転生したので、今世こそは楽しく生きます!~大好きな家族に囲まれて第2の人生を謳歌する~

結笑-yue-

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1.0歳編

43.夢の中③

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エリアーナSide

スキルについては、以下のようだ。
まず“異世界辞典”。
これは、パレスから見て異世界の地球のあらゆる事柄を検索できる脳内で使う辞典。

これから精霊や神獣、聖獣達との契約が待っている。
その時に名付けに役立てるもよし、地球の食事をこちらで作り、食を発展させるもよしとのこと。
文明の違いは?と聞くと、電気が魔石の違いはあるが大差ないそう。
ただ食事に関しては、調味料は豊富だが、使い方を知られていないものが多く、味も簡素なものが多く、料理も種類も少ないんだそう。

2つ目は“精霊眼”。
これは精霊の姿、妖精の姿を見ることができる力。
階級の高い精霊は姿を現せば、誰でも見ることができるが、特に妖精を個として識別することは人間にはできないそう。
また、精霊眼では魔力、魔素、気を視認すこともできるため、便利だそうだ。

3つ目は、“念話”。
これは、無の原初の精霊が使ってくれた精神感応テレパスの上位互換らしく、会話がダダ漏れにならず、伝えたい相手を選んで思考を届けることができるそう。
もちろん、原初の精霊全員にや、家族全員にといった複数人に届けることもできる。

最後は、“神託”。
これは今のように夢の中や教会へ行った時に神様達と会話ができるスキル。
神様に呼ばれる一方通行だけでなく、教会に足を運ばなければならないが、私から神様に声をかけることも可能なんだとか。
その時に、神様の人数が多ければ多いだけ、会える時間も長くなると教えてもらった。

【魔神:これらのスキルは、鍛錬をせずとも使える。でもただ使えるだけだ。基礎をしっかり学び、正しく使い続けることで、上位のスキルに進化したり、より便利に使えるようになる。何事も努力を怠ってはいけない】
ハーゲン様のいう通りだ。
他の神様達も一様に頷いている。

努力は怠らない。
与えてもらった力を、生かすも殺すも私自身。
今は、原初の精霊もいてくれている。
神様達も色々教えてくれる。
こんないい先生達が周りにたくさんいるのだから、貪欲に学んでいこう。
何より、知らないことを知るのは楽しい!
それに今世は魔法が使える。
ワクワクが止まらない!
早く使いたいな~。

思考を巡らせてると、周りで神様達が嬉しそうに微笑んでいる。
以前、泣かせてしまった女神様達が笑ってくれているのがとても嬉しい。
そう思いながら、神様達との時間を楽しむ。
どうやら神託スキルを夢で使っていても、体に影響はないようなので、この時間は大歓迎だ。
そんなこんなで、リアの夜は耽ってふけって行く。

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