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14 出番は無い
しおりを挟む「あ……、お兄ぃ、入ってる…」
「ああ、樹里の子宮から噴き出してるのが分かるよ」
王は樹里の中に射精する。このまま何もせずに置けば妊娠してしまう事だろう。同じく杏里にも膣内射精した。2人が孕んだ事がエクアドルの父に知れればどうなるか予想に難くない。
「じゃあ、《浄化》するよ…」
王が魔法を放つ。と言っても無詠唱で何か光る訳でなし。だが2人の肌から汗が引き、股間から垂れた王の子達が消えて行くと、樹里は自らの指を粘膜へ差し込み中の様子を確かめた。
「お兄ぃの精液、なくなっちゃった」「ちょっと残念ね」
「杏里。もう一度確かめたいから、良いかな?」
「来て、アナタァ」「あ、私もーっ」
当然一度で確認出来ず、何度も確認を続ける王であった。
朝、朝食の礼に杏里を抱き、パートへ送り出す。そして未だ起きて来ない樹里を犯す。どちらも《浄化》を施して、キレイな状態に戻した。
「お兄ぃは今日も浮気?」
「勉強しに行くぞ?またノート買わなきゃだし」
「家でしなよ~」
「セックスしちゃうだろ?」
「外行ったら他所の女としちゃうでしょ!?」
「お前が勉強しないだろうが。帰ったら中出ししてやるから予習復習してなさいっ」
王が勉強したいと言うのは事実。だが女達の誘惑が多いのも事実で王にとっては出掛けるのも億劫に感じた。しかし家に居ても誘惑はあり、しかも誰も止める者がないとなれば箍が外れてしまうのは必定。嫌でも外に出なければならなかった。
それに、不要になったゴムを使わねばならない。売ろうと思えばネットオークション等が使えるだろうが、転売されたコンドームに信頼を置けるかどうか、言わずとも分かるであろう。王は0.03mmの封印をこっそりカバンに収めて家を出た。そして速足でショッピングモールへと急いだ。
「あっ!」
「あのっ!」
速足の王に、女達の声は届かない。歩いているように見えてマラソン並の速さであり、立ち止まって振り向いても20mは離れてしまっているだろう。とにかく王は予定を優先。文具屋で10冊セットのノートを買うと、食品コーナーで飲み物を買ってショッピングモールを離れた。
─歩いたら捕まるからな…。それにあんな人数相手に出来ないぞ─
正直ドキリとした女性もいた。いたが初志貫徹を貫いて図書館へ急ぐ。
「あ、王さん。こんにちは…」
「また勉強に来たよ」
「カードを預かりますね。それで…」
昨日抱いた公務員の女性は、今館内に他の客はいないと言う。カードを返すため立ち上がった女性のスカート姿に王は股間を膨らませた。
「お姉さん。トイレ、行きたいな」
「案内しますねっ」
「あ……。王さん…」
「期待してたんでしょ?俺もだよ」
王達は女子トイレの個室へ入ると個室に《結界》と《停滞》を掛け、スカートの横から下着を降ろすお姉さんのスカートを捲っていきり立った王子をお姉さんの欲しい場所へ押し付け捏ねる。王子の先端からは粘りのある液体が染み出し、お姉さんの湿りと混ざり先端が埋まる。それからは奥へ奥へ。完全に王子が埋没すると、背後から大きな胸を揉みしだき腰を振った。
せっかく持って来たゴムは使わなかった。全て腟内に射精して、帰りにキレイにしてやると言ってそれぞれの仕事に向かった。
昼はコンビニで購入し、公園の林の中で食事を取る。着いて来てしまった女達にも中出しし、午後も図書館で勉強した。
「王くぅん…」
「このまま挿れるね」
王は名も知らぬお姉さんとセックスする。大きい尻肉に叩き付ける感触が思いの外気に入った様で、パンパンと思い切り尻を打ち、精液を流し込む。数時間腰を振っても外では2分も経っていない。お姉さんは不思議がったが、この快楽を逃したくないのか追及はしなかった。
家に帰り、樹里の成果を確認するとベッドに座って跨らせる。スポブラから剥かれた成長途中の膨らみにしゃぶり付き、母が帰るまで孕ませセックスを楽しんだ。
ゴムを使う機会は…。
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