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2 王国から帝国へ
年下も、良いものだ。
しおりを挟むランデルは少女達にアウディーの二本差しを舐らせると、自らも支度を整えて唾液でベトベトになった腰の物へ跨った。我慢出来なかったからではなく、少女達にどうするかを説いていたのだろう。交合いを見せながら、やる事、やらなくて良い事、やってはならぬ事を説く。客は常に寝かせたまま行う事。腰の振り方。腰を動かす客の止め方。そして妊娠しにくい出させ方。他にも色々、失敗と成功を実践しながら見せてやり、当人達にも体験させた。
初めてでは怖かろうとアウディーは思ったが、ランデルの良がる姿を見て警戒は解かれたらしい少女達は逡巡する事なくアウディーのもう1本に跨ると、ランデルに抱き着いて股の中心に宛てがわれた。コチラは子種の出ない方、失敗は無い。自分達の涎でヌルヌルになった腰の物にゆっくり腰を落として行き、痛みで体を硬直させた。
「い…痛……」
「初めてだからね。しっかり奥まで挿しな。慣れれば気持ち良くなるから、ね」
優しい声に、少女は体の力を緩める。アウディーは搾り取られるような圧を感じ、益々少女を買うクズの気持ちが分かってしまった。
「坊や。大人しく…ね」「分かってるっ」
時間にして5p、少女が落ち着くのを待って、ようやくランデルが動き出す。その振動で少女の声が出るが、苦痛は次第に快楽へと変わって行った。
─コレは…クセになり、そうだ…─
彼は今まで10歳前後の女性と肌を重ねる事は無かった。姉妹との同衾はあっても、本番行為は無かった。姉には求められていたが母親から注意を受けていたし、母達より若いのが良ければメイドが抱けたため、子供相手への欲求は湧かなかったのだ。それでも少女達の初々しさや庇護欲を掻き立てる姿を見てしまうと自分の性癖を歪められてしまいそうに思い、不安に駆られた。
「ランデルッ、おっぱいっ。おっぱい吸わせてくれっ」
「あんっ、どうしたのさ、急に」
ランデルにがっ付くアウディーであったが、結局は少女達にも同じ経験をさせる事になり、少女達には余計に懐かれる事になった。
「で?慌ててママのおっぱいにしゃぶり付いたって訳かい」
「アウディーさま~、おっぱいでちゅよ~」「お客には吸わせないから。アウディーさまだけ吸わせたげるっ」
事後、問われて答えると年下の母が増えた。そして穴が落ち着くまで練習すると言う建前で少女達とも行為を行う事が決まった。建前ではあるが練習は練習。色々な客を想定した練習が行われた。
「お兄ちゃん…クアラのアソコ、ジンジンしておかしいの……。お兄ちゃんの太いの、見てたら…切ないよぉ…」
「イヤッ!汚いっ!そんなの入らないからっ!ああーっ!!ふっ!太いいっ動かないでええっ!!」
「お父さん、いつもお仕事頑張ってくれてありがと…ね?今日はわたしがママの代わりだから、さ。いっぱい…愛し、あお?」
「おじさぁ~ん。ガキにチンポ踏まれて勃起しちゃってんのぉ?汚ったないネバネバ出してビクビクしちゃってさぁ、雑魚チンポじゃ~ん」
─クセになりそうだ…─
洗脳されそうな精神を大人のママ達に癒してもらうアウディーであった。
20日。少女達の練習が最終日となり、アウディーは街を出る事を隣で横になるランデルに告げた。
「そうかい。…行っちまうんだね」
「王国に行って、またここに戻るよ」
「あん…で、また出てっちまうんだろ?」
「浮気者ですまん」
「しっかり出してから行きな」
出発は午後となった。
後ろ髪引かれながらもスッキリしたアウディーは、全速力で王国へ向かう。バンデルロウ国境砦を両替無しで通過して、そこから3日で王都カストル・デラクトスに入る。ニュールンベルクに寄らなかったのは、長居してしまうからに他ならない。そこからバンキーナ山地街を北に迂回し、アットアルメンテ領に入らないように東へ、スコリエラ家の領地へ向かう。アウディーが家を出ると同時に母子は実家に戻る決断をしたからだ。
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