私と彼と。

「あなたには、きっと、分かりませんよ……?」
そういって、顔を背けた私。
「……そっか」
私の言葉に、傷ついたような表情の彼。
「だからもう、近づかないでください」
私は笑顔で言い放つ。
「……ごめんね」
足音が遠ざかる。
どうして。



どうしてこんなこといわなければならないの?


誰もいなくなった部屋の中、泣きながら自分に問いかけた。
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