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第8章 淫毒におかされた肉体が…
11 指よりももっといいモノを
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いい子だと告げられた後に二本の指で抉るように擦られ、悶絶し、嬌声を放つ。
さっきみたいにしてと。
さっきみたいな快感が欲しいと。
早く、早くしてと。
相手の性戯一色に染められた身が、なりふり構わずになって前へと手を伸ばす。
自分で扱こうとして、ダメだと大きな手に止められて宣告された。
「指よりももっといいモノを、君に…」
カチャ、カチャとせわしない金属音がやたらと響いて聞こえた。
甲冑姿のままでいた相手が逞しい下半身から前垂れを外している様子に、あっ…と視線を奪われる。
「今からコレを…あげよう」
ドサッと腰回りの装着具だけが脇に落とされて、ぶるんと猛々しい欲望の塊が下穿きから取り出された。
「っ!!」
その長さ、その太さ、そのドクドクと筋を走らせる色合いに、その角度は――自分となんて比べものにもならない。
強度を誇示するかのように、ぬちぬちっとアルファ属性の男が自身の桁外れの巨根を扱いた。
途端にズクンッと呼応するように奥が疼いて、ハァアァッと吐息を漏らす。
欲しいと。
今すぐにそのオスの棒を挿れてと強く湧き上がった。
けれども同時に、入らないと本能的な怯えも立ち上がる。
「オル…フェ…ウス…」
膝裏に手を置かれ、左足が胸につくまで持ち上げられ、腰の下に枕が置かれ、尋常じゃないまでに昂ぶった陰茎を晒された秘部へとあてられて、震えながら訴えた。
「む、むり…だ…」
入るわけがないと。
どんなに乱れて発情していようともできるわけがないと。
身を固くせずにはいられない。
その反射的に強張った肉体の、ピクピクと息づく蕾に。
大丈夫だ、君の身体は――と。
よくは聞き取れなかった囁きとともに、ぐちゅぅぅっと子供の拳ほどに大きい先端が沈められた。
「ヒッアアッアァーーッ」
間髪入れずに雄々しい茎の部分をねじ入れられて、アアァッ、アアァッ、アアーーッと閉じることを忘れた唇が引っ切りなしに悲鳴を上げる。
とてつもない大きさにガクガクッ、ガクガクッと抱えられた脚に震えが走った。
けれども、そんな長大な性の突起にもたらされる圧迫感と時間はほどなくして抜け去る。
ポロポロと見開かれた瞳から涙をこぼしながら、なんで…と動揺させられた。
(痛く…ない…)
興奮した男根に存分に犯されているというのに。
勃起した肉の棒を無理矢理に挿入されたというのに、破瓜の痛みがないのだ。
それどころか、ずちゅぅうと弧のある先を擦りつけられて、ンンーーッと狂おしいまでの快感が湧き上がった。
(うそ…ど、どうして…)
狭い肉の通路があらん限りに広げられ、みっちみちに咥えさせられているというのに気持ちがいいだなんて、どういうことなのかと戸惑う視線の先で。
「そんなにもいいのか、ん?」
と高く上げさせた脚の膝裏を押さえたまま、半分まで受け入れさせた秘部を熱い視線で眺めていたオルフェウスにねっとりと尋ねられた。
「ずいぶんと感じている」
さっきみたいにしてと。
さっきみたいな快感が欲しいと。
早く、早くしてと。
相手の性戯一色に染められた身が、なりふり構わずになって前へと手を伸ばす。
自分で扱こうとして、ダメだと大きな手に止められて宣告された。
「指よりももっといいモノを、君に…」
カチャ、カチャとせわしない金属音がやたらと響いて聞こえた。
甲冑姿のままでいた相手が逞しい下半身から前垂れを外している様子に、あっ…と視線を奪われる。
「今からコレを…あげよう」
ドサッと腰回りの装着具だけが脇に落とされて、ぶるんと猛々しい欲望の塊が下穿きから取り出された。
「っ!!」
その長さ、その太さ、そのドクドクと筋を走らせる色合いに、その角度は――自分となんて比べものにもならない。
強度を誇示するかのように、ぬちぬちっとアルファ属性の男が自身の桁外れの巨根を扱いた。
途端にズクンッと呼応するように奥が疼いて、ハァアァッと吐息を漏らす。
欲しいと。
今すぐにそのオスの棒を挿れてと強く湧き上がった。
けれども同時に、入らないと本能的な怯えも立ち上がる。
「オル…フェ…ウス…」
膝裏に手を置かれ、左足が胸につくまで持ち上げられ、腰の下に枕が置かれ、尋常じゃないまでに昂ぶった陰茎を晒された秘部へとあてられて、震えながら訴えた。
「む、むり…だ…」
入るわけがないと。
どんなに乱れて発情していようともできるわけがないと。
身を固くせずにはいられない。
その反射的に強張った肉体の、ピクピクと息づく蕾に。
大丈夫だ、君の身体は――と。
よくは聞き取れなかった囁きとともに、ぐちゅぅぅっと子供の拳ほどに大きい先端が沈められた。
「ヒッアアッアァーーッ」
間髪入れずに雄々しい茎の部分をねじ入れられて、アアァッ、アアァッ、アアーーッと閉じることを忘れた唇が引っ切りなしに悲鳴を上げる。
とてつもない大きさにガクガクッ、ガクガクッと抱えられた脚に震えが走った。
けれども、そんな長大な性の突起にもたらされる圧迫感と時間はほどなくして抜け去る。
ポロポロと見開かれた瞳から涙をこぼしながら、なんで…と動揺させられた。
(痛く…ない…)
興奮した男根に存分に犯されているというのに。
勃起した肉の棒を無理矢理に挿入されたというのに、破瓜の痛みがないのだ。
それどころか、ずちゅぅうと弧のある先を擦りつけられて、ンンーーッと狂おしいまでの快感が湧き上がった。
(うそ…ど、どうして…)
狭い肉の通路があらん限りに広げられ、みっちみちに咥えさせられているというのに気持ちがいいだなんて、どういうことなのかと戸惑う視線の先で。
「そんなにもいいのか、ん?」
と高く上げさせた脚の膝裏を押さえたまま、半分まで受け入れさせた秘部を熱い視線で眺めていたオルフェウスにねっとりと尋ねられた。
「ずいぶんと感じている」
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