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気づかなかった気持ち-3
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戦闘狂じゃないジルってだれ?え?ジルから戦闘狂いとったら何が残るっけ?
エリザの言っている人物は一体誰の事なんだ!
「え、お姉ちゃん誰と勘違いしてるの?」
私が聞きたいのだが。
「ジルじゃないの?」
「ええ?ジル?なんでぇ?」
「ジルじゃないなら誰なの?誰の事言ってるの?それ、誰の子なの?!」
「……ダニエル。あれ?言ってない?」
ダニエル?ダニエル?!あのダニエルさん?
「ジルにダガーナイフで攻められて顔面蒼白してたダニエルさん?」
「そうだけど、言い方悪くない?あれ誰でもビビるし、むしろああいうこと平然とするジルが狂ってるんだよ?」
待って、待って待って、待ってよ!エリザの好きな相手はジルではなかったのか?いつからジルへの気持ちをダニエルさんにシフトしていたんだ!全然気づいていない私、なに?!
「ジルには速攻振られてるもん~、うんっとぉ、二回目のデートくらいで?」
「そのあとだって何回もデートしてたじゃない!」
「だってジルかっこいいし!一緒に歩いてるときの優越感半端ないんだよ?振られる時に条件出したの。誘ったらご飯に付き合ってって、そうしたらすっぱり諦めるからって」
なんだそれは。
「ジルとデートしてたらダニエル余計焦っちゃって。それから猛アタックされてね」
エリザが思い出すようにダニエルさんとの経緯を話始めるがあまりすんなり耳には入ってこない。まだ困惑、事態がうまく飲み込めずにいる。
「角兎のことでジルに対してすごい敵意はあったみたいなんだけど、狩りの時のジル見て感動したらしいよ?憧れちゃってね、こっそりついて回って技術を盗むって頑張ってるの、可愛いでしょ!健気で!あ、これジルには内緒だからね!」
(それ……絶対ジル気づいてる……)
「一生懸命になれたのもジルのおかげって。仕事にやる気と生きがいを見つけられたからって言う顔見てたらなんだかいいなぁってなったの。好きだなって、そんな人の傍で応援して暮らしてきたいなって」
「そう、そうだったの……本当にジルが好きだったんじゃないんだ」
「ジルは好きだよ?でもジルは私を好きじゃない。私はさ、やっぱり愛される派なんだ~。それにジルはぁ、もっと心配しちゃう子がいるっぽいけどな~」
エリザの含むような言い方に体が固まった。
「心配ばっかりするお姉ちゃんが、もっと心配みたいだけどぉ?」
「……」
「何があったのかしらないけど、仲直りしてね?仕事に支障が出ちゃうよ?それはいろいろ困るよねぇ?ギルド受付嬢としても」
「……」
「お帰りは、お姉ちゃんが言ってあげてよね?」
エリザにそんな風に言われて私の心はざわついていた。ちゃんとお帰りを、言えるだろうか。
投げつけてしまった言葉が最後になってしまったらどうしよう。そんな不安がとめどなく押し寄せていた。
エリザの言っている人物は一体誰の事なんだ!
「え、お姉ちゃん誰と勘違いしてるの?」
私が聞きたいのだが。
「ジルじゃないの?」
「ええ?ジル?なんでぇ?」
「ジルじゃないなら誰なの?誰の事言ってるの?それ、誰の子なの?!」
「……ダニエル。あれ?言ってない?」
ダニエル?ダニエル?!あのダニエルさん?
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「そうだけど、言い方悪くない?あれ誰でもビビるし、むしろああいうこと平然とするジルが狂ってるんだよ?」
待って、待って待って、待ってよ!エリザの好きな相手はジルではなかったのか?いつからジルへの気持ちをダニエルさんにシフトしていたんだ!全然気づいていない私、なに?!
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なんだそれは。
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エリザが思い出すようにダニエルさんとの経緯を話始めるがあまりすんなり耳には入ってこない。まだ困惑、事態がうまく飲み込めずにいる。
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(それ……絶対ジル気づいてる……)
「一生懸命になれたのもジルのおかげって。仕事にやる気と生きがいを見つけられたからって言う顔見てたらなんだかいいなぁってなったの。好きだなって、そんな人の傍で応援して暮らしてきたいなって」
「そう、そうだったの……本当にジルが好きだったんじゃないんだ」
「ジルは好きだよ?でもジルは私を好きじゃない。私はさ、やっぱり愛される派なんだ~。それにジルはぁ、もっと心配しちゃう子がいるっぽいけどな~」
エリザの含むような言い方に体が固まった。
「心配ばっかりするお姉ちゃんが、もっと心配みたいだけどぉ?」
「……」
「何があったのかしらないけど、仲直りしてね?仕事に支障が出ちゃうよ?それはいろいろ困るよねぇ?ギルド受付嬢としても」
「……」
「お帰りは、お姉ちゃんが言ってあげてよね?」
エリザにそんな風に言われて私の心はざわついていた。ちゃんとお帰りを、言えるだろうか。
投げつけてしまった言葉が最後になってしまったらどうしよう。そんな不安がとめどなく押し寄せていた。
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