【R18】BL短編集

煮卵

文字の大きさ
10 / 39
淫獄桃太郎(体格差、鬼、異種族性奴隷、調教)

折檻

しおりを挟む
「…はんっ……あっ…やぁん…」 
尻を叩く乾いた音と甘い嬌声が部屋を満たす。 
上半身は抱き合ったまま、鬼の手のひらが右の双丘を強く叩く 
白い蓋丘の右側には痛々しい手の跡が残り赤く腫れ上がっている。もう片側はセイファムの手がいやらしく揉みしだいていた 
「あんっ…ぁっ…もう…片側…もっ…」 
鬼の男は叩くだけでキスも愛撫も拒んだ。それなのに桃太郎のものは腹につきそうなぐらい起立していた 
「叩くだけでいけそうだな」 
手の跡がついた右の尻たぶを指を食らいつかせるように激しく揉み、左手でさらに強く左の尻を叩く。 
「あぁんっ…はぁっ…あんっ」 
パンパンと尻を叩く音と共に嬌声が高く大きくなっていく。 
尻たぶが赤く腫れ上がったところで解放し、そっとベッドに四つん這いにさせる。猿彦の隠れているクローゼットのほど近くにセイファムが手を伸ばした。 
一瞬心臓が止まりそうになったが向こうは気づかないようだ。ふのりをとったようだった。口に含みふやかし、手に塗りつけると、最奥に塗りつけていった1本、2本と指を増やすたびに、甘い嬌声が再び部屋を支配した 
ベッドの下からはりがたを取り出す 
「これを使ったのか」 
子供の腕ほどの太さの巨大な梁型だった。 
桃太郎が恥ずかしそうにうなづく。梁型をいたずらに後ろの窄まりに押し当てるとズブズブと飲み込んでいく。 
「最初は指一本でもあんなに痛がったと言うのに、すっかり淫らな肉穴になったな」 
「こんな体にした…責任を取って」 
「何をして欲しい?」 
「熱さも太さも足りない…貴方ので…犯して欲しい…」 
桃太郎の口に何かセイファムが放り込んだ。
すっかり慣れた様子で大きなものを口いっぱいに大好物を頬張るように美味しそうに舐める。 放り込んだのはふのりのようでドロリとした液が桃太郎の口を汚していた。
黒く子供の腕ほどもあるそれは周りに浮き出た血管とふのりの滑りで淫わいに見える。
「臍も、最初はくすぐったがったが、今は舌を差し入れると後ろより感じるんじゃないか?」 
「そんなこと…な…あっ」 
六つに割れた腹筋の真ん中の割れ目をそっとたどり臍に潜り込ませる。穴を広げるように弄られ、切ない吐息を立てて桃太郎は身を捩った。もう片手が乳首のピアスをくすぐるようにいじる。 
「乳首をいじられることも最初は拒んだのに、ピアスを舌で転がすと一番いい声をあげるようになった」 
「だって…千切れそうで…少し痛くて…気持ちい…んっ」 
脇の下から顔をくぐらせて、セイファムの舌がピアスを乳首ごと飴玉のように舐めねぶる。もう片方も親指で転がすと色づいた南天の実の様な赤い色にぷっくりと充血する 
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

鎖に繋がれた騎士は、敵国で皇帝の愛に囚われる

結衣可
BL
戦場で捕らえられた若き騎士エリアスは、牢に繋がれながらも誇りを折らず、帝国の皇帝オルフェンの瞳を惹きつける。 冷酷と畏怖で人を遠ざけてきた皇帝は、彼を望み、夜ごと逢瀬を重ねていく。 憎しみと抗いのはずが、いつしか芽生える心の揺らぎ。 誇り高き騎士が囚われたのは、冷徹な皇帝の愛。 鎖に繋がれた誇りと、独占欲に満ちた溺愛の行方は――。

服従薬で捜査員は従順な玩具となる

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

後輩が二人がかりで、俺をどんどん責めてくるー快楽地獄だー

天知 カナイ
BL
イケメン後輩二人があやしく先輩に迫って、おいしくいただいちゃう話です。

無慈悲な機械は逃げる穴を執拗に追いかける

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

捜査員達は木馬の上で過敏な反応を見せる

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

仕方なく配信してただけなのに恋人にお仕置される話

カイン
BL
ドSなお仕置をされる配信者のお話

R指定

ヤミイ
BL
ハードです。

処理中です...