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12章
311話 派手な花火を上げろ
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さーて、今日の襲撃はー?
と、まあ、昨日は色々仕込みやらなんやら済ませてあれこれやっていたら寝る時間。
そして何だかんだの金曜日、土日は休みだから今日は夜更かしできるからがっつりやらないと。
「今日も今日で盛況だなぁ」
「派手なのすきじゃーん?」
「まあな」
今日の付き人はポンコツピンク。襲撃のたびに相方作って連れまわしているけど、文句も言わずに付いてきてくれるのは私の人望だな、うんうん。
「やっぱドルイテンくらいじゃないと余裕だよねー」
「ぶっちゃけ銃とスキルのおかげだよな」
「それねー……あ、配信してるけどいい?」
「今更ダメって言わないの知ってるだろうに」
知ってるーと呑気に言いながら自分たちの横で相変わらずの激闘を繰り広げている前線を見て回りながら売り込み出来るクランを探す。ちなみに今回の襲撃地点はゼイテ、の東にいる。
頻度的にはエルスタンとゼイテ、ちょいちょいドルイテンの珍しくヴィエって所だな。私がログインしている最中に1、2回ヴィエの襲撃があったのだが、大人しくクランハウスで仕込みをしていたよ。
「ボスは優しいから好きー」
「こんなポンコツだったんなら、あの路地んときに無視してやりゃよかったわ」
「良い拾い物でしょ、私って」
得意げな顔をしながら胸を張る。ちょっと憎たらしいけど、そこが配信として売りになってるのかね。近接戦闘でガンカタってだけで見れるのかもしれんけど。
「全く……右からモンスターな」
「はいよー」
走り込んでくる人型モンスターの振り下ろしを拳銃の上部銃身で金属の擦れる音をさせながら器用に反らしつつ、受けていない方の拳銃で2発ほど追撃、怯んだ所を蹴り飛ばして一旦の距離を取り、すちゃっと拳銃2つ構えてモンスターの方を見据える。
その一連の動作と様子を見て口笛1つ、知らん間になかなか動けるようになっている。
そりゃそうか、変態機動のバトルジャンキーに、刃物依存症の紫髪に連れまわされてあっちこっち行っているうえにボスラッシュ、ダンジョンアタック、エリア平定等、やりまくってるとか聞いたっけか。
「そういやレベルいくつになったんだ?」
「えーっと……48かなー、マイカさんとバイオレットさんにくっついてると嫌でもあがるし」
とっくの昔に私のレベルは超えているか。言うほど私ってレベルの方に執着してないし、スキルも……いや、足りないか、スキルもまだ手に入れてない物や最大値に上げていない物もあるしでやれる事は多い。
「今週末くらいから襲撃イベントに積極参加してレベル上げるってのもいいわね……うちのクランじゃ金髪エルフ除いたら私が一番レベル低いわ」
「うーん、言っていいかなあ……ちょっとボスの強さ含めて怪しんでるコメント多いんだよね」
軽口叩きながらもモンスター相手に立ち回れているのは高レベル帯に引き連れまわされたおかげかね。多分マルチタスクを徹底的に教え込まれたんだろうな、不意打ち貰ったり、何かしらの予想外の事が起きると対応できなくてやられるってのもあったのかな。
「例の必殺技と、銃の強さしかないんだろって感じに結構言われてるかなあ……プレイヤースキルはないって」
「そもそも比較する相手もいないし、どの程度のPSがあるのかも分からんから何とも言えないんだよなあ」
そういえば配信されてるからこの会話も筒抜けって事か。ちょっと前の私だったらそりゃあもう強いのは私の腕前だって言ってたけど、そんな元気もないわ。
「えー、強いのになぁ……ボスってガンナーのパイオニアじゃんか?」
二重に響く銃声をさせながら口を尖らせて配信のコメントにも対応しているポンコツ。その配信コメントの対応でおざなりになった所を横から襲われるのでカットイン。流石に顔の目の前を撃ち抜くってのは人間固まるもんだな。
「いくらレベルが上がって格下の相手だからって油断するんじゃーないの」
「は、はひっ」
やっべー、これで外してたらすげーダサかった。上手に撃ち抜けたのはまあ、私の腕と経験だな。なんだ、やっぱり私って凄いわ。とりあえず片手で中折排莢から装填してガンベルトに下げて、向こうに行くぞと合図を送る。
「……い、今すぐ倒すから!」
ちょっと活が入ったのか人型と追撃してやったモンスターを銃撃と格闘で相変わらず映える動きで撃破してから私の横に走ってくる。固定ダメージが高いのが良いけど後が続かないのがやっぱり単発銃の大きい所、新しい銃さっさと入手しないと。
「まだまだポンコツは返上できないわね」
2体のモンスターを倒してふいーっと一息入れ、新しいマガジンにリロードしてからガンベルトに拳銃を下げるポンコツ。まだまだとは言うけど、接近戦で言えばあのバトルジャンキー組に付いて行っているだけあってかなり強いんだけどさ。
「ボスさあ、撃つとき一言あってもいいんじゃない?」
「撃つぞーって言ってる間に一撃貰うのと、びっくりするだけ、どっちがいい」
「びっくり……」
「そーだろ?」
いちいち確認取って行動してたら後手に回るんだからそんな無駄な事をやるわけがないだろって話。
「それじゃあまたよろしく」
「おう、頼むわ」
また1つ、大きいクランでの火炎瓶の売り込みを成功させつつ、戦況を眺めてどーするかなーっと。
「あのやり方だとボスの火炎瓶そんなに売れないんじゃない?」
「口コミよ口コミ、襲撃イベは暫く続くし、その間に広まれば良し。それにあんたの配信でも結構宣伝になってるでしょ」
「結構欲しいって人はいるかなぁ、威力含めてもうちょっと見たいってのはコメントにあるねー」
「我儘な視聴者ねえ……じゃあ手頃な前線に行くか」
このまま踵を返して売り込もうと思ったが、葉巻を揺らしつつ前線に。
向かっている間にもポンコツが「2人じゃやめよう」って何度も言いながら袖を引っ張ってきたがそんな事は無視して前線の真っただ中、ちょい手前くらいに陣取って葉巻でまた一服。
「って言うかどう前出るの!?めっちゃ人いるじゃん!」
「馬鹿ねえ、こういう時は一番派手に吹っ飛ばすって相場が決まってるでしょ」
は?と言う顔をしている横でFWS砲身を取り出してCHを合体。砲身下部からマウント用のバイポットが展開。機械音と蒸気の排出音を辺りに響かせながらチャージ開始。
「い、いや、派手にやるってそれじゃあ他のプレイヤーにも……」
「このゲームってFFが無いの知ってるでしょ?貫通効果もあるから他プレイヤーを巻き添えにしたところでへーきへーき」
にぃーっと口角を上げギザ歯を見せつけると、慌てて拳銃を空に向けてばんばんと撃ち始め射線を開けるようにポンコツが騒ぐと明らかにヤバい絵面ってのを感じ取ったのか射線上にプレイヤーがいなくなる。いなくなるっていうか退かしたってのが正しいな。
でもまあ、私のやりたい事に付き合ってくれるところは好きだぞ。
「ああ、そうだ、開けた射線に入らない様に火炎瓶を縦回転掛けて投げろ」
「そういや人使いも荒いんだったー!」
そう言われればすぐに拳銃を戻し、私の葉巻で火炎瓶に火を付け、開けた射線に寄れない様にしっかり着弾させて炎の道を作ってくれる。やっぱりうちのクランにいる以上これくらいはやって貰わないとな。
「やるならやるでド派手にいこーぜ?」
葉巻をぷっと吐き捨てると共に引き金を絞る。
キュイイイっと高音のチャージ音が一度収まると共に光弾が発射され、射線横にあった炎を光弾の勢いで吹き飛ばしながら何十体かのモンスターを貫き倒す。
ついでにレベルも上がったのでDEXに1振って25にしておく、今後は次使う銃を考えながらステ振りしないと駄目かね。
「先行き不安だよう!」
「何言ってんのよ、配信してんだったら目立ってなんぼよ」
ガシャンと音を立ててCHを外しガンベルトに下げてから、久々のウサ銃を取り出し、構える。
「ほーら、ポンコツも気張って戦えよ」
「マイカさんのほうが優しいじゃんかあ!」
しっかりついて来いよ。
と、まあ、昨日は色々仕込みやらなんやら済ませてあれこれやっていたら寝る時間。
そして何だかんだの金曜日、土日は休みだから今日は夜更かしできるからがっつりやらないと。
「今日も今日で盛況だなぁ」
「派手なのすきじゃーん?」
「まあな」
今日の付き人はポンコツピンク。襲撃のたびに相方作って連れまわしているけど、文句も言わずに付いてきてくれるのは私の人望だな、うんうん。
「やっぱドルイテンくらいじゃないと余裕だよねー」
「ぶっちゃけ銃とスキルのおかげだよな」
「それねー……あ、配信してるけどいい?」
「今更ダメって言わないの知ってるだろうに」
知ってるーと呑気に言いながら自分たちの横で相変わらずの激闘を繰り広げている前線を見て回りながら売り込み出来るクランを探す。ちなみに今回の襲撃地点はゼイテ、の東にいる。
頻度的にはエルスタンとゼイテ、ちょいちょいドルイテンの珍しくヴィエって所だな。私がログインしている最中に1、2回ヴィエの襲撃があったのだが、大人しくクランハウスで仕込みをしていたよ。
「ボスは優しいから好きー」
「こんなポンコツだったんなら、あの路地んときに無視してやりゃよかったわ」
「良い拾い物でしょ、私って」
得意げな顔をしながら胸を張る。ちょっと憎たらしいけど、そこが配信として売りになってるのかね。近接戦闘でガンカタってだけで見れるのかもしれんけど。
「全く……右からモンスターな」
「はいよー」
走り込んでくる人型モンスターの振り下ろしを拳銃の上部銃身で金属の擦れる音をさせながら器用に反らしつつ、受けていない方の拳銃で2発ほど追撃、怯んだ所を蹴り飛ばして一旦の距離を取り、すちゃっと拳銃2つ構えてモンスターの方を見据える。
その一連の動作と様子を見て口笛1つ、知らん間になかなか動けるようになっている。
そりゃそうか、変態機動のバトルジャンキーに、刃物依存症の紫髪に連れまわされてあっちこっち行っているうえにボスラッシュ、ダンジョンアタック、エリア平定等、やりまくってるとか聞いたっけか。
「そういやレベルいくつになったんだ?」
「えーっと……48かなー、マイカさんとバイオレットさんにくっついてると嫌でもあがるし」
とっくの昔に私のレベルは超えているか。言うほど私ってレベルの方に執着してないし、スキルも……いや、足りないか、スキルもまだ手に入れてない物や最大値に上げていない物もあるしでやれる事は多い。
「今週末くらいから襲撃イベントに積極参加してレベル上げるってのもいいわね……うちのクランじゃ金髪エルフ除いたら私が一番レベル低いわ」
「うーん、言っていいかなあ……ちょっとボスの強さ含めて怪しんでるコメント多いんだよね」
軽口叩きながらもモンスター相手に立ち回れているのは高レベル帯に引き連れまわされたおかげかね。多分マルチタスクを徹底的に教え込まれたんだろうな、不意打ち貰ったり、何かしらの予想外の事が起きると対応できなくてやられるってのもあったのかな。
「例の必殺技と、銃の強さしかないんだろって感じに結構言われてるかなあ……プレイヤースキルはないって」
「そもそも比較する相手もいないし、どの程度のPSがあるのかも分からんから何とも言えないんだよなあ」
そういえば配信されてるからこの会話も筒抜けって事か。ちょっと前の私だったらそりゃあもう強いのは私の腕前だって言ってたけど、そんな元気もないわ。
「えー、強いのになぁ……ボスってガンナーのパイオニアじゃんか?」
二重に響く銃声をさせながら口を尖らせて配信のコメントにも対応しているポンコツ。その配信コメントの対応でおざなりになった所を横から襲われるのでカットイン。流石に顔の目の前を撃ち抜くってのは人間固まるもんだな。
「いくらレベルが上がって格下の相手だからって油断するんじゃーないの」
「は、はひっ」
やっべー、これで外してたらすげーダサかった。上手に撃ち抜けたのはまあ、私の腕と経験だな。なんだ、やっぱり私って凄いわ。とりあえず片手で中折排莢から装填してガンベルトに下げて、向こうに行くぞと合図を送る。
「……い、今すぐ倒すから!」
ちょっと活が入ったのか人型と追撃してやったモンスターを銃撃と格闘で相変わらず映える動きで撃破してから私の横に走ってくる。固定ダメージが高いのが良いけど後が続かないのがやっぱり単発銃の大きい所、新しい銃さっさと入手しないと。
「まだまだポンコツは返上できないわね」
2体のモンスターを倒してふいーっと一息入れ、新しいマガジンにリロードしてからガンベルトに拳銃を下げるポンコツ。まだまだとは言うけど、接近戦で言えばあのバトルジャンキー組に付いて行っているだけあってかなり強いんだけどさ。
「ボスさあ、撃つとき一言あってもいいんじゃない?」
「撃つぞーって言ってる間に一撃貰うのと、びっくりするだけ、どっちがいい」
「びっくり……」
「そーだろ?」
いちいち確認取って行動してたら後手に回るんだからそんな無駄な事をやるわけがないだろって話。
「それじゃあまたよろしく」
「おう、頼むわ」
また1つ、大きいクランでの火炎瓶の売り込みを成功させつつ、戦況を眺めてどーするかなーっと。
「あのやり方だとボスの火炎瓶そんなに売れないんじゃない?」
「口コミよ口コミ、襲撃イベは暫く続くし、その間に広まれば良し。それにあんたの配信でも結構宣伝になってるでしょ」
「結構欲しいって人はいるかなぁ、威力含めてもうちょっと見たいってのはコメントにあるねー」
「我儘な視聴者ねえ……じゃあ手頃な前線に行くか」
このまま踵を返して売り込もうと思ったが、葉巻を揺らしつつ前線に。
向かっている間にもポンコツが「2人じゃやめよう」って何度も言いながら袖を引っ張ってきたがそんな事は無視して前線の真っただ中、ちょい手前くらいに陣取って葉巻でまた一服。
「って言うかどう前出るの!?めっちゃ人いるじゃん!」
「馬鹿ねえ、こういう時は一番派手に吹っ飛ばすって相場が決まってるでしょ」
は?と言う顔をしている横でFWS砲身を取り出してCHを合体。砲身下部からマウント用のバイポットが展開。機械音と蒸気の排出音を辺りに響かせながらチャージ開始。
「い、いや、派手にやるってそれじゃあ他のプレイヤーにも……」
「このゲームってFFが無いの知ってるでしょ?貫通効果もあるから他プレイヤーを巻き添えにしたところでへーきへーき」
にぃーっと口角を上げギザ歯を見せつけると、慌てて拳銃を空に向けてばんばんと撃ち始め射線を開けるようにポンコツが騒ぐと明らかにヤバい絵面ってのを感じ取ったのか射線上にプレイヤーがいなくなる。いなくなるっていうか退かしたってのが正しいな。
でもまあ、私のやりたい事に付き合ってくれるところは好きだぞ。
「ああ、そうだ、開けた射線に入らない様に火炎瓶を縦回転掛けて投げろ」
「そういや人使いも荒いんだったー!」
そう言われればすぐに拳銃を戻し、私の葉巻で火炎瓶に火を付け、開けた射線に寄れない様にしっかり着弾させて炎の道を作ってくれる。やっぱりうちのクランにいる以上これくらいはやって貰わないとな。
「やるならやるでド派手にいこーぜ?」
葉巻をぷっと吐き捨てると共に引き金を絞る。
キュイイイっと高音のチャージ音が一度収まると共に光弾が発射され、射線横にあった炎を光弾の勢いで吹き飛ばしながら何十体かのモンスターを貫き倒す。
ついでにレベルも上がったのでDEXに1振って25にしておく、今後は次使う銃を考えながらステ振りしないと駄目かね。
「先行き不安だよう!」
「何言ってんのよ、配信してんだったら目立ってなんぼよ」
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