王太子と婚約破棄して魔王に嫁いだらいきなり監禁されました。
侯爵令嬢として生まれたクトリア・オルレンは、生まれつき女神の加護を受ける証である白い天使のような羽を持って生まれた。
そのせいで母親からは避けられ、家族すら自分を恐れて目を合わせようともしない。
加護を受けることから、クトリアは次期王妃に選ばれる。
でも婚約者の王太子はクズ野郎だった。
機嫌が悪ければ蹴られ、顔を踏みつけられる。
家族にも婚約者にも愛されない、そんな毎日に嫌気がさしてきたころ、助けてくれた人が魔王で、なんと魔王に求婚される!
『……逃げたくないか?』
『……逃げたい』
魔王の手を取った瞬間から、歯車が動き出した。
タイトル変更いたしました。
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