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2章
74話 これからと今
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あれから丸一日、イベントの村でまったり過ごすというほのぼのスローライフみたいな形になった。
まさかイベント終った後に特に戦闘もなくゆっくり過ごすとは思わなかったがしょうがない。
だって早めにイベント片付いたんだし?
後全部終わった後に判明したことだが、イベントをさくっと終らせるメリットとして単純に超魔タンクを撃破
した段階での貰える貢献度が高いっぽい。
まあ久々にゲーム内でゆっくりしたので、ついでに料理スキルを取ろうと思ったのだが。
ギルドに行ってスキル覚えなきゃいけないらしい。
それが分かったのは、村中駆け巡り、プレイヤーに聞いたわけだが。
「まさかこんなのんびりするのが苦痛だとは思わなかった」
「アカメちゃん、マグロじゃないんだから」
「うっさいわよバトルジャンキー」
5日目の昼過ぎ、村の中にある茶屋の一つで団子とお茶を食っている所を見つかる。大規模戦闘が終わった後、チェルをリーダーにしてやって、私は隠居生活を決め込んでいる。
本人はまとめ役なんて出来ないと嘆いているが。
いいじゃない、タンクとして引く手あまたの人気者になった訳だし。
「私よりは適任でしょ、何だかんだで慕われてるし」
「本当はアカメちゃんが指示出してたのにねー」
「あんたが所構わず助けまわったおかげでもあるのよ」
団子をもっちゃもっちゃと頬張りながらイベント後のまったり時間を満喫する。本当ならログアウトしていつもの計画を考えていくのだが、今ログアウトしたら全部無駄になりそうな気がするのでイベント終了までしっかりログインするつもりだ。
だからいつものやる事リストにメモ帳を開いて計画を立てる。
「イベント終ったら何しようかしらねぇ……くっそまずいMREから卒業したい」
「MRE……?」
「これよこれ」
レーションを取り出して見せる。明らかに嫌そうな顔をしてそれを見てるのが分かる。やっぱり全員これを見るたびに明らかに不機嫌になる。それくらいまずいし、不法投棄に近いレベルで投げ売りされていたわけだし。
「あー……あたしそれ嫌い」
「今回の件でもうちょっと余裕持ってゲームしようと思ったら、やっぱり料理スキルは欲しいのよねえ」
「あたし2枠系のスキル1個もないからなぁ……」
「戦闘以外何が出来るのか逆に聞きたいんだけど」
「失礼な、あたしだって戦闘以外の一つや二つ……」
そういって途中で止まる。やっぱりできないんじゃないの。わかってはいたけど。
とにかく料理系のスキルを上げるのが一つ目。
「後はアクセサリー類も作らないとなあ」
「もうポーチあるのに?」
「どっちかっていうとMP補正の掛かるアクセかしらねぇ……ああ、そうだ刻印も覚えないと……」
「アカメちゃん、どこ目指してるの?」
どこを目指してるかと言われると難しいな。って言うか、どこを目指してるんだっけ?
不機嫌になった時と同じような顔をしているのかマイカが怖がっている。
「私の顔見ていちいちビビるんじゃないの」
「だってモンスターより凶悪な顔してるしー」
「美人じゃないの」
「美人っていうか凶悪顔のイケメン」
って言うかここで話してると一向にやる事がまとまらない。
バトルジャンキーの前に構ってちゃんなのか、寂しがりなんだろうな。
「ほら、やる事あるから遊んできなさい」
「はーい!って……子供扱い!」
しっしと払う様に手を動かすと、むすーっと唇を尖らせる。そんな顔しても駄目だから遊んできなさい。
なんだかんだで言う事聞いたと思ったら私の団子とお茶を食い逃げされる。
ああ、もう、こいつは。
「まったく……とりあえず料理スキルが一つ目、アクセが二つ目として……ああ、硝石の稼ぎもしてこないと火薬の量も減ったのよねぇ」
追加の団子とお茶を頼む。
村の事を救ったおかげと老人の好感度が高いおかげかイベント期間中の飲食はタダになってるのは良い特典だった。そういえばこれ終わった後ってこのマップ戻ってこれるんだろうか?
「銃の改良は適宜かしらねぇ……あとはお礼参りに、スーツの修復もいるし……」
流石にみっともないというかボロボロのままを着るのはプライドが許さなかったのでローブに着替えている。何だろうなこの部屋着感、一番安い防具だからこそ出来るような扱い。どちらにせよキャットスーツは元に戻して貰わないと、防御力が落ちすぎる。
装備の現状維持って大変だな、自前で直せるようにやっぱり裁縫も上げておくべきだろうか?って言うかこのまま行くとやらなきゃいけないっっていうか、やる事がどんどん積まれていくんだが。
とりあえず羅列するだけ羅列しよう。
【最重要】料理スキルを覚える
MP補正アクセを作る(細工のレベリング)
MPポーションの量産(錬金のレベリング)
硝石の回収及び火薬の量産
スーツの修復(裁縫のレベリング)
彫金の取得→刻印の取得
銃の改良、銃関係の付属品作成
→主に着火関係のギミック開発
金策(情報ギルドを脅迫)
あれ、多くねえかって言うかいつの間にこんな事になったんだろうか。
「まあ私のせいなんだけど」
メモ帳とリストを弄りながらおかわりの団子をまた頬張る。しっかりうまいって凄いなフルダイブ。ぶっちゃけみたらし、あんこ、きなこ、と色々タレはあるけど、何もつけないで食うのが一番好きだ。
そのくせ、やる事とか付属品いっぱい作ろうとしてるのはどういう矛盾なんだよ。
「錬金と細工がLv3だし、5まであげたら彫金と刻印の派生はしそうだけど、刻印もレベルが上がったら消費MP減ったりするとかありそうだし」
正直まだまだ試行錯誤出来る部分は多いし、飽きる事がなさそうだけど……これ片付いたら一気に冷めそうだ。
やる事があるって大事だよなあ……惰性でゲームをやり始めたらそれは完全に引退とか離れるの前提になってくるし。
ああ、そういえばクエストとかメインストーリー追うってのも考えてたんだ。絶景めぐりとかも楽しそうじゃない?
「だから思いついた所からやるやる言うのが悪いんだって」
表示していたメモ帳とリストを閉じてお茶を啜って一息。やっぱ日本人は珈琲よりお茶だよお茶。そういえば単純なレベリングもしないとなあ、あのチェルでさえLv24もあるし。
「あー、やる事多いわー……」
椅子に座ったままふいーっと大きく息を吐きだす。
そういえば私の事を知ったプレイヤーがいちいち「お疲れ様です、姉御!」っていうの誰が流行らせたんだ。
って言うかそんなに私って姉御ってキャラじゃ……いや、姉御キャラか。
「何やってるんですか」
「姉御キャラの定着に付いて黄昏てたところ」
「って言うかリーダー変わってくださいよ……僕そういう柄じゃないんです」
「こう見えてもコミュ力ないんだけど、私」
この茶屋だが比較的大通りに面している方なので、歩いていればすぐに私の事を見つけられる。実害が無いから別にいいっちゃいいんだが、どいつもこいつも構ってほしいんか。
「そういえば盾って専用スキルあるの?」
「一応ありますけど、タンクでもやるんですか?」
「いや、ちょーっと考えてた事」
「自前で防御壁でも作るんですか」
「お、せいかーい」
指を銃の様に構えてぴしっと向ける。まあこの辺はまだ実験段階と言うか考えているだけで実用化するまで先は長いんだろうけど、片手にライオットシールドとかも欲しいじゃん?
「まさかとは思うけどライオットとかついた盾持ってないわよね」
「いえ、持ってないですけど……それ、なんですか?」
「あー……ざっくり言うと防弾盾かなあ、バリスティックとかライオットとか言われる、警察とか軍隊の人が持ってる盾」
「うーん、どういう物かイメージは出来ましたけど、基本的に木製か鉄製しか見た事ないですよ」
「やっぱないかあ、そりゃ樹脂製だしなー」
「アカメさん、やっぱりちょっとおかしいですよ……」
そもそも盾をどうこうする前に片手でも扱える単発以外の銃を作るという課題が残っているわけだが。でもビジュアル的にはちょっと作ってみたいし、扱ってみたいのが人だよね。
とは言えこれ以上やる事増やしても手が回らないし、頭の片隅にでも入れておこう。木炭から炭素出して固めりゃ行けるんじゃね?とかざっくり考えてるけど、カーボンファイバーって確か銃弾に弱いんだっけか。
「まー、イベント終りの暇な時間を有効に使えたと思えばいいかな」
残ったお茶を飲み切ってから立ち上がり、チェルの頭をわしゃわしゃ撫で……れないけど、弄ってからぶらぶら散歩し始める。
あ、火縄銃の着火に煙管とか煙草で火付けるの、浪漫じゃね?
まさかイベント終った後に特に戦闘もなくゆっくり過ごすとは思わなかったがしょうがない。
だって早めにイベント片付いたんだし?
後全部終わった後に判明したことだが、イベントをさくっと終らせるメリットとして単純に超魔タンクを撃破
した段階での貰える貢献度が高いっぽい。
まあ久々にゲーム内でゆっくりしたので、ついでに料理スキルを取ろうと思ったのだが。
ギルドに行ってスキル覚えなきゃいけないらしい。
それが分かったのは、村中駆け巡り、プレイヤーに聞いたわけだが。
「まさかこんなのんびりするのが苦痛だとは思わなかった」
「アカメちゃん、マグロじゃないんだから」
「うっさいわよバトルジャンキー」
5日目の昼過ぎ、村の中にある茶屋の一つで団子とお茶を食っている所を見つかる。大規模戦闘が終わった後、チェルをリーダーにしてやって、私は隠居生活を決め込んでいる。
本人はまとめ役なんて出来ないと嘆いているが。
いいじゃない、タンクとして引く手あまたの人気者になった訳だし。
「私よりは適任でしょ、何だかんだで慕われてるし」
「本当はアカメちゃんが指示出してたのにねー」
「あんたが所構わず助けまわったおかげでもあるのよ」
団子をもっちゃもっちゃと頬張りながらイベント後のまったり時間を満喫する。本当ならログアウトしていつもの計画を考えていくのだが、今ログアウトしたら全部無駄になりそうな気がするのでイベント終了までしっかりログインするつもりだ。
だからいつものやる事リストにメモ帳を開いて計画を立てる。
「イベント終ったら何しようかしらねぇ……くっそまずいMREから卒業したい」
「MRE……?」
「これよこれ」
レーションを取り出して見せる。明らかに嫌そうな顔をしてそれを見てるのが分かる。やっぱり全員これを見るたびに明らかに不機嫌になる。それくらいまずいし、不法投棄に近いレベルで投げ売りされていたわけだし。
「あー……あたしそれ嫌い」
「今回の件でもうちょっと余裕持ってゲームしようと思ったら、やっぱり料理スキルは欲しいのよねえ」
「あたし2枠系のスキル1個もないからなぁ……」
「戦闘以外何が出来るのか逆に聞きたいんだけど」
「失礼な、あたしだって戦闘以外の一つや二つ……」
そういって途中で止まる。やっぱりできないんじゃないの。わかってはいたけど。
とにかく料理系のスキルを上げるのが一つ目。
「後はアクセサリー類も作らないとなあ」
「もうポーチあるのに?」
「どっちかっていうとMP補正の掛かるアクセかしらねぇ……ああ、そうだ刻印も覚えないと……」
「アカメちゃん、どこ目指してるの?」
どこを目指してるかと言われると難しいな。って言うか、どこを目指してるんだっけ?
不機嫌になった時と同じような顔をしているのかマイカが怖がっている。
「私の顔見ていちいちビビるんじゃないの」
「だってモンスターより凶悪な顔してるしー」
「美人じゃないの」
「美人っていうか凶悪顔のイケメン」
って言うかここで話してると一向にやる事がまとまらない。
バトルジャンキーの前に構ってちゃんなのか、寂しがりなんだろうな。
「ほら、やる事あるから遊んできなさい」
「はーい!って……子供扱い!」
しっしと払う様に手を動かすと、むすーっと唇を尖らせる。そんな顔しても駄目だから遊んできなさい。
なんだかんだで言う事聞いたと思ったら私の団子とお茶を食い逃げされる。
ああ、もう、こいつは。
「まったく……とりあえず料理スキルが一つ目、アクセが二つ目として……ああ、硝石の稼ぎもしてこないと火薬の量も減ったのよねぇ」
追加の団子とお茶を頼む。
村の事を救ったおかげと老人の好感度が高いおかげかイベント期間中の飲食はタダになってるのは良い特典だった。そういえばこれ終わった後ってこのマップ戻ってこれるんだろうか?
「銃の改良は適宜かしらねぇ……あとはお礼参りに、スーツの修復もいるし……」
流石にみっともないというかボロボロのままを着るのはプライドが許さなかったのでローブに着替えている。何だろうなこの部屋着感、一番安い防具だからこそ出来るような扱い。どちらにせよキャットスーツは元に戻して貰わないと、防御力が落ちすぎる。
装備の現状維持って大変だな、自前で直せるようにやっぱり裁縫も上げておくべきだろうか?って言うかこのまま行くとやらなきゃいけないっっていうか、やる事がどんどん積まれていくんだが。
とりあえず羅列するだけ羅列しよう。
【最重要】料理スキルを覚える
MP補正アクセを作る(細工のレベリング)
MPポーションの量産(錬金のレベリング)
硝石の回収及び火薬の量産
スーツの修復(裁縫のレベリング)
彫金の取得→刻印の取得
銃の改良、銃関係の付属品作成
→主に着火関係のギミック開発
金策(情報ギルドを脅迫)
あれ、多くねえかって言うかいつの間にこんな事になったんだろうか。
「まあ私のせいなんだけど」
メモ帳とリストを弄りながらおかわりの団子をまた頬張る。しっかりうまいって凄いなフルダイブ。ぶっちゃけみたらし、あんこ、きなこ、と色々タレはあるけど、何もつけないで食うのが一番好きだ。
そのくせ、やる事とか付属品いっぱい作ろうとしてるのはどういう矛盾なんだよ。
「錬金と細工がLv3だし、5まであげたら彫金と刻印の派生はしそうだけど、刻印もレベルが上がったら消費MP減ったりするとかありそうだし」
正直まだまだ試行錯誤出来る部分は多いし、飽きる事がなさそうだけど……これ片付いたら一気に冷めそうだ。
やる事があるって大事だよなあ……惰性でゲームをやり始めたらそれは完全に引退とか離れるの前提になってくるし。
ああ、そういえばクエストとかメインストーリー追うってのも考えてたんだ。絶景めぐりとかも楽しそうじゃない?
「だから思いついた所からやるやる言うのが悪いんだって」
表示していたメモ帳とリストを閉じてお茶を啜って一息。やっぱ日本人は珈琲よりお茶だよお茶。そういえば単純なレベリングもしないとなあ、あのチェルでさえLv24もあるし。
「あー、やる事多いわー……」
椅子に座ったままふいーっと大きく息を吐きだす。
そういえば私の事を知ったプレイヤーがいちいち「お疲れ様です、姉御!」っていうの誰が流行らせたんだ。
って言うかそんなに私って姉御ってキャラじゃ……いや、姉御キャラか。
「何やってるんですか」
「姉御キャラの定着に付いて黄昏てたところ」
「って言うかリーダー変わってくださいよ……僕そういう柄じゃないんです」
「こう見えてもコミュ力ないんだけど、私」
この茶屋だが比較的大通りに面している方なので、歩いていればすぐに私の事を見つけられる。実害が無いから別にいいっちゃいいんだが、どいつもこいつも構ってほしいんか。
「そういえば盾って専用スキルあるの?」
「一応ありますけど、タンクでもやるんですか?」
「いや、ちょーっと考えてた事」
「自前で防御壁でも作るんですか」
「お、せいかーい」
指を銃の様に構えてぴしっと向ける。まあこの辺はまだ実験段階と言うか考えているだけで実用化するまで先は長いんだろうけど、片手にライオットシールドとかも欲しいじゃん?
「まさかとは思うけどライオットとかついた盾持ってないわよね」
「いえ、持ってないですけど……それ、なんですか?」
「あー……ざっくり言うと防弾盾かなあ、バリスティックとかライオットとか言われる、警察とか軍隊の人が持ってる盾」
「うーん、どういう物かイメージは出来ましたけど、基本的に木製か鉄製しか見た事ないですよ」
「やっぱないかあ、そりゃ樹脂製だしなー」
「アカメさん、やっぱりちょっとおかしいですよ……」
そもそも盾をどうこうする前に片手でも扱える単発以外の銃を作るという課題が残っているわけだが。でもビジュアル的にはちょっと作ってみたいし、扱ってみたいのが人だよね。
とは言えこれ以上やる事増やしても手が回らないし、頭の片隅にでも入れておこう。木炭から炭素出して固めりゃ行けるんじゃね?とかざっくり考えてるけど、カーボンファイバーって確か銃弾に弱いんだっけか。
「まー、イベント終りの暇な時間を有効に使えたと思えばいいかな」
残ったお茶を飲み切ってから立ち上がり、チェルの頭をわしゃわしゃ撫で……れないけど、弄ってからぶらぶら散歩し始める。
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