のものと同じ味がしますわぁ……」
朱雀様、久々のエロ食レポキター!
プルプルと震える身体を抑えるためか、ぎゅっと両手で身体を抱くようにしているせいで、谷間がすごいことに!
朝から見ていい光景じゃないんですが?
セイが目のやり場に困って明後日の方向を見てるんですが?
マリエルちゃんだって……ん?
「……あ、ありがたやぁ……」
「……マ、マリエルさん? なんで涙を浮かべて朱雀様を拝んでるの?」
「え? なんでって……神々しいと拝みたくなりません? さながら美の化身じゃないですか? 美しいものは崇めないと!」
「ええ? 神々しい……かなぁ?」
まあ、神獣様なんで朱雀様が美しくて神々しいってのはわかるけど、今の朱雀様は神秘的な中にエロスを感じるというか……私の感覚がおかしいの?
「まりえる、へんなのー」
「まあ、この娘の審美眼はややずれておるだろうから放っておけ」
おっと、真白と黒銀から辛口コメントが。
やっぱり、マリエルちゃんってちょっとずれてるよねぇ?
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