27 / 36
第三章 エスケープ・エスケープ
25 魅惑のビビー2
しおりを挟む
しばらく近くにいるビビーから、蜜を搾っているとマリンが戻ってきた。
『アイリ!つかまえた!』
声のする方に、目を向けるとマリンは両手でビビーを捕まえて首を握りしめトコトコと歩いてきた。捕まえられたビビーの顔は真っ青になっている…
「あー!絞まってる、絞まってる!ビビーの顔が青くなってるー!!」
捕まえてきてくれたビビーを素早くマリンから引き取りギュッ!っと搾ると、スッキリボディになったにもかかわらず、ビビーはマリンにブーブー威嚇音を出し、小さな体で体当たりをするよう飛び去っていった…
飛びかかってくるかと思ったのか、マリンは飛んで避けると、なにがおきたのがわからないのか首をかしげている。
『どうちたの?ビビースッキリしたよ、うれちくないの?』
「うん…そうだね、スッキリはしたね…したんだけど、もっと優しくしてあげないとダメだよ、ビビーはマリンより小さい生き物で力強く捕まえちゃうと、苦しかったんだと思うよ…」
『くるちい…マリン、わるかった?』
無言でうなずく。とそれを見たマリンは下を向いて何かを考え、少しするとコチラを見て
『わかった!やさちくする!もう1回つかまえてくる!』
そう言いながら、走り去っていった…
「また止める間もなく、走っていなくなったけど、大丈夫かな~あの子人の話をあんまり聞いてないような気がするんだよね…」
少し不安を感じるけど、心配したってもういっちゃったしね~。ひとまず帰ってくるのを待つことにして、ビビー以外にも収穫できそうな薬草も探しとこ!
近場の草むらをかき分けて、なんかないかな~と探している私だけど…今思えば砂をナンシーに送っていた頃が懐かしいわ~
あの頃は何が売れるとか、ドコに何があるとか、まったく何もわからずに手当たり次第だったから怒りながらも、受け入れてくれたナンシーには感謝しかない。なんて…思いふけっていたら
「あ!あった、あった」
ギザギザした緑の葉っぱを見つけた
鑑定
名称 血止めの葉
品質 「B」魔素たっぷり。枯れている部分あり。
「よくすり潰して、患部にすりこむとたちまち血が止まる優れもの」
一一一一一一
この緑のギザギザした葉っぱはスジの色の違いで効能が変わる薬草で、ギザギザした葉っぱはとても見つけやすく、いつもお世話になっている。
今まで見つけた種類だと
青いスジ「血止め」
赤いスジ「火傷薬」
黒いスジ「痛み止め」
橙のスジ「解熱剤」
などこの他にもまだまだ種類があるらしいが今の所見つけたのは4種類だけで、採取しているはいるものの…実際に使った事はほとんどなく
ナイフで手を切ってしまった時に「ナビ助」を「死んじゃう~!」と泣きながら呼びだし
ナビ助に「歯で噛んですり付けろ!」
と言われて、パニクりながら「血止めの葉」を無我夢中で噛んで使った…その効果と苦さが忘れらない思い出となっている。
かなり深い傷口であったが、すぐに血が止まりその後傷跡も残らなかったのを見た時は「やっぱ異世界だわ」なんて思った。
それから、このギザギザ葉っぱシリーズは定期的に採取して、ナンシーに送る他にも自分用に常にストックしている。
基本的にすり潰して患部に付けて使う!って感じなんだけど…もっと混ぜる・乾燥させる・煮出す。とか使い方は色々あるらしい
あるらしいってのは、使い方をすり潰す以外に知らないからで…鑑定のレベルが高くなれば使い方のバリエーション出てくるのかもだけど
そんなに薬作ったりしないかな~って、勉強してないだけで「ヌルゾン」では「薬草大全集」「薬草調合・初級」とか薬草に関する教材はたくさん取り扱いがある。
この世界で薬剤師?になりたいわけじゃないしね
でも、葉っぱをすり潰すための乳鉢は買った!歯で噛んですり潰すのは2度となりたくない!!苦いしエグ味とか本当にひどい味で半日くらいは口がドブ臭く…ずっと気持ちわるかった。
臭くて痛い…最悪な半日だった
そんなギザギザ葉っぱシリーズは、もちろん神島効果で魔素に恵まれて通常の葉っぱより性能が良く大人気商品のひとつである。
「大量~大量~フンフフ~ン」
鼻歌交じりに採取していると、タッタタ。小さな足音が聞こえてきた、どうやらマリンが帰って来たようだ。
「アイリ~」
「お帰り~ビビーいた~?今度は首は絞めてない?」
マリンにビビーを上手に捕まえられたか聞きながら振り返ると、マリンはビビーの足を持ちながら走りよってきた…
安定感が悪くブンブン振り回されているビビーの顔色はまたしても青い…いや、さっきよりさらに青黒いかも…
「マリン~!!もはや拷問だよ!離してあげなさい!」
あわてて、マリンを注意してビビーを救出するが手足と首はだら~んとしている…どうやら気を失っているようだった
とりあえず、蜜をギュッ!と搾ってしまい。近くにある大きな花の上に乗せて様子を見る…
マリンはよくわかっていないらしく、首をかしげながら聞いてきた。
「くび、もってないよ。はんたいにちた!」
自信満々である。
「マリン、首を持たなければ大丈夫なのではないの…首と反対側の足を持って逆さまにされたら苦しいでしょ…」
マリンは大きな目を瞬きしてびっくりしたような顔をすると、少し考えてから花の中で休むビビーに
「ビビー…くるちかったの?ごめんね…マリンわるかった」
そう声をかけると、ビビーに日差しが当たらないように手で日陰を作ってあげていた。
いい子なんだよね…猪突猛進で話し聞かないけど…
一一一一一一一
しばらくし、太陽が傾きかけてきた頃にはビビーも無事に目を覚ましたが、案の定マリンを威嚇しながら逃げるように飛んでいった…
「ビビー…おともだちに 」
そう、ビビーが飛んでいった方向を見ながら小さく呟いたマリンを見ながら…
友達になりたかったのか!?
マリンの気持ちを知って、だからあんなにルンルンだったね、とわかったが…そのハードルずいぶん上がったかもしれない
夕日に照らされたマリン背中はショボンとしていた。
花畑は夕日に染まり辺りは綺麗なオレンジ色になって、マリンに「そろそろ帰ろう?」と声をかけると
「うん…」
ショボンとしながら付いてくる。
「ビビーとお友だちになりたかったんだね…」
「うん…お花みたい。ひらふら、ふわふわだったの」
「そっか~仲良くなりたくて力入っちゃったのかな……、マリンが仲良くなりたい気持ちがビビーには伝えられなかったね」
「きもちをつたえる?」
「うん。ビビーはお腹いっぱいでお昼寝してたら突然!自分より大きな生き物に捕まって、力強く持たれて、振り回されて…びっくりするし、怖かったよきっと…」
「・・・」
「仲良くなりたいなら、相手の事も考えてあげなきゃ。マリンがされたら嫌なことは相手もされたら嫌だよ」
「マリンがされたらイヤなこと…」
「うん。首をぎゅーってされたり、足を捕まれて逆さまにされたら嫌でしょ?」
「うん…」
「私が蜜をぎゅ!としていたから、強く捕まえて大丈夫って思っちゃったんだよね?ちゃんと教えなかった私が悪かったよ…次にビビーに会ったら一緒に、いっぱいごめんなさい。しよ」
「それまでに、つかんでもいいところ。とか力を加減…弱くするとか。わからない事を勉強して、ビビーに嫌なことしないようにできるようになろう」
「うん…」
マリンの大きな緑の目には涙がたまっている…
「泣かないで…きっと、次は仲良くなれるようがんばれるから」
「うん…」
マリンに目線を合わせてしゃがみこみ、優しく小さい体をぎゅ!と抱きしめる。
その日、マリンの採取デビューはちょっと苦い思い出となったが、テントに帰ると早速近くにいた「えっさほいさ」を捕まえて・離して、を繰り返し
「いたい?くるちい?」
と質問し、力加減の練習を始めた。
すごい!成長した!となんだかちょっと感動したけど、しばらくして練習を手伝ってくれていた「えっさほいさ」がもうイヤーと逃げても繰り返し続けるマリンに
「もう止めなさい!」
と、止めることになり…道のりは長いかもしれない。なんて思ったりもした。
『アイリ!つかまえた!』
声のする方に、目を向けるとマリンは両手でビビーを捕まえて首を握りしめトコトコと歩いてきた。捕まえられたビビーの顔は真っ青になっている…
「あー!絞まってる、絞まってる!ビビーの顔が青くなってるー!!」
捕まえてきてくれたビビーを素早くマリンから引き取りギュッ!っと搾ると、スッキリボディになったにもかかわらず、ビビーはマリンにブーブー威嚇音を出し、小さな体で体当たりをするよう飛び去っていった…
飛びかかってくるかと思ったのか、マリンは飛んで避けると、なにがおきたのがわからないのか首をかしげている。
『どうちたの?ビビースッキリしたよ、うれちくないの?』
「うん…そうだね、スッキリはしたね…したんだけど、もっと優しくしてあげないとダメだよ、ビビーはマリンより小さい生き物で力強く捕まえちゃうと、苦しかったんだと思うよ…」
『くるちい…マリン、わるかった?』
無言でうなずく。とそれを見たマリンは下を向いて何かを考え、少しするとコチラを見て
『わかった!やさちくする!もう1回つかまえてくる!』
そう言いながら、走り去っていった…
「また止める間もなく、走っていなくなったけど、大丈夫かな~あの子人の話をあんまり聞いてないような気がするんだよね…」
少し不安を感じるけど、心配したってもういっちゃったしね~。ひとまず帰ってくるのを待つことにして、ビビー以外にも収穫できそうな薬草も探しとこ!
近場の草むらをかき分けて、なんかないかな~と探している私だけど…今思えば砂をナンシーに送っていた頃が懐かしいわ~
あの頃は何が売れるとか、ドコに何があるとか、まったく何もわからずに手当たり次第だったから怒りながらも、受け入れてくれたナンシーには感謝しかない。なんて…思いふけっていたら
「あ!あった、あった」
ギザギザした緑の葉っぱを見つけた
鑑定
名称 血止めの葉
品質 「B」魔素たっぷり。枯れている部分あり。
「よくすり潰して、患部にすりこむとたちまち血が止まる優れもの」
一一一一一一
この緑のギザギザした葉っぱはスジの色の違いで効能が変わる薬草で、ギザギザした葉っぱはとても見つけやすく、いつもお世話になっている。
今まで見つけた種類だと
青いスジ「血止め」
赤いスジ「火傷薬」
黒いスジ「痛み止め」
橙のスジ「解熱剤」
などこの他にもまだまだ種類があるらしいが今の所見つけたのは4種類だけで、採取しているはいるものの…実際に使った事はほとんどなく
ナイフで手を切ってしまった時に「ナビ助」を「死んじゃう~!」と泣きながら呼びだし
ナビ助に「歯で噛んですり付けろ!」
と言われて、パニクりながら「血止めの葉」を無我夢中で噛んで使った…その効果と苦さが忘れらない思い出となっている。
かなり深い傷口であったが、すぐに血が止まりその後傷跡も残らなかったのを見た時は「やっぱ異世界だわ」なんて思った。
それから、このギザギザ葉っぱシリーズは定期的に採取して、ナンシーに送る他にも自分用に常にストックしている。
基本的にすり潰して患部に付けて使う!って感じなんだけど…もっと混ぜる・乾燥させる・煮出す。とか使い方は色々あるらしい
あるらしいってのは、使い方をすり潰す以外に知らないからで…鑑定のレベルが高くなれば使い方のバリエーション出てくるのかもだけど
そんなに薬作ったりしないかな~って、勉強してないだけで「ヌルゾン」では「薬草大全集」「薬草調合・初級」とか薬草に関する教材はたくさん取り扱いがある。
この世界で薬剤師?になりたいわけじゃないしね
でも、葉っぱをすり潰すための乳鉢は買った!歯で噛んですり潰すのは2度となりたくない!!苦いしエグ味とか本当にひどい味で半日くらいは口がドブ臭く…ずっと気持ちわるかった。
臭くて痛い…最悪な半日だった
そんなギザギザ葉っぱシリーズは、もちろん神島効果で魔素に恵まれて通常の葉っぱより性能が良く大人気商品のひとつである。
「大量~大量~フンフフ~ン」
鼻歌交じりに採取していると、タッタタ。小さな足音が聞こえてきた、どうやらマリンが帰って来たようだ。
「アイリ~」
「お帰り~ビビーいた~?今度は首は絞めてない?」
マリンにビビーを上手に捕まえられたか聞きながら振り返ると、マリンはビビーの足を持ちながら走りよってきた…
安定感が悪くブンブン振り回されているビビーの顔色はまたしても青い…いや、さっきよりさらに青黒いかも…
「マリン~!!もはや拷問だよ!離してあげなさい!」
あわてて、マリンを注意してビビーを救出するが手足と首はだら~んとしている…どうやら気を失っているようだった
とりあえず、蜜をギュッ!と搾ってしまい。近くにある大きな花の上に乗せて様子を見る…
マリンはよくわかっていないらしく、首をかしげながら聞いてきた。
「くび、もってないよ。はんたいにちた!」
自信満々である。
「マリン、首を持たなければ大丈夫なのではないの…首と反対側の足を持って逆さまにされたら苦しいでしょ…」
マリンは大きな目を瞬きしてびっくりしたような顔をすると、少し考えてから花の中で休むビビーに
「ビビー…くるちかったの?ごめんね…マリンわるかった」
そう声をかけると、ビビーに日差しが当たらないように手で日陰を作ってあげていた。
いい子なんだよね…猪突猛進で話し聞かないけど…
一一一一一一一
しばらくし、太陽が傾きかけてきた頃にはビビーも無事に目を覚ましたが、案の定マリンを威嚇しながら逃げるように飛んでいった…
「ビビー…おともだちに 」
そう、ビビーが飛んでいった方向を見ながら小さく呟いたマリンを見ながら…
友達になりたかったのか!?
マリンの気持ちを知って、だからあんなにルンルンだったね、とわかったが…そのハードルずいぶん上がったかもしれない
夕日に照らされたマリン背中はショボンとしていた。
花畑は夕日に染まり辺りは綺麗なオレンジ色になって、マリンに「そろそろ帰ろう?」と声をかけると
「うん…」
ショボンとしながら付いてくる。
「ビビーとお友だちになりたかったんだね…」
「うん…お花みたい。ひらふら、ふわふわだったの」
「そっか~仲良くなりたくて力入っちゃったのかな……、マリンが仲良くなりたい気持ちがビビーには伝えられなかったね」
「きもちをつたえる?」
「うん。ビビーはお腹いっぱいでお昼寝してたら突然!自分より大きな生き物に捕まって、力強く持たれて、振り回されて…びっくりするし、怖かったよきっと…」
「・・・」
「仲良くなりたいなら、相手の事も考えてあげなきゃ。マリンがされたら嫌なことは相手もされたら嫌だよ」
「マリンがされたらイヤなこと…」
「うん。首をぎゅーってされたり、足を捕まれて逆さまにされたら嫌でしょ?」
「うん…」
「私が蜜をぎゅ!としていたから、強く捕まえて大丈夫って思っちゃったんだよね?ちゃんと教えなかった私が悪かったよ…次にビビーに会ったら一緒に、いっぱいごめんなさい。しよ」
「それまでに、つかんでもいいところ。とか力を加減…弱くするとか。わからない事を勉強して、ビビーに嫌なことしないようにできるようになろう」
「うん…」
マリンの大きな緑の目には涙がたまっている…
「泣かないで…きっと、次は仲良くなれるようがんばれるから」
「うん…」
マリンに目線を合わせてしゃがみこみ、優しく小さい体をぎゅ!と抱きしめる。
その日、マリンの採取デビューはちょっと苦い思い出となったが、テントに帰ると早速近くにいた「えっさほいさ」を捕まえて・離して、を繰り返し
「いたい?くるちい?」
と質問し、力加減の練習を始めた。
すごい!成長した!となんだかちょっと感動したけど、しばらくして練習を手伝ってくれていた「えっさほいさ」がもうイヤーと逃げても繰り返し続けるマリンに
「もう止めなさい!」
と、止めることになり…道のりは長いかもしれない。なんて思ったりもした。
0
あなたにおすすめの小説
異世界召喚されたけどスキルが地味だったので、現代知識とアイテムボックスで絶品料理を作ったら大商会になっちゃいました
黒崎隼人
ファンタジー
手違いで剣も魔法もない異世界に召喚された、しがない日本のサラリーマン、湊カイリ。
彼に与えられたのは、無限に物が入る【アイテムボックス】と、物の名前が分かる【鑑定】という、あまりにも地味な二つのスキルだけだった。
戦闘能力は皆無。途方に暮れるカイリだったが、異世界の食事が絶望的に不味いことを知り、大きなチャンスに気づく。
現代日本の「当たり前」の知識は、この世界ではとんでもない「宝」なのだと!
「醤油?味噌?そんなものがあれば、この世界の食文化はひっくり返るぞ!」
ひょんなことから出会った没落貴族の美少女・リリアナと共に、カイリは現代知識と地味スキルを駆使して屋台から商売をスタート。
絶品料理で人々の胃袋を掴み、さらには便利な生活用品を次々と発明していく。
伝説の神獣の幼体「フェン」やドワーフの鍛冶師など、頼れる仲間たちも加わり、彼らが立ち上げた「サンライズ商会」は瞬く間に大躍進!
迫り来る悪徳商会や腐敗した貴族の妨害も、現代のマーケティング術と知恵で痛快に打ち破る!
これは、平凡なサラリーマンが異世界の常識を覆し、食と生活に革命を起こして一代で大商会を築き上げる、痛快成り上がりファンタジー!
美味しい料理と、もふもふな相棒、そして仲間との絆。
人生、逆転できないことなんて何もない!
異世界転生日録〜生活魔法は無限大!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
☆感想の受付開始しました。
【あらすじ】
異世界に転生したルイは、5歳の高熱を境に、記憶を取り戻す。一度は言ってみたい「ステータス・オープン」で、ステータスを見れることに気付いた。スキル「生活魔法∞(無限大)」を発見。その意味を知るルイは、仄かに期待を抱いた。
それと同時に、今世の出自である農家の四男は、長男大事な両親の態度に、未来はないと確信。
家族に隠れて、ステータスにあったスキルの一つ「鑑定」を使い、村のお婆(薬師)相手に、金策を開始。
十歳の時に行われたスキル鑑定の結果を父に伝えたが、農家向きのスキルではなかったルイは「家の役には立たない」と判断され、早々に家を追い出される。
だが、追放ありがとう!とばかりに、生活魔法を知るべく、図書館がある街を目指すことにしたルイ。
最初に訪れた街・ゼントで、冒険者登録を済ませる。だがそのギルドの資料室で、前世の文字である漢字が、この世界の魔法文字だという事実を知ることになる。
この世界の魔法文字を試したルイは、魔法文字の奥深さに気づいてしまった。バレないように慎重に……と行動しているつもりのルイだが、そんな彼に奇妙な称号が増えて行く。
そして、冒険者ギルドのギルドマスターや、魔法具師のバレンと共に過ごすうちに、バレンのお師匠様の危機を知る。
そして彼に会いにいくことになったが、その目的地が、図書館がある魔法都市アルティメットだった。
旅の道中もさることながら、魔法都市についても、色々な人に巻き込まれる運命にあるルイだったが……それを知るのは、まだ先である。
☆見切り発車のため、後日変更・追記する場合があります。体調が不安定のため、かける時に書くスタイルです。不定期更新。
☆カクヨム様(吉野 ひな)でも先行投稿しております。
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
ダンジョンを拾ったので、スキル〈ホームセンター〉で好き勝手リフォームします
ランド犬
ファンタジー
異世界に転移した佐々木悠人は、召喚でも勇者でもなかった。ただ迷い込んだ先で見つけたのは、王都を望む郊外にひっそりと口を開けるダンジョン。足を踏み入れた瞬間、発動したスキルは
――〈ホームセンター〉
壁を張り替え、部屋を増やし、畑や牧場、カフェまで作れる不可思議な力だった。
気ままに始めたリフォームは、もふもふなネコミミ獣人の少女との出会いをきっかけに、思わぬ変化を呼び始める。
拡張され続けるダンジョンの先で、悠人が作り上げる“住める迷宮”とは――?
【大賞・完結】地味スキル《お片付け》は最強です!社畜OL、異世界でうっかり国を改革しちゃったら、騎士団長と皇帝陛下に溺愛されてるんですが!?
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
【第18回ファンタジー小説大賞で大賞をいただきました】→【規約変更で書籍化&コミカライズ「確約」は取り消しになりました。】
佐藤美佳子(サトウ・ミカコ)、享年28歳。死因は、過労。連日の徹夜と休日出勤の果てに、ブラック企業のオフィスで静かに息を引き取った彼女が次に目覚めたのは、剣と魔法のファンタジー世界だった。
新たな生を受けたのは、田舎のしがない貧乏貴族の娘、ミカ・アシュフィールド、16歳。神様がくれた転生特典は、なんと《完璧なる整理整頓》という、とんでもなく地味なスキルだった。
「せめて回復魔法とかが良かった……」
戦闘にも生産にも役立たないスキルに落胆し、今度こそは静かに、穏やかに生きたいと願うミカ。しかし、そんな彼女のささやかな望みは、王家からの突然の徴収命令によって打ち砕かれる。
「特殊技能持ちは、王宮へ出仕せよ」
家族を守るため、どうせ役立たずと追い返されるだろうと高をくくって王都へ向かったミカに与えられた任務は、あまりにも無謀なものだった。
「この『開かずの倉庫』を、整理せよ」
そこは、数百年分の備品や資材が山と積まれ、あまりの混沌ぶりに探検隊が遭難したとまで噂される、王家最大の禁足地。
絶望的な光景を前に、ミカが覚悟を決めてスキルを発動した瞬間――世界は、彼女の「お片付け」が持つ真の力に震撼することになる。
これは、地味スキルでうっかり国のすべてを最適化してしまった元社畜令嬢が、カタブツな騎士団長や有能すぎる皇帝陛下にその価値を見出され、なぜか過保護に甘やかされてしまう、お仕事改革ファンタジー。
神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします
夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。
アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。
いわゆる"神々の愛し子"というもの。
神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。
そういうことだ。
そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。
簡単でしょう?
えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか??
−−−−−−
新連載始まりました。
私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。
会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。
余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。
会話がわからない!となるよりは・・
試みですね。
誤字・脱字・文章修正 随時行います。
短編タグが長編に変更になることがございます。
*タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる