没落華族令嬢と曰くの真贋鑑定士

明治39年、帝都。無理やり結婚させられそうになった没落華族の令嬢・雪緒(16)は、少年に扮して、三十路の売れない画家・中津川一臣に弟子入りする。しかし中津川は、本業の絵より『曰く付きの品』の鑑定ばかりにのめりこむ駄目男。血の涙を流す少女の絵、捨てても捨てても戻ってくる手毬、持ち主を業火で焼き尽くして殺す宝石箱……。中津川の旧友で好青年の甲斐も交え、雪緒たちは不可思議な現象を起こす芸術品の謎と対峙することになる。
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