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家系が火の車です
第四話
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三日後、僕はセドラン侯爵家のお屋敷を訪れた。
用件を伝えると、メイドさんが屋敷の外の小屋まで案内してくれた。
「執事さん。ボーイ志望者をお連れいたしました」
「ああ、ありがとうございます」
小屋の中では、執事さんと呼ばれた男性が待っていた。三十歳前後で思っていたよりずっと若い。長身でスーツがよく似合う、物腰の柔らかそうな人だ。
執事は僕に微笑を向けた。
「エディさんですか?」
「は、はい!」
「はじめまして。私は執事のロジェと申します」
うわぁぁ……。仕草に品があって、言葉遣いがとてもきれいだぁぁぁ……。僕と生きている世界が違うことを三秒で思い知らされた。
「は、はじめましてっ。エ、エディですっ!」
「ひとまず、おかけください」
「はっ、はいっ」
すすめられたソファに座った僕は、びっくりして「うわぁっ!」と叫んでしまった。
「どうしました?」
「ソ、ソファが柔らかくてっ……。おしりが沈みました……!」
「ふふ」
「はっ……! す、すみません、余計なことを言いました……!」
「かまいませんよ」
執事は向かいのソファに座り、僕をじっと見つめた。
「……」
「……」
それから、いくつかの質問をした。家事は得意かとか、どの程度できるかとか、立ち仕事は長時間できるかとか、細かい仕事は得意かとか……それはもうたくさん。
僕の答えに、執事は無表情だった。このままでは落とされてしまうんじゃないかとヒヤヒヤしていたのだが、薬師だと話すと反応が変わった。
「ほう。薬師」
「はい……。しがない薬師ですが、一応……」
「それはいいですね。ローラン様が急に体調を崩されたときに、医者を呼ぶ前に応急処置ができる」
ローラン様とは、セドラン家の侯爵令息だ。もし僕がここで働けることになったら、ローラン様に仕えるボーイになる予定だ。
執事はブツブツとなにやら呟いている。
「教育は必要だが、素直で真面目な印象……。人柄もよさそうだし、人当たりもいい……。何より薬師……。ふむ……」
僕はそわそわと体を揺らした。もしかして、もしかするかも……?
「エディさん」
「はっ、はい!」
「最後にひとつ、質問していいですか?」
「はい!」
「もしローラン様に夜の相手として呼ばれた場合、あなたは応えられますか?」
「え……」
あ、あれ? ボーイって……そういうこともするの……?
僕が硬直していると、執事が補足した。
「もちろん、その分の報酬は別途お渡しいたします」
「あ、えっと……」
何を言い淀んでいるんだ。僕の貞操なんてそんなもの、家族のためなら捨ててやるって思っていたじゃないか。
なのに、どうしてだろう。いざこうして訊かれたら……やっぱり、怖い。
執事は呆れたように鼻で笑う。
「おや。できないんですか?」
「っ……」
僕のバカ。ここで採用されなかったら、どちらにせよ夜のお仕事をしないといけないんだ。
「っ、応えられます!!」
「本当に?」
「ほ、本当にです! よ、よよ、よろこんでお相手させてもらいます! ヒィィイ……」
ガタガタ震えながらそう叫んだ僕を見て、執事がプッと噴き出した。
「よほど嫌なんですね」
「そ、そそそ、そんなこと、な、ないですから!! だから……」
僕は勢いよくソファから降り、跪いた。
「だから、お願いします……! ここで雇ってください……!」
「……」
執事はしばらくじっと僕を見つけたあと、優しく声をかける。
「……先ほどの質問は、メイドやボーイになる者全員にするものです。念のためにするだけのものですから」
「へ……?」
「練習がてら、性欲発散、浮気心……そんな気持ちでメイドやボーイを呼ぶ貴族は少なくありませんから」
「は、はい……」
再びぶるぶる震えはじめた僕に、執事は「ですが、安心してください」と言葉を続ける。
「ローラン様に仕えるあなたは、ほぼ間違いなく、そういうことを求められないでしょうから」
「そ、そうなんですか……?」
「はい。ローラン様はそういうことが好きではありません。むしろ大嫌いです。……侯爵が困られるほどに、ね」
だったらどうしてあんなことを聞いたんだろう。
僕の心の声が聞こえたかのように、執事が答えた。
「ローラン様はとても美しいご令息でしてね。メイドの方から誘惑することも珍しくないんですよ」
「そうなんですか……」
「はい。特に女性だと、ローラン様との子を産みたいと考える輩も少なくなくて。度々そういうことがあったせいでローラン様が大の女性嫌いに……」
なんだか、ローラン様のことが可哀そうになってきた。おいたわしや。
「だから男性を探していたんですよ。……発情期のない、ベータのね」
「っ……」
「そうすれば、誘惑される心配もほぼなく、ローラン様にも安心していただけるかと思いまして。まあ、そんな条件を付けなくとも、男性オメガがこんな求人に応募することなんてありえませんが」
ドキ、と心臓が脈打った。
「とはいえ、ローラン様は美しい方なので……。男性に狙われることも少なくなくてね。求人をベータ男性に絞っても、夜の相手目的で応募してくる人が多いんです。だから面談で、ああいう質問をするんですよ。大喜びでイエスと答えた人は即時不採用にしています」
「そ、そうなんですね……」
「はい。エディさんは心の底から嫌そうでしたので、採用します」
「え!!」
顔を上げた僕に、執事はにっこり笑いかける。
「はい。エディさんがローラン様を誘惑することはきっとないでしょうから。安心して任せられると思いました」
「あ、ありがとう、ございます……」
採用されてものすごく嬉しい。嬉しい、けれど。
同じくらいヒヤッとした。
絶対に、オメガとバレてはいけない。
バレたらきっと、即解雇だ。
「あ、そうだ」
最後に、執事がつけ加えた。
「万が一……いえ、億が一、ローラン様に求められるようなことがあれば……そのときは、応えてくださいね。それがメイド(ボーイ)としての務めでもありますから」
用件を伝えると、メイドさんが屋敷の外の小屋まで案内してくれた。
「執事さん。ボーイ志望者をお連れいたしました」
「ああ、ありがとうございます」
小屋の中では、執事さんと呼ばれた男性が待っていた。三十歳前後で思っていたよりずっと若い。長身でスーツがよく似合う、物腰の柔らかそうな人だ。
執事は僕に微笑を向けた。
「エディさんですか?」
「は、はい!」
「はじめまして。私は執事のロジェと申します」
うわぁぁ……。仕草に品があって、言葉遣いがとてもきれいだぁぁぁ……。僕と生きている世界が違うことを三秒で思い知らされた。
「は、はじめましてっ。エ、エディですっ!」
「ひとまず、おかけください」
「はっ、はいっ」
すすめられたソファに座った僕は、びっくりして「うわぁっ!」と叫んでしまった。
「どうしました?」
「ソ、ソファが柔らかくてっ……。おしりが沈みました……!」
「ふふ」
「はっ……! す、すみません、余計なことを言いました……!」
「かまいませんよ」
執事は向かいのソファに座り、僕をじっと見つめた。
「……」
「……」
それから、いくつかの質問をした。家事は得意かとか、どの程度できるかとか、立ち仕事は長時間できるかとか、細かい仕事は得意かとか……それはもうたくさん。
僕の答えに、執事は無表情だった。このままでは落とされてしまうんじゃないかとヒヤヒヤしていたのだが、薬師だと話すと反応が変わった。
「ほう。薬師」
「はい……。しがない薬師ですが、一応……」
「それはいいですね。ローラン様が急に体調を崩されたときに、医者を呼ぶ前に応急処置ができる」
ローラン様とは、セドラン家の侯爵令息だ。もし僕がここで働けることになったら、ローラン様に仕えるボーイになる予定だ。
執事はブツブツとなにやら呟いている。
「教育は必要だが、素直で真面目な印象……。人柄もよさそうだし、人当たりもいい……。何より薬師……。ふむ……」
僕はそわそわと体を揺らした。もしかして、もしかするかも……?
「エディさん」
「はっ、はい!」
「最後にひとつ、質問していいですか?」
「はい!」
「もしローラン様に夜の相手として呼ばれた場合、あなたは応えられますか?」
「え……」
あ、あれ? ボーイって……そういうこともするの……?
僕が硬直していると、執事が補足した。
「もちろん、その分の報酬は別途お渡しいたします」
「あ、えっと……」
何を言い淀んでいるんだ。僕の貞操なんてそんなもの、家族のためなら捨ててやるって思っていたじゃないか。
なのに、どうしてだろう。いざこうして訊かれたら……やっぱり、怖い。
執事は呆れたように鼻で笑う。
「おや。できないんですか?」
「っ……」
僕のバカ。ここで採用されなかったら、どちらにせよ夜のお仕事をしないといけないんだ。
「っ、応えられます!!」
「本当に?」
「ほ、本当にです! よ、よよ、よろこんでお相手させてもらいます! ヒィィイ……」
ガタガタ震えながらそう叫んだ僕を見て、執事がプッと噴き出した。
「よほど嫌なんですね」
「そ、そそそ、そんなこと、な、ないですから!! だから……」
僕は勢いよくソファから降り、跪いた。
「だから、お願いします……! ここで雇ってください……!」
「……」
執事はしばらくじっと僕を見つけたあと、優しく声をかける。
「……先ほどの質問は、メイドやボーイになる者全員にするものです。念のためにするだけのものですから」
「へ……?」
「練習がてら、性欲発散、浮気心……そんな気持ちでメイドやボーイを呼ぶ貴族は少なくありませんから」
「は、はい……」
再びぶるぶる震えはじめた僕に、執事は「ですが、安心してください」と言葉を続ける。
「ローラン様に仕えるあなたは、ほぼ間違いなく、そういうことを求められないでしょうから」
「そ、そうなんですか……?」
「はい。ローラン様はそういうことが好きではありません。むしろ大嫌いです。……侯爵が困られるほどに、ね」
だったらどうしてあんなことを聞いたんだろう。
僕の心の声が聞こえたかのように、執事が答えた。
「ローラン様はとても美しいご令息でしてね。メイドの方から誘惑することも珍しくないんですよ」
「そうなんですか……」
「はい。特に女性だと、ローラン様との子を産みたいと考える輩も少なくなくて。度々そういうことがあったせいでローラン様が大の女性嫌いに……」
なんだか、ローラン様のことが可哀そうになってきた。おいたわしや。
「だから男性を探していたんですよ。……発情期のない、ベータのね」
「っ……」
「そうすれば、誘惑される心配もほぼなく、ローラン様にも安心していただけるかと思いまして。まあ、そんな条件を付けなくとも、男性オメガがこんな求人に応募することなんてありえませんが」
ドキ、と心臓が脈打った。
「とはいえ、ローラン様は美しい方なので……。男性に狙われることも少なくなくてね。求人をベータ男性に絞っても、夜の相手目的で応募してくる人が多いんです。だから面談で、ああいう質問をするんですよ。大喜びでイエスと答えた人は即時不採用にしています」
「そ、そうなんですね……」
「はい。エディさんは心の底から嫌そうでしたので、採用します」
「え!!」
顔を上げた僕に、執事はにっこり笑いかける。
「はい。エディさんがローラン様を誘惑することはきっとないでしょうから。安心して任せられると思いました」
「あ、ありがとう、ございます……」
採用されてものすごく嬉しい。嬉しい、けれど。
同じくらいヒヤッとした。
絶対に、オメガとバレてはいけない。
バレたらきっと、即解雇だ。
「あ、そうだ」
最後に、執事がつけ加えた。
「万が一……いえ、億が一、ローラン様に求められるようなことがあれば……そのときは、応えてくださいね。それがメイド(ボーイ)としての務めでもありますから」
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