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※番外編やその後のお話※(不定期更新)
【季節ネタSS】バレンタイン、手作りチョコにはご用心《前編》
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※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
バレンタイン。
それは、愛する人に心を込めてチョコレートやお菓子を渡すのが一般的。
そんなとき、相手の“心の声”が聞こえるお菓子手に入れたとしたら
あなたはどうしますか・・・――――――?
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
◇
「ねぇ、リア。今日の“ばれんたいん”って、リアの前いた世界では男性が女性にプレゼントするのもありなんだよね?」
「うん。そうだよ」
「ふふっ、じゃあ今日は、ボクからもリアに“ばれんたいん”あげるね☆」
「え、セイから?なになに?」
セイと結婚し、師匠にこき使われ・・・いや、師匠の元で働いてから大分生活も安定し幸せな毎日を過ごしている今日この頃。
この世界には季節ごとの行事やイベントが少ないため、前にいた世界のバレンタインやクリスマスなどわかりやすいものだけセイと二人で楽しむようにしているんだけど、今日はそのバレンタインデーだった。
あたしは毎年、セイの好きなプレーンのスコーンに複数のジャムを用意して少しデコレーションをしたり、ドライフルーツやナッツを入れたもの、ハーブを練りこんだものなど数種類のお菓子としても食事としても楽しめるスコーンを用意している。
・・・元々はちゃんとしたお菓子を用意してたんだけど、セイはお菓子よりもスコーンの方が嬉しいみたいなので、せめて種類だけでも増やそうとした結果がこうなったのだ。
そんなスコーン祭りのバレンタインで、まさかセイからも何か貰える日が来るとは思いもしなかった。
「へへ☆エリュシオンに教わって作ってみたんだ♪」
「師匠に?へぇ・・・あ、美味しそうなカップケーキ!」
セイがくれたのは、透明な袋に簡易包装された真ん中にジャムの入ったカップケーキだった。
素朴な見た目だけど、セイがあたしのために作ってくれたと思うだけでとても美味しそうに見えてくる。
「ふふっ、嬉しいなぁ♪食べても良い?」
「うん☆もちろん♪」
あたしは、カップケーキを袋から出して早速食べてみる。
ほんのりと甘い生地のカップケーキに、少し酸味のある香りがとてもフルーティなジャムがとても合う美味しいカップケーキで、手のひらサイズと食べやすい大きさだったので思わず一気に食べてしまった。
「ん~、美味しかったぁ♡カップケーキもこのジャム甘さがちょうど良くて、何より香りがすごく良い!あっという間に全部食べちゃった」
「ふふっ、気に入ってもらえたみたいで良かった☆調合のバランスが結構難しかったんだよね♪」
「ん?調合??」
“調理”と言い間違えたのかな?と思いながらも、セイの言動を気にせず聞き流していたら、程なくあたしの身体に異変が現れた。
「〈ふふっ、それにしてもセイからバレンタインをもらえるなんて思わなかったから、すごく嬉しい。・・・さっきの“調合”って言葉はちょっと気になるけど、まぁ気にしなくても良いか〉」
「え、あれ?あたし、今声に出してたっけ??」
「ふふっ、サプライズは成功したみたいで良かった☆調合した薬・・・というか、ジャムの効果もすぐに出たみたいだね♪」
「ジャムの、効果・・・?」
セイはポケットからあたしにくれたのと同じカップケーキを取り出し、自ら食しながらあたしに話しかけてきた。
「このカップケーキは、エリュシオンに作り方を教わって本当にボクが作ったモノだよ☆そして、この中央にあるジャムなんだけど・・・んぐんぐ、うん、確かに甘さも丁度良くて食べやすいね♪」
先ほどのあたしと同様、一気に食べ進めて頬っぺたを膨らませているセイは、飲み込まないとこの続きを話す事はできないだろう。
・・・本来であれば。
「〈こうして、心の中で思った事が聞こえる不思議な果実を使ったジャムなんだ☆ほら、ボクまだほっぺたいっぱいにもぐもぐしてるのに、声が聞こえるでしょ?〉」
「ホントだ、聞こえる」
ふむふむ、なるほど・・・―――――――――って、えぇぇ??!!
「〈じゃあさっき聞こえたあたしの声は、心の声だったって事??!!〉」
「そうだよ☆リアってば、さすがに理解が早いね♪」
セイはなんてことない顔でそう言ってから、おもむろにあたしを抱き上げ寝室の方へを足を運ぶ。
「・・・あの、セイ。つかぬことを聞くけど、どこへ・・・?」
「え?決まってるじゃない☆寝室だよ♪」
「な、なんで・・・?」
「ふふっ☆寝室でヤル事って言ったら、1つしかないでしょ♪」
「!!!」
「〈やっぱり?!やっぱりこれから寝室でえっちスルの??まだ後片付けだって済んでないのに〉」
「大丈夫だよ☆とりあえず食器類は水にうるかしておいたから、後回しにしても問題なし♪」
「〈あ、そっか・・・なら良かった〉」
「いやいやいや、良くないっ!全然良くないから!!」
「え~、リアの心の声は良いって言ってるのにぃ」
セイは少し頬っぺたを膨らませ、拗ねたような顔をする。
あたしはセイのこの顔が可愛くて大好きなので、この顔をされると大体いう事を聞いてしまうことが多い。
「〈くぅ~~~~っ、セイのこの顔やっぱり可愛いっ!大好きっ!!もう寝室でもどこでも行っちゃう!!!〉」
「ホント?じゃあこのまま寝室に行っていちゃいちゃしようね☆」
「いや、あのっ、今のはあたしであってあたしじゃなくて・・・」
「え~、心の声も立派なリアの気持ちじゃない。リアはボクといちゃいちゃしたくないの?」
「や、えっと・・・その・・・」
確かに、セイとえっち込みで肌を重ねて触れ合うのは大好きだ。
だけど、こんな心の声がだだ漏れの状態というのは、思っていることを全部セイに知られるわけで、なんか変なコトとかしょーもないこと考えちゃったら、それすらも知られちゃうわけでしょ?
それがなんとも恥ずかしいというか何と言うか・・・
「〈ボクは今、リアを抱きたくて仕方ないんだけどなぁ。早くリアのナカに挿入って、リアの好きなトコロいっぱい気持ち良くして、ボクしか見えないえっちな顔したリアを・・・――――――〉」
「だぁぁぁぁぁぁぁっ、そーゆ―事は声に出して言うんじゃありませんっ!!」
「今のはボクの心の声であって、口に出してないよ☆」
「そうだけどっ!そうなんだけど・・・!!」
「〈今は心の声がお互いだだ漏れ状態なんだから、声に出してるのと同じじゃないかぁぁぁぁぁぁっ!!!〉」
「あ、確かに。それもそうだよね☆」
最早、直接話してるのか心の声と話してるのか、よくわからなくなってきた。
とりあえずわかるのは、これから寝室に行ってセイとえっちをするという状況は変わらないという事だけだった。
「〈はぁ・・・結局あたしは、セイの押しに弱いんだよねぇ〉」
「そうなの?リアがイヤなら、寝室行くのやめる?」
「!!!」
予想外にもあたしの意見を聞いてくれようとするセイ。
でも、先ほどからのやりとりでなかば諦めてるというか、もうそうなんだと思い込んでいたあたしは・・・――――
「〈・・・なんだかんだ、あたしももうえっちする気分になっちゃったんだよな・・・恥ずかしくて言えないけど〉」
「!!!!」
「ふふっ☆やだなぁ、リア♪恥ずかしがらないで、ボクに何でも言ってくれて良いんだよ?」
「〈ボクにとっては、どんなリアも“大好きなリア”である事に変わりないのにね☆〉」
「~~~~~~~~~っ」
セイの言葉と心の声に、顔がかぁぁぁっと熱くなり、思わず手で覆い隠してしまった。
嬉しいんだけど、ものすごく恥ずかしい。
「ふふっ、照れちゃって可愛いなぁ☆・・・寝室行くけど、良いよね?」
「(コクリ)」
もはやあたしは、声を出さずに頷く事しかできませんでした。
バレンタイン。
それは、愛する人に心を込めてチョコレートやお菓子を渡すのが一般的。
そんなとき、相手の“心の声”が聞こえるお菓子手に入れたとしたら
あなたはどうしますか・・・――――――?
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
◇
「ねぇ、リア。今日の“ばれんたいん”って、リアの前いた世界では男性が女性にプレゼントするのもありなんだよね?」
「うん。そうだよ」
「ふふっ、じゃあ今日は、ボクからもリアに“ばれんたいん”あげるね☆」
「え、セイから?なになに?」
セイと結婚し、師匠にこき使われ・・・いや、師匠の元で働いてから大分生活も安定し幸せな毎日を過ごしている今日この頃。
この世界には季節ごとの行事やイベントが少ないため、前にいた世界のバレンタインやクリスマスなどわかりやすいものだけセイと二人で楽しむようにしているんだけど、今日はそのバレンタインデーだった。
あたしは毎年、セイの好きなプレーンのスコーンに複数のジャムを用意して少しデコレーションをしたり、ドライフルーツやナッツを入れたもの、ハーブを練りこんだものなど数種類のお菓子としても食事としても楽しめるスコーンを用意している。
・・・元々はちゃんとしたお菓子を用意してたんだけど、セイはお菓子よりもスコーンの方が嬉しいみたいなので、せめて種類だけでも増やそうとした結果がこうなったのだ。
そんなスコーン祭りのバレンタインで、まさかセイからも何か貰える日が来るとは思いもしなかった。
「へへ☆エリュシオンに教わって作ってみたんだ♪」
「師匠に?へぇ・・・あ、美味しそうなカップケーキ!」
セイがくれたのは、透明な袋に簡易包装された真ん中にジャムの入ったカップケーキだった。
素朴な見た目だけど、セイがあたしのために作ってくれたと思うだけでとても美味しそうに見えてくる。
「ふふっ、嬉しいなぁ♪食べても良い?」
「うん☆もちろん♪」
あたしは、カップケーキを袋から出して早速食べてみる。
ほんのりと甘い生地のカップケーキに、少し酸味のある香りがとてもフルーティなジャムがとても合う美味しいカップケーキで、手のひらサイズと食べやすい大きさだったので思わず一気に食べてしまった。
「ん~、美味しかったぁ♡カップケーキもこのジャム甘さがちょうど良くて、何より香りがすごく良い!あっという間に全部食べちゃった」
「ふふっ、気に入ってもらえたみたいで良かった☆調合のバランスが結構難しかったんだよね♪」
「ん?調合??」
“調理”と言い間違えたのかな?と思いながらも、セイの言動を気にせず聞き流していたら、程なくあたしの身体に異変が現れた。
「〈ふふっ、それにしてもセイからバレンタインをもらえるなんて思わなかったから、すごく嬉しい。・・・さっきの“調合”って言葉はちょっと気になるけど、まぁ気にしなくても良いか〉」
「え、あれ?あたし、今声に出してたっけ??」
「ふふっ、サプライズは成功したみたいで良かった☆調合した薬・・・というか、ジャムの効果もすぐに出たみたいだね♪」
「ジャムの、効果・・・?」
セイはポケットからあたしにくれたのと同じカップケーキを取り出し、自ら食しながらあたしに話しかけてきた。
「このカップケーキは、エリュシオンに作り方を教わって本当にボクが作ったモノだよ☆そして、この中央にあるジャムなんだけど・・・んぐんぐ、うん、確かに甘さも丁度良くて食べやすいね♪」
先ほどのあたしと同様、一気に食べ進めて頬っぺたを膨らませているセイは、飲み込まないとこの続きを話す事はできないだろう。
・・・本来であれば。
「〈こうして、心の中で思った事が聞こえる不思議な果実を使ったジャムなんだ☆ほら、ボクまだほっぺたいっぱいにもぐもぐしてるのに、声が聞こえるでしょ?〉」
「ホントだ、聞こえる」
ふむふむ、なるほど・・・―――――――――って、えぇぇ??!!
「〈じゃあさっき聞こえたあたしの声は、心の声だったって事??!!〉」
「そうだよ☆リアってば、さすがに理解が早いね♪」
セイはなんてことない顔でそう言ってから、おもむろにあたしを抱き上げ寝室の方へを足を運ぶ。
「・・・あの、セイ。つかぬことを聞くけど、どこへ・・・?」
「え?決まってるじゃない☆寝室だよ♪」
「な、なんで・・・?」
「ふふっ☆寝室でヤル事って言ったら、1つしかないでしょ♪」
「!!!」
「〈やっぱり?!やっぱりこれから寝室でえっちスルの??まだ後片付けだって済んでないのに〉」
「大丈夫だよ☆とりあえず食器類は水にうるかしておいたから、後回しにしても問題なし♪」
「〈あ、そっか・・・なら良かった〉」
「いやいやいや、良くないっ!全然良くないから!!」
「え~、リアの心の声は良いって言ってるのにぃ」
セイは少し頬っぺたを膨らませ、拗ねたような顔をする。
あたしはセイのこの顔が可愛くて大好きなので、この顔をされると大体いう事を聞いてしまうことが多い。
「〈くぅ~~~~っ、セイのこの顔やっぱり可愛いっ!大好きっ!!もう寝室でもどこでも行っちゃう!!!〉」
「ホント?じゃあこのまま寝室に行っていちゃいちゃしようね☆」
「いや、あのっ、今のはあたしであってあたしじゃなくて・・・」
「え~、心の声も立派なリアの気持ちじゃない。リアはボクといちゃいちゃしたくないの?」
「や、えっと・・・その・・・」
確かに、セイとえっち込みで肌を重ねて触れ合うのは大好きだ。
だけど、こんな心の声がだだ漏れの状態というのは、思っていることを全部セイに知られるわけで、なんか変なコトとかしょーもないこと考えちゃったら、それすらも知られちゃうわけでしょ?
それがなんとも恥ずかしいというか何と言うか・・・
「〈ボクは今、リアを抱きたくて仕方ないんだけどなぁ。早くリアのナカに挿入って、リアの好きなトコロいっぱい気持ち良くして、ボクしか見えないえっちな顔したリアを・・・――――――〉」
「だぁぁぁぁぁぁぁっ、そーゆ―事は声に出して言うんじゃありませんっ!!」
「今のはボクの心の声であって、口に出してないよ☆」
「そうだけどっ!そうなんだけど・・・!!」
「〈今は心の声がお互いだだ漏れ状態なんだから、声に出してるのと同じじゃないかぁぁぁぁぁぁっ!!!〉」
「あ、確かに。それもそうだよね☆」
最早、直接話してるのか心の声と話してるのか、よくわからなくなってきた。
とりあえずわかるのは、これから寝室に行ってセイとえっちをするという状況は変わらないという事だけだった。
「〈はぁ・・・結局あたしは、セイの押しに弱いんだよねぇ〉」
「そうなの?リアがイヤなら、寝室行くのやめる?」
「!!!」
予想外にもあたしの意見を聞いてくれようとするセイ。
でも、先ほどからのやりとりでなかば諦めてるというか、もうそうなんだと思い込んでいたあたしは・・・――――
「〈・・・なんだかんだ、あたしももうえっちする気分になっちゃったんだよな・・・恥ずかしくて言えないけど〉」
「!!!!」
「ふふっ☆やだなぁ、リア♪恥ずかしがらないで、ボクに何でも言ってくれて良いんだよ?」
「〈ボクにとっては、どんなリアも“大好きなリア”である事に変わりないのにね☆〉」
「~~~~~~~~~っ」
セイの言葉と心の声に、顔がかぁぁぁっと熱くなり、思わず手で覆い隠してしまった。
嬉しいんだけど、ものすごく恥ずかしい。
「ふふっ、照れちゃって可愛いなぁ☆・・・寝室行くけど、良いよね?」
「(コクリ)」
もはやあたしは、声を出さずに頷く事しかできませんでした。
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