桃園の誓い ~三国志の始まり~

三国志の英雄「劉備」。
その青年期は、ただの農民に過ぎなかった。

天下の猛将としてその名を知られるようになる
「関羽」「張飛」も、ただの名も無き青年だった。

それでも彼らは「天下」を夢見たのだ。
名も無き身分ながら、天下を平定すると、本気で信じたのだ。

馬鹿だと言われながらも、
無謀だと言われながらも、
信じた道が天下へ続くと信じて。

無名だった三人の義兄弟の、始まりの物語をここに綴る。
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