堂崎くんの由利さんデータ

豊 幸恵

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堂崎のカラダ<R18>

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 これはどうせ俺の夢の中。罪悪感などを覚える必要はない。
 いつもの性欲処理とは違う、箍が外れてしまえば自らの嗜好に添った身体への興味は増していく。相手が堂崎だというのにすぐに俺の性的興奮は呼び起こされた。

 酔っているせいかこちらを押し退けようとする腕には全く力が入っておらず、赤い目元を潤ませて困り顔で抵抗する様子はただただ楽しい。いつもの堂崎だったらここで可愛くないことをずけずけと言うのだろうが、俺のクズっぷりを知らない様子の眼下の彼は、子犬みたいにぷるぷる震えている。

 これ、可愛いな。

 俺は裸に剥いて靴下だけになった堂崎を間近に見下ろしながら、かなり愉快な気分になっていた。
 清楚な乳首も好みだったけれど、主張の控えめなち○こも未使用の初々しさがあってとてもいい。チビだと下生えも薄いのだなとそこを撫でると、中央の竿がぴくりと反応をしたのに口端を上げた。

「ほんとお前、悪態吐かなきゃ結構可愛いのによ」
「わ、きゃっ、ゆ、由利さん、どこ触って……っあ!」
 俺より大分コンパクトサイズのそれを握り込んで擦ってみる。それだけでたまらなそうに背を反らした堂崎に笑った。
「お前、なかなか感度いいな。まあ、他人にこんなとこ触られんの初めてだろ? 良かったな、最初にエッチなことする相手が大好きな俺で」
 揶揄するような言葉に、彼が一瞬目を瞠る。
 しかしすぐに懸命に呼吸を整えて、潤む瞳で俺を見上げた。

「ゆ、由利さん、だいすきです……」
「……っ!?」

 酒のせいか舌っ足らずな声で、上目遣いにしおらしく告げられた告白。
 堂崎がしょっちゅう言っている科白だというのに、何故かそれがずきゅーんと股間を直撃した。
 いや待て、俺、なんでこいつ相手にめっちゃ勃ってんの!?

「……くそっ」
 誰にともなく舌打ちをして、俺は自身のズボンのジッパーを開けると、いきり立ってしまったモノを取り出した。
 そのまま堂崎の下腹に押しつける。
 すると彼はその感触に驚いて、怯えたように固まってしまった。
「固まってんじゃねえ。お前の手も貸せ。自分のと一緒に擦るんだよ」
「い、一緒に、こする?」
 お前のせいでこうなったのだ、責任を取ってもらわねば。

 躊躇う手を股間に導いて、堂崎の手の上に己の手を重ねて動きを促す。おそるおそるではあるがすぐにそれに従った彼に満足して、俺は竿同士を密着させて軽く腰を使った。
「あっ、んんっ!」
「裏筋同士で擦れると気持ちいーだろ。はは、もう先っぽからこんなに汁零しちゃって、恥ずかしい奴」
 指先で堂崎の欲の出口をくちくちと苛めると、それだけでビクビクと身体を震わせるのが楽しい。

「どうよ、堂崎? 大好きな由利さんとち○こ擦り合わせてる感想は?」
「ゆ、ゆりさん、っ、ぼく、うれしいでっ……、あっ、ん」
 赤い目元に泣きそうな顔で忙しない呼吸をしながら、必死な様子で可愛いことを言うじゃないか、こいつ。ご褒美みたいに先端を指の腹でくすぐってやったら、またそこから嬉しそうに粘液を吐き出すのに笑ってしまった。
 現実の堂崎も、S○Xのときはこんなふうに可愛くなったりするのだろうか?

「ゆり、さんっ……! ぼく、もう……」
 はふはふと浅い息を吐きつつ、堂崎が下腹を引きつらせる。
 眉根を寄せて体中を朱に染めた彼が、俺を見上げながら解放を求めて懸命に手を動かしているのがなかなかエロい。

「何お前、俺より先に自分だけイくつもり? 失礼な奴だなー」
 初めてだから慣れない行為、別にイったところで咎めはしないが、相手が堂崎だと思うと少し意地悪心が出てしまうのは仕方ない。にやにやと笑いながら言うと、彼は途方に暮れた顔をした。
「だ、だめなら、イかない、です……」
 その反応、とてもいい。もっと苛めたくなる。

「よし、頑張って我慢しろよ、っと」
 言うなり腰を揺すって互いのち○こを強めに擦り合わせると、堂崎は慌てて自身の根元をぎゅうとせき止めた。
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