家出した公爵令嬢の冒険者ライブ!

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第1章 冒険者生活編

第12話:最悪の敵!? 四方八方から触手が襲い掛かる!

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――地下下水道・最深部。

クロエは 深く息を吐いた。

「……これが、今回の依頼のモンスターね。」

視界の先、下水道の広い空間に 無数のうねる触手 が蠢いていた。
壁や天井、地面からも ニョロニョロと生えた触手が まるで生き物のようにのたうち回っている。

📺 「クロエです。……これは、さすがに気持ち悪いわね。」

視聴者たちのコメント欄は すでに大盛り上がり だった。

📺 「うおおおお!! ついに来た!!」
📺 「まさかの触手モンスター!?」
📺 「四方八方から襲ってくるとかヤバすぎるwww」

クロエの護衛として同行している 5体の黒騎士型ゴーレム が、
巨大な大剣を構えながら 一斉に触手へと突進する!

⚔ ゴーレム VS 触手! しかし……!?

「ズバァァァァ!!!」

黒騎士型ゴーレムたちは、鋭い剣で 片っ端から触手を切断!
触手は 次々と切り落とされていく――が……!?

「っ……再生している!?」

切り落とした触手が、驚異的なスピードで再生 し、
再び 地面からニョキニョキと伸びてくる。



📺 「おいおい、再生能力持ちかよwwww」
📺 「こりゃヤバい! ゴーレムでも対応しきれないぞ!!」

クロエは すぐに状況を判断し、マスケット型魔銃を構えた。

「なら……狙撃するまでよ!」

🔫 クロエ、マスケット型魔銃で応戦!

クロエは 銃口を触手の根元へと向け、引き金を引いた!

――ドンッ!!

📺 「クロエたんのスナイプ力、やっぱ最強www」
📺 「触手を一発で撃ち抜くのヤバすぎ!」

触手の本体が隠れている場所を狙い、
次々と 魔力弾を撃ち込み、爆砕していく。

「これで……!」

そう思った その瞬間――!

「……っ!? くっ……!!」

クロエの 背後から忍び寄っていた触手が、片足を巻き付ける――!



「……なっ!?」

クロエ、逆さ吊りに――!!

⚠ 四方八方から拘束!?

📺 「キタ━━(゚∀゚)━━!!」
📺 「クロエたん、触手に捕まる!!!」
📺 「足絡められて逆さ吊りとか最高すぎるwww」

「くっ……!」

クロエは 足に絡みついた触手をナイフで斬ろうとする――が!

「っ!?」

その瞬間、別の触手が彼女の両手両足を拘束――!



📺 「え、え、え、拘束された!?」
📺 「全身ガッチリ固定されてるwwwww」
📺 「触手、いい仕事してる!!!」

クロエは もがくが、身動きが取れない。

さらに――

「……えっ……!? な、なにこれ……!?」

無数の細い触手が、クロエの服の隙間から入り込んでくる――!?

🚨 ついに……!?

📺 「えっ、待ってwww」
📺 「まさか、服の中に!?」
📺 「触手、やっぱ期待にコミットしすぎwwwww」

細い触手が 胸元、太もも、背中 に滑り込み――
ついに クロエのお尻の中に――!?

「ウヒィッ!?!?!?」



📺 「ウヒィッ!?wwwwwww」
📺 「クロエたん、今なんて言った?wwww」
📺 「初めてのお尻の反応、可愛すぎwwwww」
📺 「触手、最高かよ!!!」

クロエの顔は、限界まで真っ赤になった。

「っ~~~~~~!!!!!」

💥 クロエ、ついに解放! 魂の饗宴!!

📺 「クロエたん、もうだめか!?」
📺 「頑張れ!! 触手に負けるな!!!」

クロエは、全身を震わせながら、叫んだ――!!

「魂の饗宴(ソウル・バンケット)!!!」

📺 「おおおおお!!!!!」
📺 「きたああああああ!!!!!」

ゴオオオオオオオオオオ!!!!!!!!

膨大な魂の衝撃波が 下水道内に広がり、
触手や他の魔物が一瞬で消滅――!

📺 「クロエたん、勝利確定!!!」
📺 「マジでチート技wwww」
📺 「触手、消えた……でも、グッジョブだった!」

📢 そして……コメント欄は、地獄と化す。

クロエは 荒い息を吐きながら、コメント欄を見た――。

📺 「クロエたんのお尻が!?!?」
📺 「ウヒィッって言ってたwwwwwwww」
📺 「可愛すぎるwwwwwwwww」
📺 「触手が羨ましすぎる!!!」
📺 「いや、触手グッジョブだろwwwwww」
📺 「期待にコミットする触手wwwwwwww」

クロエは 顔を引き攣らせる。

「……………もう……嫌。」
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