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1章:転生したらしい
1話:転生したらしい
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意識がだんだん覚めていき私は目を覚ました。
私は寝転がっているらしく真上には豪華な天井が広がっている。
・・・・・・ここは、どこ??
確かに言えることは私の家ではないし病院でもないこと。
私の家は普通の一軒家で4人家族で主婦とサラリーマンと大学1年生の姉がいる一般家庭だ。
病院は天井白いし、壁白いし、ベッド白いしいわゆる真っ白!
だから、天井が木で出来ているから病院は絶対ありえない。
じゃあ、ここは一体どこ!?
・・・・・はっ!!まさか、誘拐!?
とも考えたけどありえない!!
私はザ・普通顔の普通の女子高生(17)だ。
それに、私は極度の人見知りと口下手で友達がおらずオタク道一筋だった。
そして極めつけは、私は地味だったため地味を磨きあげようと思い立ってお下げに黒縁眼鏡(度なし)を付けていた。
そんな、私を誰が誘拐するか!!
この地味地味地味を誰が見つけられるというのか!!!
・・・・・っと、危ない危ない。
真剣に考えないと。
私は頭をフル回転させ考える。
確か、私はゲームの限定グッズを買うためにゲーム店に行っていた。
限定グッズを命からがら手に入れて気分を落ち着かせるため、私のお気に入りの場所人気のない公園に立ち寄った。
それで、気分も落ち着いたところで公園を出た。
で、その後に・・・・・・・む?あれ?
その後に・・・・・・・えっと・・・・あれれれ???
思い出そうとするたびに頭ん中がクラクラする~!
思い出せそうなのに思い出せない!!
もどかしいいい!!
ぐるぐるぐるぐる
頭の中がかき混ざるようにぐるぐるする。
や、やばい。なんか気持ち悪くなってきた。
そのまま私の視界がシャットダウンした。
♔♕♖♗♘♙♚♛♜♝♞♟
私は夢を見ていた。
何で夢の中だと分かるかというと私が向こうで立ち尽くしている。
つまり、私は私を見ている。
でも、夢でも見たくはないな。
目の前に広がる光景は・・・車が暴れ回り人を轢いていき道路中が血だらけだ。
叫んだり、泣き崩れたり、車を止めようとしたり、どこかに電話したり。
そして、車の運転手は何か叫んでいた。
運転手は表情からわかるほど狂っている。
きっと、覚醒剤か何かを使っていたんだろう。
車の中で叫び喚いている。
窓が開いているため声がここまで聞こえる。
───お前らなんか全員死んじまえ!!!は、ははは、ははは!!!────
そんなことを言って笑っている。
なんて理不尽だろう。
運転手と関わりもない人とかこれからきっと素敵な未来を作り上げるだろう子供たちを殺して何がそんなに楽しいんだ。
お前の気持ちで決めつけるな!!
殺していいことなんて何も無いというのに。
車より後ろにいる私を見ると目を見開いて固まっている。
若干足が震えている気がする。
・・・・・そりゃあ怖いはずだ、だって怖かったんだから。
・・・・・・・ん?怖かった???まるで体験したみたいな。
その時だった。
キキッー!
ブロロロロロ!!
車より後ろにいた私に向かって車が向かっていく。
そして、私の身体はどんどん傾いていく。
・・・・・・・・そして、私は動かなくなった。
ああ、そうだった・・・・私は死んだんだ。
その事実が私の胸にストンっと落ちた。
だんだん周りが白く光出した。
眩しくて私は思わず目を瞑る。
♔♕♖♗♘♙♚♛♜♝♞♟
また、目を開ける。
最初の景色と変わらず豪華な天井が私の視界いっぱい広がっている。
あれ?でも、死んだはずなのに・・・・何で生きてるんだろう??
ちゃんと呼吸してるし目も開いてしっかり周りも見えている。
身体だって動くし・・・・・って!!な、ななな、何これぇぇえええ!!
体を動くことを自分に証明するために手を上に突き上げると私の目の前に赤ちゃんサイズの手がでてきた。
う、嘘だ!!!な、なにかの見間違いだよ!!!
私は試しにグーパーしてみる。
私の手らしき物体も同じ動きをする。
な、な、なんということでしょぉぉおおう!!
【速報】一般家庭に生まれ17年間の友達なしのオタク人生が終了。
だけど、どうやら私はどこぞの家の赤ちゃんに転生したらしい!!
私は寝転がっているらしく真上には豪華な天井が広がっている。
・・・・・・ここは、どこ??
確かに言えることは私の家ではないし病院でもないこと。
私の家は普通の一軒家で4人家族で主婦とサラリーマンと大学1年生の姉がいる一般家庭だ。
病院は天井白いし、壁白いし、ベッド白いしいわゆる真っ白!
だから、天井が木で出来ているから病院は絶対ありえない。
じゃあ、ここは一体どこ!?
・・・・・はっ!!まさか、誘拐!?
とも考えたけどありえない!!
私はザ・普通顔の普通の女子高生(17)だ。
それに、私は極度の人見知りと口下手で友達がおらずオタク道一筋だった。
そして極めつけは、私は地味だったため地味を磨きあげようと思い立ってお下げに黒縁眼鏡(度なし)を付けていた。
そんな、私を誰が誘拐するか!!
この地味地味地味を誰が見つけられるというのか!!!
・・・・・っと、危ない危ない。
真剣に考えないと。
私は頭をフル回転させ考える。
確か、私はゲームの限定グッズを買うためにゲーム店に行っていた。
限定グッズを命からがら手に入れて気分を落ち着かせるため、私のお気に入りの場所人気のない公園に立ち寄った。
それで、気分も落ち着いたところで公園を出た。
で、その後に・・・・・・・む?あれ?
その後に・・・・・・・えっと・・・・あれれれ???
思い出そうとするたびに頭ん中がクラクラする~!
思い出せそうなのに思い出せない!!
もどかしいいい!!
ぐるぐるぐるぐる
頭の中がかき混ざるようにぐるぐるする。
や、やばい。なんか気持ち悪くなってきた。
そのまま私の視界がシャットダウンした。
♔♕♖♗♘♙♚♛♜♝♞♟
私は夢を見ていた。
何で夢の中だと分かるかというと私が向こうで立ち尽くしている。
つまり、私は私を見ている。
でも、夢でも見たくはないな。
目の前に広がる光景は・・・車が暴れ回り人を轢いていき道路中が血だらけだ。
叫んだり、泣き崩れたり、車を止めようとしたり、どこかに電話したり。
そして、車の運転手は何か叫んでいた。
運転手は表情からわかるほど狂っている。
きっと、覚醒剤か何かを使っていたんだろう。
車の中で叫び喚いている。
窓が開いているため声がここまで聞こえる。
───お前らなんか全員死んじまえ!!!は、ははは、ははは!!!────
そんなことを言って笑っている。
なんて理不尽だろう。
運転手と関わりもない人とかこれからきっと素敵な未来を作り上げるだろう子供たちを殺して何がそんなに楽しいんだ。
お前の気持ちで決めつけるな!!
殺していいことなんて何も無いというのに。
車より後ろにいる私を見ると目を見開いて固まっている。
若干足が震えている気がする。
・・・・・そりゃあ怖いはずだ、だって怖かったんだから。
・・・・・・・ん?怖かった???まるで体験したみたいな。
その時だった。
キキッー!
ブロロロロロ!!
車より後ろにいた私に向かって車が向かっていく。
そして、私の身体はどんどん傾いていく。
・・・・・・・・そして、私は動かなくなった。
ああ、そうだった・・・・私は死んだんだ。
その事実が私の胸にストンっと落ちた。
だんだん周りが白く光出した。
眩しくて私は思わず目を瞑る。
♔♕♖♗♘♙♚♛♜♝♞♟
また、目を開ける。
最初の景色と変わらず豪華な天井が私の視界いっぱい広がっている。
あれ?でも、死んだはずなのに・・・・何で生きてるんだろう??
ちゃんと呼吸してるし目も開いてしっかり周りも見えている。
身体だって動くし・・・・・って!!な、ななな、何これぇぇえええ!!
体を動くことを自分に証明するために手を上に突き上げると私の目の前に赤ちゃんサイズの手がでてきた。
う、嘘だ!!!な、なにかの見間違いだよ!!!
私は試しにグーパーしてみる。
私の手らしき物体も同じ動きをする。
な、な、なんということでしょぉぉおおう!!
【速報】一般家庭に生まれ17年間の友達なしのオタク人生が終了。
だけど、どうやら私はどこぞの家の赤ちゃんに転生したらしい!!
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