「神様の棲む猫じゃらし屋敷(旧題:ぺんぺん草の花の数)」の詳細

どこかの国、日麩本国。 高層ビル群が立ち並ぶなか、その古びた家屋はひっそりとあった。 荒れ放題の庭には鬱蒼とした木々と、大量のエノコログサ。屋根や木の上には、のんびりとした様々な猫が八匹。 縁側で緑茶をすする美女『ひいこ』さんの膝には、茶虎模様のデブ猫、寅次。 不思議な美女ひいこさんを頼り、今日も奇妙な扮装の客が来た。 ―――ぺんぺん草の花の数を数える時間くらい、あたしにちょうだいよ。 ひいこさんと猫たち、そして啓順が巻き込まれる事件とは。 隙のない美しい顔の裏に隠された、真実。 そこらへんにあるかもしれない不思議な非日常が、ゆっくりと幕を開ける。 この物語は、全てにおいてフィクションです。 なんとなく似ている団体が出てくるかもしれませんが、全て架空の世界の架空の団体のお話です。
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文字数 105,265 最終更新日 2018.07.17 登録日 2017.11.11