49 / 65
第49話 神々の鍛冶場と黒鉄の誓い
しおりを挟む
頑固なドワーフの鍛冶師、グレンが、俺たちの仲間に加わった。
それは、『安らぎの庭』にとって、革命的な出来事だった。俺の、素人考えのDIYと、エリナの古代魔法、そして、グレンの、何十年にもわたって培われた、ドワーフの伝統的な鍛冶技術。この三つが、融合した時、俺たちの創造力は、文字通り、無限の可能性を、手に入れたのだ。
「まずは、話にならん!」
グレンが、俺の作った、石化粘土の炉を、一瞥するなり、吐き捨てた。
「こんな、ままごとのような、炉では、この、神聖な、鉱石たちの、魂を、引き出すことは、できんわ! 我々が、最初に、作るべきものは、最高の、道具を、生み出すための、最高の『鍛冶場(フォージ)』じゃ!」
彼の、鍛冶師としての、魂に、火がついたようだった。
その日から、俺たちの、新たな、巨大プロジェクト、『神々の鍛冶場』の建設が、始まった。
「ルインよ! もっと、硬く、そして、熱に強い、石材は、ないのか! 炉の、心臓部を、作るのじゃ!」
「エリナ嬢! その、魔法とやらで、ふいごを、作れんか! 神の、息吹の如き、強力な、風を、送り込む、魔法の、ふいごを!」
グレンは、普段の、無愛想さが、嘘のように、生き生きとした表情で、次々と、指示を、飛ばした。彼は、もはや、ただの客人ではない。この、プロジェクトの、総監督であり、俺にとっては、厳しくも、頼れる、師匠だった。
俺は、彼の、要求に、応えるべく、森の、さらに、奥深くへと、分け入った。そして、火山の、火口近くで、黒曜石のように、黒く、硬く、そして、異常なほどの、耐熱性を、持つ、『竜の鱗石(ドラゴン・スケイル・ストーン)』を発見した。これは、炉の、材料として、最適だった。
エリナも、グレンの、無茶な要求に、見事に、応えてみせた。
彼女は、風の精霊に、働きかける、古代魔法を、用い、巨大な、竜巻を、発生させ、その力を、一点に、収束させる、魔法の、ふいごを、作り上げた。その、送風力は、もはや、暴風と呼ぶに、ふさわしい。
俺たちが、最高の、素材を、集め、エリナが、魔法で、それを、形にしていく。
そして、グレンが、その、長年の、経験と、知識で、細部を、監修する。
三人の、力が、一つになった時、そこに、奇跡が、生まれた。
数週間後。
ログハウスの、少し離れた場所に、それは、完成した。
『竜の鱗石』で、組まれた、巨大な炉。
魔法の力で、超高温の、風を、送り込む、ふいご。
『黒鉄木』の、梁と、『凍てつく銅』の、屋根を持つ、広々とした、鍛冶場。
そして、作業台の、中心には、俺が、森の、奥深くで、発見した、この世の、どんな金属よりも、硬いという、伝説の鉱石、『金剛石(アダマンタイト)』を、加工して作った、巨大な、金床(アンビル)が、鎮座している。
「……できた……。できたぞ……!」
グレンは、完成した、自分たちの、鍛-冶場を、見上げ、わなわなと、その、巨躯を、震わせた。
その瞳には、涙すら、浮かんでいるように見えた。
「これぞ……わしが、生涯、夢見てきた、『神々の鍛冶場』じゃ……!」
その日、俺たちは、鍛冶場の、完成を祝して、ささやかな、火入れの、儀式を、行った。
グレンが、炉に、火を灯すと、魔法のふいごが、轟音と共に、作動し、炉の中の炎は、まるで、太陽のように、白く、輝き始めた。
「よし! ルインよ!」
グレンが、その、炎に、照らされながら、俺に、向き直った。
「今日から、お主は、わしの、一番弟子じゃ。わしの、持つ、技術の、全てを、叩き込んでやる。覚悟は、よいか!」
「ああ、望むところだ、師匠!」
俺の、鍛冶師としての、修行が、始まった。
それは、想像以上に、過酷で、そして、楽しい、日々だった。
「違う、小僧! ハンマーの、振り下ろし方が、甘いわ! 魂を、込めろ! 鉄の、声を聞くのじゃ!」
「焼き入れの、タイミングが、コンマ一秒、遅い! そんなことでは、金属の、神様に、そっぽを、向かれるぞ!」
グレンの、怒声が、毎日、鍛冶場に、響き渡る。
俺は、泥だらけになり、汗まみれになりながら、一心不乱に、ハンマーを、振るい続けた。
最初は、ただの、鉄の塊だったものが、叩かれ、熱せられ、冷やされる、その過程で、少しずつ、形を変え、やがて、美しい、道具へと、生まれ変わっていく。
その、創造の、プロセスは、俺の、心を、掴んで、離さなかった。
エリナも、そんな、俺たちの姿を、微笑ましそうに、眺めながら、時には、魔法で、俺たちの、作業を、手伝ってくれた。
彼女は、金属に、美しい、装飾を、施したり、道具に、便利な、魔法効果を、付与したりする、才能に、長けていた。
俺が、基礎を作り、グレンが、それを、鍛え上げ、エリナが、最後に、魔法で、魂を、吹き込む。
俺たちの、モノづくりは、もはや、一人では、決して、たどり着けない、高みへと、達しつつあった。
修行を、始めてから、一ヶ月が、過ぎた頃。
俺は、グレンの、指導の元、ついに、自分の、最初の、作品を、完成させた。
それは、一本の、シンプルな、短剣だった。
材料は、『凍てつく銅』と、少量だけ、混ぜ込んだ、『帯電石』。
刀身は、美しく、磨き上げられ、握りには、滑り止めの、『絞殺蔓』の、繊維が、巻かれている。
そして、エリナの魔法によって、その刃には、常に、微弱な、冷気と、電気が、まとわりついていた。
「……どうだ、師匠」
俺が、完成した、短剣を、差し出すと、グレンは、それを受け取り、厳しい目で、細部まで、じっくりと、検分した。
しばらくの、沈黙。
俺は、緊張しながら、彼の、言葉を、待った。
やがて、グレンは、ふん、と、鼻を鳴らした。
「……まだまだ、甘いわ。百点満点中、六十点、というところじゃな」
厳しい、評価だった。
俺は、少しだけ、肩を、落とした。
だが、グレンは、続けた。
「……だが」
彼は、俺の、目を見て、言った。
「わしの、最初の、作品よりは、遥かに、上出来じゃ」
そして、彼は、初めて、俺に向かって、にかり、と、歯を見せて、笑った。
それは、不器用で、だが、心からの、称賛の、笑みだった。
「……! あ、ありがとう、師匠!」
俺は、心の底から、込み上げてくる、喜びに、思わず、大きな声で、礼を言った。
この、一本の、短剣。
それは、俺が、この楽園で、手に入れた、新しい、絆と、成長の、証だった。
俺は、完成したばかりの、短剣を、強く、握りしめた。
この、力で、この、技術で、俺は、これから、何でも、作ることができる。
そして、この、力で、俺は、大切な、家族と、この『安らぎの庭』を、守り抜くのだ。
俺と、師匠、グレンの、黒鉄の誓い。
それは、神々の鍛冶場で、熱く、赤く、燃え上がる、炎のように、固く、結ばれた。
俺たちの、創造の物語は、まだ、始まったばかりだ。
それは、『安らぎの庭』にとって、革命的な出来事だった。俺の、素人考えのDIYと、エリナの古代魔法、そして、グレンの、何十年にもわたって培われた、ドワーフの伝統的な鍛冶技術。この三つが、融合した時、俺たちの創造力は、文字通り、無限の可能性を、手に入れたのだ。
「まずは、話にならん!」
グレンが、俺の作った、石化粘土の炉を、一瞥するなり、吐き捨てた。
「こんな、ままごとのような、炉では、この、神聖な、鉱石たちの、魂を、引き出すことは、できんわ! 我々が、最初に、作るべきものは、最高の、道具を、生み出すための、最高の『鍛冶場(フォージ)』じゃ!」
彼の、鍛冶師としての、魂に、火がついたようだった。
その日から、俺たちの、新たな、巨大プロジェクト、『神々の鍛冶場』の建設が、始まった。
「ルインよ! もっと、硬く、そして、熱に強い、石材は、ないのか! 炉の、心臓部を、作るのじゃ!」
「エリナ嬢! その、魔法とやらで、ふいごを、作れんか! 神の、息吹の如き、強力な、風を、送り込む、魔法の、ふいごを!」
グレンは、普段の、無愛想さが、嘘のように、生き生きとした表情で、次々と、指示を、飛ばした。彼は、もはや、ただの客人ではない。この、プロジェクトの、総監督であり、俺にとっては、厳しくも、頼れる、師匠だった。
俺は、彼の、要求に、応えるべく、森の、さらに、奥深くへと、分け入った。そして、火山の、火口近くで、黒曜石のように、黒く、硬く、そして、異常なほどの、耐熱性を、持つ、『竜の鱗石(ドラゴン・スケイル・ストーン)』を発見した。これは、炉の、材料として、最適だった。
エリナも、グレンの、無茶な要求に、見事に、応えてみせた。
彼女は、風の精霊に、働きかける、古代魔法を、用い、巨大な、竜巻を、発生させ、その力を、一点に、収束させる、魔法の、ふいごを、作り上げた。その、送風力は、もはや、暴風と呼ぶに、ふさわしい。
俺たちが、最高の、素材を、集め、エリナが、魔法で、それを、形にしていく。
そして、グレンが、その、長年の、経験と、知識で、細部を、監修する。
三人の、力が、一つになった時、そこに、奇跡が、生まれた。
数週間後。
ログハウスの、少し離れた場所に、それは、完成した。
『竜の鱗石』で、組まれた、巨大な炉。
魔法の力で、超高温の、風を、送り込む、ふいご。
『黒鉄木』の、梁と、『凍てつく銅』の、屋根を持つ、広々とした、鍛冶場。
そして、作業台の、中心には、俺が、森の、奥深くで、発見した、この世の、どんな金属よりも、硬いという、伝説の鉱石、『金剛石(アダマンタイト)』を、加工して作った、巨大な、金床(アンビル)が、鎮座している。
「……できた……。できたぞ……!」
グレンは、完成した、自分たちの、鍛-冶場を、見上げ、わなわなと、その、巨躯を、震わせた。
その瞳には、涙すら、浮かんでいるように見えた。
「これぞ……わしが、生涯、夢見てきた、『神々の鍛冶場』じゃ……!」
その日、俺たちは、鍛冶場の、完成を祝して、ささやかな、火入れの、儀式を、行った。
グレンが、炉に、火を灯すと、魔法のふいごが、轟音と共に、作動し、炉の中の炎は、まるで、太陽のように、白く、輝き始めた。
「よし! ルインよ!」
グレンが、その、炎に、照らされながら、俺に、向き直った。
「今日から、お主は、わしの、一番弟子じゃ。わしの、持つ、技術の、全てを、叩き込んでやる。覚悟は、よいか!」
「ああ、望むところだ、師匠!」
俺の、鍛冶師としての、修行が、始まった。
それは、想像以上に、過酷で、そして、楽しい、日々だった。
「違う、小僧! ハンマーの、振り下ろし方が、甘いわ! 魂を、込めろ! 鉄の、声を聞くのじゃ!」
「焼き入れの、タイミングが、コンマ一秒、遅い! そんなことでは、金属の、神様に、そっぽを、向かれるぞ!」
グレンの、怒声が、毎日、鍛冶場に、響き渡る。
俺は、泥だらけになり、汗まみれになりながら、一心不乱に、ハンマーを、振るい続けた。
最初は、ただの、鉄の塊だったものが、叩かれ、熱せられ、冷やされる、その過程で、少しずつ、形を変え、やがて、美しい、道具へと、生まれ変わっていく。
その、創造の、プロセスは、俺の、心を、掴んで、離さなかった。
エリナも、そんな、俺たちの姿を、微笑ましそうに、眺めながら、時には、魔法で、俺たちの、作業を、手伝ってくれた。
彼女は、金属に、美しい、装飾を、施したり、道具に、便利な、魔法効果を、付与したりする、才能に、長けていた。
俺が、基礎を作り、グレンが、それを、鍛え上げ、エリナが、最後に、魔法で、魂を、吹き込む。
俺たちの、モノづくりは、もはや、一人では、決して、たどり着けない、高みへと、達しつつあった。
修行を、始めてから、一ヶ月が、過ぎた頃。
俺は、グレンの、指導の元、ついに、自分の、最初の、作品を、完成させた。
それは、一本の、シンプルな、短剣だった。
材料は、『凍てつく銅』と、少量だけ、混ぜ込んだ、『帯電石』。
刀身は、美しく、磨き上げられ、握りには、滑り止めの、『絞殺蔓』の、繊維が、巻かれている。
そして、エリナの魔法によって、その刃には、常に、微弱な、冷気と、電気が、まとわりついていた。
「……どうだ、師匠」
俺が、完成した、短剣を、差し出すと、グレンは、それを受け取り、厳しい目で、細部まで、じっくりと、検分した。
しばらくの、沈黙。
俺は、緊張しながら、彼の、言葉を、待った。
やがて、グレンは、ふん、と、鼻を鳴らした。
「……まだまだ、甘いわ。百点満点中、六十点、というところじゃな」
厳しい、評価だった。
俺は、少しだけ、肩を、落とした。
だが、グレンは、続けた。
「……だが」
彼は、俺の、目を見て、言った。
「わしの、最初の、作品よりは、遥かに、上出来じゃ」
そして、彼は、初めて、俺に向かって、にかり、と、歯を見せて、笑った。
それは、不器用で、だが、心からの、称賛の、笑みだった。
「……! あ、ありがとう、師匠!」
俺は、心の底から、込み上げてくる、喜びに、思わず、大きな声で、礼を言った。
この、一本の、短剣。
それは、俺が、この楽園で、手に入れた、新しい、絆と、成長の、証だった。
俺は、完成したばかりの、短剣を、強く、握りしめた。
この、力で、この、技術で、俺は、これから、何でも、作ることができる。
そして、この、力で、俺は、大切な、家族と、この『安らぎの庭』を、守り抜くのだ。
俺と、師匠、グレンの、黒鉄の誓い。
それは、神々の鍛冶場で、熱く、赤く、燃え上がる、炎のように、固く、結ばれた。
俺たちの、創造の物語は、まだ、始まったばかりだ。
149
あなたにおすすめの小説
なんだって? 俺を追放したSS級パーティーが落ちぶれたと思ったら、拾ってくれたパーティーが超有名になったって?
名無し
ファンタジー
「ラウル、追放だ。今すぐ出ていけ!」
「えっ? ちょっと待ってくれ。理由を教えてくれないか?」
「それは貴様が無能だからだ!」
「そ、そんな。俺が無能だなんて。こんなに頑張ってるのに」
「黙れ、とっととここから消えるがいい!」
それは突然の出来事だった。
SSパーティーから総スカンに遭い、追放されてしまった治癒使いのラウル。
そんな彼だったが、とあるパーティーに拾われ、そこで認められることになる。
「治癒魔法でモンスターの群れを殲滅だと!?」
「え、嘘!? こんなものまで回復できるの!?」
「この男を追放したパーティー、いくらなんでも見る目がなさすぎだろう!」
ラウルの神がかった治癒力に驚愕するパーティーの面々。
その凄さに気が付かないのは本人のみなのであった。
「えっ? 俺の治癒魔法が凄いって? おいおい、冗談だろ。こんなの普段から当たり前にやってることなのに……」
才がないと伯爵家を追放された僕は、神様からのお詫びチートで、異世界のんびりスローライフ!!
にのまえ
ファンタジー
剣や魔法に才能がないカストール伯爵家の次男、ノエール・カストールは家族から追放され、辺境の別荘へ送られることになる。しかしノエールは追放を喜ぶ、それは彼に異世界の神様から、お詫びにとして貰ったチートスキルがあるから。
そう、ノエールは転生者だったのだ。
そのスキルを駆使して、彼の異世界のんびりスローライフが始まる。
転生貴族の移動領地~家族から見捨てられた三子の俺、万能な【スライド】スキルで最強領地とともに旅をする~
名無し
ファンタジー
とある男爵の三子として転生した主人公スラン。美しい海辺の辺境で暮らしていたが、海賊やモンスターを寄せ付けなかった頼りの父が倒れ、意識不明に陥ってしまう。兄姉もまた、スランの得たスキル【スライド】が外れと見るや、彼を見捨ててライバル貴族に寝返る。だが、そこから【スライド】スキルの真価を知ったスランの逆襲が始まるのであった。
A級パーティーを追放された黒魔導士、拾ってくれた低級パーティーを成功へと導く~この男、魔力は極小だが戦闘勘が異次元の鋭さだった~
名無し
ファンタジー
「モンド、ここから消えろ。てめえはもうパーティーに必要ねえ!」
「……え? ゴート、理由だけでも聴かせてくれ」
「黒魔導士のくせに魔力がゴミクズだからだ!」
「確かに俺の魔力はゴミ同然だが、その分を戦闘勘の鋭さで補ってきたつもりだ。それで何度も助けてやったことを忘れたのか……?」
「うるせえ、とっとと消えろ! あと、お前について悪い噂も流しておいてやったからな。役立たずの寄生虫ってよ!」
「くっ……」
問答無用でA級パーティーを追放されてしまったモンド。
彼は極小の魔力しか持たない黒魔導士だったが、持ち前の戦闘勘によってパーティーを支えてきた。しかし、地味であるがゆえに貢献を認められることは最後までなかった。
さらに悪い噂を流されたことで、冒険者としての道を諦めかけたモンドだったが、悪評高い最下級パーティーに拾われ、彼らを成功に導くことで自分の居場所や高い名声を得るようになっていく。
「魔力は低かったが、あの動きは只者ではなかった! 寄生虫なんて呼ばれてたのが信じられん……」
「地味に見えるけど、やってることはどう考えても尋常じゃなかった。こんな達人を追放するとかありえねえだろ……」
「方向性は意外ですが、これほどまでに優れた黒魔導士がいるとは……」
拾われたパーティーでその高い能力を絶賛されるモンド。
これは、様々な事情を抱える低級パーティーを、最高の戦闘勘を持つモンドが成功に導いていく物語である……。
14歳までレベル1..なので1ルークなんて言われていました。だけど何でかスキルが自由に得られるので製作系スキルで楽して暮らしたいと思います
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕はルーク
普通の人は15歳までに3~5レベルになるはずなのに僕は14歳で1のまま、なので村の同い年のジグとザグにはいじめられてました。
だけど15歳の恩恵の儀で自分のスキルカードを得て人生が一転していきました。
洗濯しか取り柄のなかった僕が何とか楽して暮らしていきます。
------
この子のおかげで作家デビューできました
ありがとうルーク、いつか日の目を見れればいいのですが
ダンジョンに捨てられた私 奇跡的に不老不死になれたので村を捨てます
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
私の名前はファム
前世は日本人、とても幸せな最期を迎えてこの世界に転生した
記憶を持っていた私はいいように使われて5歳を迎えた
村の代表だった私を拾ったおじさんはダンジョンが枯渇していることに気が付く
ダンジョンには栄養、マナが必要。人もそのマナを持っていた
そう、おじさんは私を栄養としてダンジョンに捨てた
私は捨てられたので村をすてる
神様、ありがとう! 2度目の人生は破滅経験者として
たぬきち25番
ファンタジー
流されるままに生きたノルン伯爵家の領主レオナルドは貢いだ女性に捨てられ、領政に失敗、全てを失い26年の生涯を自らの手で終えたはずだった。
だが――気が付くと時間が巻き戻っていた。
一度目では騙されて振られた。
さらに自分の力不足で全てを失った。
だが過去を知っている今、もうみじめな思いはしたくない。
※他サイト様にも公開しております。
※※皆様、ありがとう! HOTランキング1位に!!読んで下さって本当にありがとうございます!!※※
※※皆様、ありがとう! 完結ランキング(ファンタジー・SF部門)1位に!!読んで下さって本当にありがとうございます!!※※
ゴミ鑑定だと追放された元研究者、神眼と植物知識で異世界最高の商会を立ち上げます
黒崎隼人
ファンタジー
元植物学の研究者、相川慧(あいかわ けい)が転生して得たのは【素材鑑定】スキル。――しかし、その効果は素材の名前しか分からず「ゴミ鑑定」と蔑まれる日々。所属ギルド「紅蓮の牙」では、ギルドマスターの息子・ダリオに無能と罵られ、ついには濡れ衣を着せられて追放されてしまう。
だが、それは全ての始まりだった! 誰にも理解されなかったゴミスキルは、慧の知識と経験によって【神眼鑑定】へと進化! それは、素材に隠された真の効果や、奇跡の組み合わせ(レシピ)すら見抜く超チートスキルだったのだ!
捨てられていたガラクタ素材から伝説級ポーションを錬金し、瞬く間に大金持ちに! 慕ってくれる仲間と大商会を立ち上げ、追放された男が、今、圧倒的な知識と生産力で成り上がる! 一方、慧を追い出した元ギルドは、偽物の薬草のせいで自滅の道をたどり……?
無能と蔑まれた生産職の、痛快無比なざまぁ&成り上がりファンタジー、ここに開幕!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる