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もふもふの世界へ
2人が帰ってきて
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「お帰りなさい」
「ただいま!」
「可愛い。お出迎えありがとう」
2人に抱きしめられそうになり、逃げる。
「どうして逃げるの?」
すかさず2人に囲まれて、逃げきれなかった。
「私の国では恋人か夫婦でないとこんな事はしないから……」
「「こんな事?」」
2人に抱きしめられて、両頬にキスされた。
ジタバタするも、動けない……
頬が火照る。全身真っ赤になってる気がする。
「「可愛いな~~」」
コホン
咳払いが聞こえる。
ん???
後ろにいる男性が咳払いをしていた。
渋々2人が離れてくれた。
見られた?えっ?見られた???
思わずワタワタしてしまう。
恥ずかしいよ~~~~~
「せっかくのコミュニケーションの邪魔しないでくれる!」
「せっかくのスキンシップの邪魔しないでくれる!」
2人が背後に立っている男性に文句を言っていた。
恥ずかしいから、今のうちに逃げようと思ったけど、両隣から腰を抱かれて、動けない。
何故に?
「大丈夫だよ。」
「そうそう、大丈夫。」
何が大丈夫なんだ?
頭の中で「?」が飛び交う。
「初めまして、渡り人さん。私はレオンハルト。レオンと呼んでくれ。2人の従兄弟でこの国の皇太子をしてるんだ。」
ニコニコ笑顔で微笑まれた。2人とほぼ同じ歳に見える美丈夫だ。金の髪に、青い眼の……
従兄弟で皇太子?という事は、2人は皇族?
「私の父の姉が、彼らの母親なんだ。」
よく見ると、似ているような……似てないような……そんな感じだ。
「旦那様方、玄関での立ち話も何ですから、中にお入りなっては?」
セバスチャンに促され、リビングに向かう。
ソファーに腰を下ろすと、セバスチャンがお茶とお菓子の指示を出し、給仕してくれた。
私は何故か2人の間に座らされた。
「ふふっ、可愛いのはわかったから、少しは離してあげたら?」
レオンがそう声かけてきたが、2人は首を横に振って
「ここで良いんだよ。この方が安心する」
「離れがたいんだ。仕方ないね」
そう言って、頭を撫でられた。
もう、何も言うまい。言っても無駄だ。
レオンがいる間は我慢しよう。そうしよう……
2人をジト目で見るも効果なし。ただ微笑まれてしまった。
美丈夫の微笑み。負けてしまう……
「アイリ、これ美味しいよ」
そう言って、クッキーを口の中に入れられた。
また?しかもお客様の前で?
入れられたものを出すのはマナー違反だし、もったいないから、とりあえず咀嚼して飲み込んだ。
「これも美味しいよ」
そう言って、苺のヘタをとって口の中にいれられた。
真向かいにいるレオンは信じられない光景を見るように、目を見開いて凝視している。
「あのクロードとガナードが、女性の世話?信じられん……」
信じられないってどう言う事?
「ふふっ、アイリは可愛いから、世話をしてあげたいんだ」
「他の女はどうでも良いが、アイリは可愛すぎるから」
そんな甘くとろけそうな目で見ないで……穴があったら入りたいよ~~~~
「ただいま!」
「可愛い。お出迎えありがとう」
2人に抱きしめられそうになり、逃げる。
「どうして逃げるの?」
すかさず2人に囲まれて、逃げきれなかった。
「私の国では恋人か夫婦でないとこんな事はしないから……」
「「こんな事?」」
2人に抱きしめられて、両頬にキスされた。
ジタバタするも、動けない……
頬が火照る。全身真っ赤になってる気がする。
「「可愛いな~~」」
コホン
咳払いが聞こえる。
ん???
後ろにいる男性が咳払いをしていた。
渋々2人が離れてくれた。
見られた?えっ?見られた???
思わずワタワタしてしまう。
恥ずかしいよ~~~~~
「せっかくのコミュニケーションの邪魔しないでくれる!」
「せっかくのスキンシップの邪魔しないでくれる!」
2人が背後に立っている男性に文句を言っていた。
恥ずかしいから、今のうちに逃げようと思ったけど、両隣から腰を抱かれて、動けない。
何故に?
「大丈夫だよ。」
「そうそう、大丈夫。」
何が大丈夫なんだ?
頭の中で「?」が飛び交う。
「初めまして、渡り人さん。私はレオンハルト。レオンと呼んでくれ。2人の従兄弟でこの国の皇太子をしてるんだ。」
ニコニコ笑顔で微笑まれた。2人とほぼ同じ歳に見える美丈夫だ。金の髪に、青い眼の……
従兄弟で皇太子?という事は、2人は皇族?
「私の父の姉が、彼らの母親なんだ。」
よく見ると、似ているような……似てないような……そんな感じだ。
「旦那様方、玄関での立ち話も何ですから、中にお入りなっては?」
セバスチャンに促され、リビングに向かう。
ソファーに腰を下ろすと、セバスチャンがお茶とお菓子の指示を出し、給仕してくれた。
私は何故か2人の間に座らされた。
「ふふっ、可愛いのはわかったから、少しは離してあげたら?」
レオンがそう声かけてきたが、2人は首を横に振って
「ここで良いんだよ。この方が安心する」
「離れがたいんだ。仕方ないね」
そう言って、頭を撫でられた。
もう、何も言うまい。言っても無駄だ。
レオンがいる間は我慢しよう。そうしよう……
2人をジト目で見るも効果なし。ただ微笑まれてしまった。
美丈夫の微笑み。負けてしまう……
「アイリ、これ美味しいよ」
そう言って、クッキーを口の中に入れられた。
また?しかもお客様の前で?
入れられたものを出すのはマナー違反だし、もったいないから、とりあえず咀嚼して飲み込んだ。
「これも美味しいよ」
そう言って、苺のヘタをとって口の中にいれられた。
真向かいにいるレオンは信じられない光景を見るように、目を見開いて凝視している。
「あのクロードとガナードが、女性の世話?信じられん……」
信じられないってどう言う事?
「ふふっ、アイリは可愛いから、世話をしてあげたいんだ」
「他の女はどうでも良いが、アイリは可愛すぎるから」
そんな甘くとろけそうな目で見ないで……穴があったら入りたいよ~~~~
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