異世界神の黒き花嫁

これは、私が悔いなく死ぬための物語──。


真綿で首を絞めるように魔女の呪いがじわじわと人々を苦しめる異世界に召喚されたソラは「救世の聖人」の魔力も持ち合わせていたにもかかわらず、悪しき魔女の烙印を押され指名手配されてしまう。

「確かに何か一つくらい特別な才能とかあればな~とは思ったけど、こういう特別はいらない……っていうか私、運が悪すぎるにも程があるな?」

騎士に追われ、殺人犯の汚名まで着せられ……生まれてから27年、空いた穴には漏れなく落ちてきたような不運の人生──その終わりは思いのほか近くにあった。

東の諸島国家へと渡り、魔法院によって改ざんされた大陸の本当の歴史を知ったことで判明する自らの余命。ならばただ死ぬのではなく、惜しまれて去りたいとソラは思った。

彼女は何のために命の最後を燃やし、世界を救うのか?
その執念は全ての悪意をねじ伏せ成就する……。


(一次改稿、全章終了)
(二次改稿、第一章終話まで終了)

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