筋金入りのお飾り王妃は離縁を申し出て、そして囚われる

王妃テリーサは、世間から「筋金入りのお飾り王妃」と蔑称されている。いわゆる白い結婚なのだ。ある日、王城の庭で夫のアルバートが令嬢と歓談しているのを目にする。その光景から目をそらし、歩き始めると、すれ違った宰相から「そろそろお覚悟を」と忠言された。――お飾り王妃が退くことを促されたのだ。
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