異世界から帰ったのに何かおかしい 〜俺ってそんなにモテてたか?〜

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51 外国人は歳が分かりにくい

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 言葉の意味を理解出来る王は、食事を終えると誘いに乗った。そして2人、植樹の中へと入って行く。

『《結界》を張ったよ』

『魔法使い?それとも忍者?前者なら焼かれる辺り私と一緒ね』

 フランスジョーク、ではなくジャンヌジョークである。ちなみにすぐ隣にはジャンヌ・ダルク学校があり、時期が違えば学生達が騒いでいると言う。

 《結界》等を駆使して目隠しと時間操作を行い、ジャンヌさんの上着を肌けさせる。

─やはりジャンヌと言ったらドラクロワ─

 王は勘違いしているが、絵画に描かれた女性は自由の女神でモデルはいないとされているし、フランス革命でもない。だが目の前に剥かれた双丘に、そんなことどうでも良くなった。

『ンチュ…愛してるわ、ロワ…』

 唇を重ねたジャンヌは王をフランス語で呼んだ。王はジャンヌの膨らみを揉み、腰を押し付ける。脚が長い。背丈は同じくらいなのにズボン越しに硬くなったモノ先が彼女の臍に当たらない。西洋人が羨ましく感じるが、屈まなくても挿れられると思うと丁度良い。王は唇から首筋を通って乳房、そして乳首に舌を這わす。同時に両手は尻を撫で、少しゆったりとしたストレートなデニムパンツを降ろした。

『キレイな脚だね』

『あなたのも逞しくて素敵よ』

 リーバイス501。フランスエルフの中で流行っていると言う。妹に買って行っても文句を言われそうだ。互いに脚を褒め合うと、ジャンヌは長い脚を折り曲げて王子にキスをする。王は地面を床張りし、仰向けに寝そべると、ジャンヌを顔に跨らせ、フレンチ・ジョブを継続する。突然現れた床張りに、ジャンヌは何も言わなかった。彼女の目は、王の怒張に釘付けであり、言葉を発する暇もなく王子を飲み込んだ。

『ンッ、グプッ!ンンッ』

「んっ、んっ、んっちゅ」

 王から解き放たれる白濁が、ジャンヌの喉を打ち付ける。その度に彼女は声を漏らし、喉を鳴らして子種を収める。王もまた、ジャンヌの愛液を嚥下しては自身の唾液を流し込む。

『ンッ…ロワ……貴方の子供が欲しいわ』

「Insère-le, Jeanne.」

「Oui, mon cher roi.」

 ジャンヌの股間が王の顔を離れ、王子を先端に押し付けられると彼女は一気に降下する。ブチッと裂ける感覚が、ジャンヌが処女である事を示した。王は急いで《回復》を掛け彼女の体を労っいたわ た。

『初めてなのっ、けどっ、気持ち良いっ!あんっ』

『ジャンヌのまんこ、凄く締め付けて、凄く良いよっ』

『乳首を吸って!ああん、んん~っ』

 ジャンヌは乳首を吸われる事を好み、後背位で突かれるのを好んだ。相反する好みを叶えられる王は、《分体化》して応え、前後の穴を王の所有物に変えた。もちろんたわわな双丘も、魅惑的な唇も王の物である。王は初めてのフランスエルフに本気の種付けを施す。何度も、何度も。事後、ジャンヌが14歳と知って慌てて《浄化》したが、その日はジャンヌの家に泊めてもらい、何度も射精した。当然母子丼でだ。

 ジャンヌが年末で暇なのが分かると王は年明けまでジャンヌと過ごそうかと考えてしまったが、愚妹のお土産ぇ~の声が頭を過り思い留まった。何より魔物の調査や素材の買取にも興味があるのだ。どちらかを選ばなければならない。

『モンスター?どこかで出たとは聞いたけど、私ニュース見ないもの』

─中二ならそんなもんか─

『セヴェンヌの周辺に出たと聞いたわ』

 ジャンヌの母は食事の後片付けをしながらニュースで見聞きした事を教えてくれた。セヴェンヌ国立公園はジェクスの南西にあり、モン・ダルデシュ自然公園、オーブラック自然公園等と隣接していると言う。

『ねえロワ、私も連れて行ってよ』

『お嬢さんは戦えないでしょう?』

『私だって戦えるわ』

『ジャンヌ、貴女が戦うと火炙りにされるわよ?』

『ならそんな名前付けないでよっ』

 付けたのは父だそうだが、よくある名前なので文句を言っては可哀想だ。









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