32 / 39
ヒーロー陥落(乳首責め、メスイキ)
鋏
しおりを挟む
下着代わりの布切れが無残に引き裂かれる音が響き渡った。寺島の股間がついに露わになってしまう。
「おぉ……これはなんとも……」
科学者は食い入るように一点を見つめ感嘆の溜息を漏らした。
「立派なモノを持っているじゃないか。流石はヒーロー殿といったところか」
揶揄するように言いながら指先で優しく撫で上げる。根元から竿全体をゆっくりとなぞられると寺島は羞恥に顔を歪めた。
「こんなところで恥ずかしがることはない。素晴らしい雄の象徴じゃないか」
まるで賞賛するかのような口ぶりだが実際は辱めの一環に過ぎない。無防備な急所を他人の手によって弄ばれる恐怖と屈辱に身震いするしかないのだ。
「ふふ……可愛い反応だな」
科学者は愉快そうに微笑みながら人差し指と親指を使って輪を作り亀頭を摘まみ上げた。敏感な粘膜に触れた刺激により一気に血液が集まり始めるのが見て取れる。
「ん……んっ……」
「どんどん硬くなっていくな。感じているのか?」
言葉での辱めにも耐えようと必死に歯を食い縛っている姿がいじらしい。しかしそれがかえって被虐的な雰囲気を醸し出してしまうのだから始末に負えない。
男はニヤリと笑うと再び股間への攻撃を再開する。
今度は掌全体を使い袋ごと優しく揉み込んでみる。弾力のある肉塊が指の間からはみ出し卑猥な形状を浮かび上がらせる。
「ほらどうだ?気持ち良いだろう?」
耳元で囁きかける言葉は甘く官能的だった。しかし寺島は決して屈しようとしない。どんなに辱められても心だけは絶対に折れないという強い意志を秘めていた。
「ふふふ、強情を張っていてもこちらに聞けば素直に答えてくれる」
敏感な場所への直接的な刺激に全身震え上がってしまう。
「ああ!!!!」
無言でそこばかり執拗に愛撫してくる。
「~ッ!!!!」
叫べば叫ぶほど相手喜ばせてしまう結果になりつつあった。それでも今はこれしか術がないくらい追い詰められている現状なのだ・・・
「…このままだとすぐイってしまって面白くない」
言われて嫌々見せつけられたモノは完全勃起状態まで到達していた
「今日はゆっくり楽しみましょう?」
意味深な言葉を吐いた男は引き出しから細長い革紐を取り出した。そしてそれを寺島の勃起した性器へ巻き付けていく。
「おい!やめろ!痛い!」
きつく締め付けられて血流が滞る感覚。痛みと同時に変な熱さが込み上げてきた。動けないまま無理やり固定されるもどかしさに苛立ちが募る。
「これでいくら射精しても終わりはない」
つまり精液が出ないまま何度も快楽だけ与え続けられる状態ということだ。寺島は恐怖すら覚えた。
「くそ……正気じゃない……」
悪態をつくものの実際には期待している自分もいることに気付かないフリをしている寺島であった。
しかし真の責め苦はここからだった。
「おぉ……これはなんとも……」
科学者は食い入るように一点を見つめ感嘆の溜息を漏らした。
「立派なモノを持っているじゃないか。流石はヒーロー殿といったところか」
揶揄するように言いながら指先で優しく撫で上げる。根元から竿全体をゆっくりとなぞられると寺島は羞恥に顔を歪めた。
「こんなところで恥ずかしがることはない。素晴らしい雄の象徴じゃないか」
まるで賞賛するかのような口ぶりだが実際は辱めの一環に過ぎない。無防備な急所を他人の手によって弄ばれる恐怖と屈辱に身震いするしかないのだ。
「ふふ……可愛い反応だな」
科学者は愉快そうに微笑みながら人差し指と親指を使って輪を作り亀頭を摘まみ上げた。敏感な粘膜に触れた刺激により一気に血液が集まり始めるのが見て取れる。
「ん……んっ……」
「どんどん硬くなっていくな。感じているのか?」
言葉での辱めにも耐えようと必死に歯を食い縛っている姿がいじらしい。しかしそれがかえって被虐的な雰囲気を醸し出してしまうのだから始末に負えない。
男はニヤリと笑うと再び股間への攻撃を再開する。
今度は掌全体を使い袋ごと優しく揉み込んでみる。弾力のある肉塊が指の間からはみ出し卑猥な形状を浮かび上がらせる。
「ほらどうだ?気持ち良いだろう?」
耳元で囁きかける言葉は甘く官能的だった。しかし寺島は決して屈しようとしない。どんなに辱められても心だけは絶対に折れないという強い意志を秘めていた。
「ふふふ、強情を張っていてもこちらに聞けば素直に答えてくれる」
敏感な場所への直接的な刺激に全身震え上がってしまう。
「ああ!!!!」
無言でそこばかり執拗に愛撫してくる。
「~ッ!!!!」
叫べば叫ぶほど相手喜ばせてしまう結果になりつつあった。それでも今はこれしか術がないくらい追い詰められている現状なのだ・・・
「…このままだとすぐイってしまって面白くない」
言われて嫌々見せつけられたモノは完全勃起状態まで到達していた
「今日はゆっくり楽しみましょう?」
意味深な言葉を吐いた男は引き出しから細長い革紐を取り出した。そしてそれを寺島の勃起した性器へ巻き付けていく。
「おい!やめろ!痛い!」
きつく締め付けられて血流が滞る感覚。痛みと同時に変な熱さが込み上げてきた。動けないまま無理やり固定されるもどかしさに苛立ちが募る。
「これでいくら射精しても終わりはない」
つまり精液が出ないまま何度も快楽だけ与え続けられる状態ということだ。寺島は恐怖すら覚えた。
「くそ……正気じゃない……」
悪態をつくものの実際には期待している自分もいることに気付かないフリをしている寺島であった。
しかし真の責め苦はここからだった。
36
あなたにおすすめの小説
鎖に繋がれた騎士は、敵国で皇帝の愛に囚われる
結衣可
BL
戦場で捕らえられた若き騎士エリアスは、牢に繋がれながらも誇りを折らず、帝国の皇帝オルフェンの瞳を惹きつける。
冷酷と畏怖で人を遠ざけてきた皇帝は、彼を望み、夜ごと逢瀬を重ねていく。
憎しみと抗いのはずが、いつしか芽生える心の揺らぎ。
誇り高き騎士が囚われたのは、冷徹な皇帝の愛。
鎖に繋がれた誇りと、独占欲に満ちた溺愛の行方は――。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる