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第二章 異世界を生き抜くアウトプット
22 新しい仲間
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もももももっひーの良いところとは…
「温泉だー!!!」
長老に付いていった先にあったものは、森の中にある岩場だった…また岩!?もももももっひーってやっぱり岩大好きなんだ!
と思ったんだけど…近づいていくうちに、だんだん暖かくなっていき、
地球にいた時に嗅いだことのある独特な臭いもしてきた、近くの岩場から湧水みたいに温かい水が流れているのが見えてきた時には、良いところの正体はほぼわかった。
「すごいー!!温泉~!!」
『カッカッカッ!温泉?ここはワシらもももももっひーの秘密の場所じゃ、この温かい水に入って体を暖めると、不思議と疲れもとれ良く眠れるのじゃ』
温泉の、効能・効果って感じかな~
『お主は昨日洞窟で水に入ったじゃろ…ワシを助けてくれた後、お主の体はだいぶ冷えておった、あまり風にあたらぬよう草で覆ったが、冷えておった事には変わらん、早く入って暖まるとよい。』
あの草…長老がやったのか、さすがお世話名人な、もももももっひー。
「ありがと~長老ー!!」
嬉しすぎて、急いで温泉まで走り、飛び込む勢いで入った!
ジーン……と体が暖まるのがわかる。
久しぶりの、温かいお風呂に体だけでなく心まで癒される
「う~…幸せだー!!」
温泉…すごいよ、気持ち良すぎる。このまま寝てしまいたい。温泉にうっとりしていると近くでバチャバチャ音がしてきた。
『もんもん~』
マリンが泳いでいる。スイスイ~。
長老が腹を見せながら、浮いている。プカプカ
マリンが泳いで起こした波に長老は流されていく…漂う赤フンドシ…入浴着衣なんだ長老は…
プッ
「あははは。」
『どちたの~?』
急に笑いだした私にマリンは不思議に思ったのか聞いてくる。
昨日死ぬかと思ったのに、今日はもももももっひー達とのんびり温泉に入ってるなんて変なの
張りつめていた気持ちが、温かい湯でほぐれていく…
「なんでもないよ、あったかくて気持ちいいね!」
『もんもん~、アイリもきっと気に入るって思ったの』
「うん、すごい気に入った!!連れてきてくれてありがとう!………ん?マリン体が半分ピンクに戻ってるよ!?」
温泉に入った事で毛が濡れてしまっているが先ほどまで土色だったのが、濡れた部分からピンク色に戻っている。
『あったかい水に触ったから戻ったの』
「あったかい水に触ると戻るの?」
『うん。あったかい水に触ると気持ち良くなって擬態が解けちゃうの』
「冷たい水は?水でも解けちゃうの?」
『冷たい水は、ビックリするけど解けないの』
う~ん…たぶんだけでお風呂入ってリラックスして解除されちゃうのかな?お風呂パワーは動物にもよく効くってことね。
───────
温泉でさっぱりし、その後無事に収納リュックも返してもらってテントに帰ってきたところで…
まずは新しい仲間を紹介しないといけないよね!!
「ナビ助~仲間が増えましたー!!」
『えー…また、急に呼び出してなんなのさ』
『ナビすけ~??』
急に叫んだ私を見て、すま~ほの画面を不思議そうにマリンがのぞきこんでいる。
『もももももっひー!?絶滅したって言われてた種族だよ、絶滅してなかったの!?』
ナビ助がビックリしている。普段常識ない扱いをされてるから、ナビ助にも知らない事があるってのはちょっと嬉しい。
大きな声を出されたマリンもビックリして、私の背中に隠れた。
「ふふふ、ビックリしたでしょ~この島で生き残ってて、これから仲間を増やしていくんだよ!ちなみに絶滅の危機は私が救ったんだから!」
『へー、すごいじゃん。』
「もっと褒めてくれていいよ~!!うふふ~」
背中からマリンがそっと出てきて、すま~ほをじっと見ている。なんだかすごく警戒している感じがする。
『・・・・・』
「マリン?怖くないよ~、大丈夫だからね」
『まぁいいや、それで?キミは仲間を増やしてどうしたワケ。』
え??
「いや、べつに?それだけ」
『は!?それだけ?それだけでボクの事呼び出したの!?暇じゃないって言ってるよね!いい加減学習してよね!』
バチッ!と音がして、画面がブラックアウトした。
「なにそれ~、そんなに怒らなくてもいいじゃん!!感じわる~い」
(ナビすけ。アタチ達とは違う固くて冷たい生き物…?変な生き物…?)
ナビ助に、ガチャ切りされて怒っていた私はマリンがいまだに警戒を解いていない事に気づいておらず…素早く動いたマリンに反応できなかった!
(気づいていても、マリンの早さには勝てないけど…)
───────
(変な生き物、良くない!ポイする!)
「マリンー!!まちなさ~い、すま~ほ返してー!!」
すま~ほを持って、走り去っていくマリンを必死に追いかける…
砂浜での追いかけっこはマリンに軍配が上がったが、途中すっ転んだ私を心配したマリンが助けに戻ってくれた事で話し合いをすることができ
なんとか、ナビ助が危なくないとわかってもらい、無事すま~ほを回収することができた…
「はぁ、ひどい目にあった…まさかマリンが暴走するなんて…」
『ぼうそう?マリンなんにもちてないよ、変な生き物、危ないからポイちようとちただけ』
「だから、すま~ほは機械で、ナビ助は中に住んでる人だから危なくないの!大丈夫!!もー」
『変なアイリ。その中には住めないの。でもアイリが言うなら、危なくないからポイするのはやめる』
実は、まだちょっと納得していないような気がするけど…とりあえず捨てないでいてくれるみたいだから良しとしよう。
「さてマリン、これから島から脱出して外の大陸にいく予定なんだけど本当に着いてくるの?それこそ変な生き物とかもたくさんいて危ないんだよ。いいの?」
これは、自分にも言い聞かせている。外の世界にはなにがあるかわからない…このまま島にはいられないけど外には不安しかない。
『いく!マリンがアイリをお世話する!アイリは仲間!』
「仲間か、ありがとマリン…」
マリンの言葉にほっこりしていると、遠くから赤い塊がやってくるのが見えた。
「あれは…」
『また、変なのきた』
『ペッペヨ・ペッペヨ』
と掛け声で合わせてやって来たのは赤い妖精、えっさほいさだった。
なにか、カゴを二人組で担いでいるようだ。
「ジジ、どうしたの?」
少し前に土地を貸し出した、えっさほいさは個という概念がないらしく、皆えっさほいさで名前とかないらしく…「えっさほいさ!」と呼び掛けると全員振り返ってしまうため、代表者を決めてもらい何かある場合などは代表者に伝える事とした。
全員に伝えても良かったのだけど、話すたびに全員作業を止めて集合してきてしまうので効率的に名前があった方がいいよね。となったのだが…
今度は名前があることで、特別になったような気持ちになったようで…最近他のえっさほいさ達から、期待を込めた視線のようなものを感じるようになった…
名前つけてほしいのキラキラ~、な瞳にちょっと負けそう…
そんなわけで代表者となった、えっさほいさにジジと名付けて何かあるとやってきたり、話す際には彼?にお願いしている。
『ペヨ!ペッ』
片手を上げて挨拶してくれる。
カゴから、なんと野菜を取り出してきた!
「え、早!?野菜できるの早くない??」
『ペッペヨ~』
頭を掻いている…どうやら照れているようだ。そんな、えっさほいさの匂いをマリンは嗅いでいる。
(葉っぱの匂いがする、悪いやつじゃなさそう…)
『アタチ、マリンよろちく』
『ペヨ~』
良かった…ナビ助と違って、この組み合わせは仲良くできそう!
仲良く話して?いるのを見て安心した。
「えーと…えっさほいさは、できた野菜をおすそ分けに来てくれた感じかな?」
『ペッ!』
大きくうなずいてくれている。
「ありがとう!美味しそうだね!」
『ペッペヨ~』
いい機会だから、私が島から出る事を考えているって話しておこう。
「えっさほいさ、あのね…もうしばらくしたら私、島を出ていく予定なの…戻ってくるかはわからなくて…でも、今のまま畑は使っていて大丈夫だから安心して!
でもって、今後もし私が何日も不在とかなら野菜は持って来なくてもいいからね。おすそ分けしないとダメだったら、前にも言ったようにテントの横の回収BOXに入れてくれたらいいからね」
『ぺ!ペヨ!?』
『ペヨペヨ』
前髪とヒゲで表情はほとんど見えないが、驚いているようだ…
そこからしばらく2人は話し合って、最終的にはオッケー。と大きくうなずいてくれた。
理解が早いっていうか、野菜が作れたらなんでもいいのかも…
「ありがと、えっさほいさこれからもよろしくね」
『『ぺ!』』
<マリン>と<えっさほいさ>は仲良くなり、その後皆で一緒に砂浜でお城を作って遊んだりした。
って遊んでる場合じゃない!!
「イルオーレに、行くための準備をしなくちゃ!」
一一一一一一一
これにて第二章完結です。
ここまで、読んでいただいてありがとうございました。
「温泉だー!!!」
長老に付いていった先にあったものは、森の中にある岩場だった…また岩!?もももももっひーってやっぱり岩大好きなんだ!
と思ったんだけど…近づいていくうちに、だんだん暖かくなっていき、
地球にいた時に嗅いだことのある独特な臭いもしてきた、近くの岩場から湧水みたいに温かい水が流れているのが見えてきた時には、良いところの正体はほぼわかった。
「すごいー!!温泉~!!」
『カッカッカッ!温泉?ここはワシらもももももっひーの秘密の場所じゃ、この温かい水に入って体を暖めると、不思議と疲れもとれ良く眠れるのじゃ』
温泉の、効能・効果って感じかな~
『お主は昨日洞窟で水に入ったじゃろ…ワシを助けてくれた後、お主の体はだいぶ冷えておった、あまり風にあたらぬよう草で覆ったが、冷えておった事には変わらん、早く入って暖まるとよい。』
あの草…長老がやったのか、さすがお世話名人な、もももももっひー。
「ありがと~長老ー!!」
嬉しすぎて、急いで温泉まで走り、飛び込む勢いで入った!
ジーン……と体が暖まるのがわかる。
久しぶりの、温かいお風呂に体だけでなく心まで癒される
「う~…幸せだー!!」
温泉…すごいよ、気持ち良すぎる。このまま寝てしまいたい。温泉にうっとりしていると近くでバチャバチャ音がしてきた。
『もんもん~』
マリンが泳いでいる。スイスイ~。
長老が腹を見せながら、浮いている。プカプカ
マリンが泳いで起こした波に長老は流されていく…漂う赤フンドシ…入浴着衣なんだ長老は…
プッ
「あははは。」
『どちたの~?』
急に笑いだした私にマリンは不思議に思ったのか聞いてくる。
昨日死ぬかと思ったのに、今日はもももももっひー達とのんびり温泉に入ってるなんて変なの
張りつめていた気持ちが、温かい湯でほぐれていく…
「なんでもないよ、あったかくて気持ちいいね!」
『もんもん~、アイリもきっと気に入るって思ったの』
「うん、すごい気に入った!!連れてきてくれてありがとう!………ん?マリン体が半分ピンクに戻ってるよ!?」
温泉に入った事で毛が濡れてしまっているが先ほどまで土色だったのが、濡れた部分からピンク色に戻っている。
『あったかい水に触ったから戻ったの』
「あったかい水に触ると戻るの?」
『うん。あったかい水に触ると気持ち良くなって擬態が解けちゃうの』
「冷たい水は?水でも解けちゃうの?」
『冷たい水は、ビックリするけど解けないの』
う~ん…たぶんだけでお風呂入ってリラックスして解除されちゃうのかな?お風呂パワーは動物にもよく効くってことね。
───────
温泉でさっぱりし、その後無事に収納リュックも返してもらってテントに帰ってきたところで…
まずは新しい仲間を紹介しないといけないよね!!
「ナビ助~仲間が増えましたー!!」
『えー…また、急に呼び出してなんなのさ』
『ナビすけ~??』
急に叫んだ私を見て、すま~ほの画面を不思議そうにマリンがのぞきこんでいる。
『もももももっひー!?絶滅したって言われてた種族だよ、絶滅してなかったの!?』
ナビ助がビックリしている。普段常識ない扱いをされてるから、ナビ助にも知らない事があるってのはちょっと嬉しい。
大きな声を出されたマリンもビックリして、私の背中に隠れた。
「ふふふ、ビックリしたでしょ~この島で生き残ってて、これから仲間を増やしていくんだよ!ちなみに絶滅の危機は私が救ったんだから!」
『へー、すごいじゃん。』
「もっと褒めてくれていいよ~!!うふふ~」
背中からマリンがそっと出てきて、すま~ほをじっと見ている。なんだかすごく警戒している感じがする。
『・・・・・』
「マリン?怖くないよ~、大丈夫だからね」
『まぁいいや、それで?キミは仲間を増やしてどうしたワケ。』
え??
「いや、べつに?それだけ」
『は!?それだけ?それだけでボクの事呼び出したの!?暇じゃないって言ってるよね!いい加減学習してよね!』
バチッ!と音がして、画面がブラックアウトした。
「なにそれ~、そんなに怒らなくてもいいじゃん!!感じわる~い」
(ナビすけ。アタチ達とは違う固くて冷たい生き物…?変な生き物…?)
ナビ助に、ガチャ切りされて怒っていた私はマリンがいまだに警戒を解いていない事に気づいておらず…素早く動いたマリンに反応できなかった!
(気づいていても、マリンの早さには勝てないけど…)
───────
(変な生き物、良くない!ポイする!)
「マリンー!!まちなさ~い、すま~ほ返してー!!」
すま~ほを持って、走り去っていくマリンを必死に追いかける…
砂浜での追いかけっこはマリンに軍配が上がったが、途中すっ転んだ私を心配したマリンが助けに戻ってくれた事で話し合いをすることができ
なんとか、ナビ助が危なくないとわかってもらい、無事すま~ほを回収することができた…
「はぁ、ひどい目にあった…まさかマリンが暴走するなんて…」
『ぼうそう?マリンなんにもちてないよ、変な生き物、危ないからポイちようとちただけ』
「だから、すま~ほは機械で、ナビ助は中に住んでる人だから危なくないの!大丈夫!!もー」
『変なアイリ。その中には住めないの。でもアイリが言うなら、危なくないからポイするのはやめる』
実は、まだちょっと納得していないような気がするけど…とりあえず捨てないでいてくれるみたいだから良しとしよう。
「さてマリン、これから島から脱出して外の大陸にいく予定なんだけど本当に着いてくるの?それこそ変な生き物とかもたくさんいて危ないんだよ。いいの?」
これは、自分にも言い聞かせている。外の世界にはなにがあるかわからない…このまま島にはいられないけど外には不安しかない。
『いく!マリンがアイリをお世話する!アイリは仲間!』
「仲間か、ありがとマリン…」
マリンの言葉にほっこりしていると、遠くから赤い塊がやってくるのが見えた。
「あれは…」
『また、変なのきた』
『ペッペヨ・ペッペヨ』
と掛け声で合わせてやって来たのは赤い妖精、えっさほいさだった。
なにか、カゴを二人組で担いでいるようだ。
「ジジ、どうしたの?」
少し前に土地を貸し出した、えっさほいさは個という概念がないらしく、皆えっさほいさで名前とかないらしく…「えっさほいさ!」と呼び掛けると全員振り返ってしまうため、代表者を決めてもらい何かある場合などは代表者に伝える事とした。
全員に伝えても良かったのだけど、話すたびに全員作業を止めて集合してきてしまうので効率的に名前があった方がいいよね。となったのだが…
今度は名前があることで、特別になったような気持ちになったようで…最近他のえっさほいさ達から、期待を込めた視線のようなものを感じるようになった…
名前つけてほしいのキラキラ~、な瞳にちょっと負けそう…
そんなわけで代表者となった、えっさほいさにジジと名付けて何かあるとやってきたり、話す際には彼?にお願いしている。
『ペヨ!ペッ』
片手を上げて挨拶してくれる。
カゴから、なんと野菜を取り出してきた!
「え、早!?野菜できるの早くない??」
『ペッペヨ~』
頭を掻いている…どうやら照れているようだ。そんな、えっさほいさの匂いをマリンは嗅いでいる。
(葉っぱの匂いがする、悪いやつじゃなさそう…)
『アタチ、マリンよろちく』
『ペヨ~』
良かった…ナビ助と違って、この組み合わせは仲良くできそう!
仲良く話して?いるのを見て安心した。
「えーと…えっさほいさは、できた野菜をおすそ分けに来てくれた感じかな?」
『ペッ!』
大きくうなずいてくれている。
「ありがとう!美味しそうだね!」
『ペッペヨ~』
いい機会だから、私が島から出る事を考えているって話しておこう。
「えっさほいさ、あのね…もうしばらくしたら私、島を出ていく予定なの…戻ってくるかはわからなくて…でも、今のまま畑は使っていて大丈夫だから安心して!
でもって、今後もし私が何日も不在とかなら野菜は持って来なくてもいいからね。おすそ分けしないとダメだったら、前にも言ったようにテントの横の回収BOXに入れてくれたらいいからね」
『ぺ!ペヨ!?』
『ペヨペヨ』
前髪とヒゲで表情はほとんど見えないが、驚いているようだ…
そこからしばらく2人は話し合って、最終的にはオッケー。と大きくうなずいてくれた。
理解が早いっていうか、野菜が作れたらなんでもいいのかも…
「ありがと、えっさほいさこれからもよろしくね」
『『ぺ!』』
<マリン>と<えっさほいさ>は仲良くなり、その後皆で一緒に砂浜でお城を作って遊んだりした。
って遊んでる場合じゃない!!
「イルオーレに、行くための準備をしなくちゃ!」
一一一一一一一
これにて第二章完結です。
ここまで、読んでいただいてありがとうございました。
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