リリィは可愛い(*´꒳`*)おじさん♡Ωに覚醒〜おサイコでαな旦那サマと結ばれて…からの、闘いの物語です!\\\٩(๑`^´๑)۶////

志村研

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おじさん♡満たされます①*

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マックス♡

「マックスのばか、ヘ、へ、ヘンタイっ!」

今夜の君は恥ずかしがり屋だ。

湯けむりに濡れ、のぼせた頬が艶やかなのに…
どこか初心な風情がする。

先日の、淫魔の化身の如き君は、素敵だった。
けれど清純で可憐な、見た目通りの可愛い君が、俺は好きだ。

2日振りに妻と過ごす時間を、俺は心底から待望していた。
…それなのに。

先に帰宅していた相棒が、君をドロドロにしてしまっていた。

…道理で。
入れ違いに出掛ける相棒が、妙に気まずそうにしていた訳だ。

…セバスティアンめ。
時間が許すギリギリまで、妻を抱いていたらしい。
すれ違い様にも感じる程にリリィの匂いを派手に纏っていた。

俺はその移り香をほんの刹那に感じただけで、みっともない程に昂ってまってしまった。
そして矢も盾もたまらず、妻の寝室に飛び込んだのだ。

なのに、妻は居ない。
あるのは情事の痕跡にまみれ、乱れ果てた寝台だけだった。

楽園の扉を開けた筈が!
とんだ肩透かしをくらったものだ。
悲嘆にくれていると、微かな水音が聞こえた。

妻は浴室に居る様だ。

と、なれば俺は…
餌をお預けされた飼犬のように惨めに控えるしかない。
手近なスツールに腰を落ち着ける。
少し気を削がれ一息つくと、ふと聞こえてきた。

…妻は機嫌が良いようだ。
うっすらと、可愛い鼻唄が漏れてくる。

それはあの時に、君が漏らす啼き声に似ていた。

…私は、犬ではない。

飢えた狼なのだ!

寝台を整え、君が身支度を済ませるまで!
指を咥えて待つ事など出来るものか!

スツールを蹴って立ち上がり、浴室へ向かう。
そして今度こそ楽園に続く浴室の扉を開いた。

急な気温の変化で濃くなった湯気のむこうに、可愛いシルエットが浮かんでいる。

シャワーの水音のせいでまだ俺に気づいていない。
そのままそっと忍び寄り、いきなり腰を引き寄せた。

「ただいま、リリィ」

「ひゃッ!」
驚いた君は浴槽の中でよろめいた。

「おっと、すまない。大丈夫か?」
伸ばした腕で難なく妻を抱きとめ、そのまま抱き締める。

「~ッ、…もう、びっくりした!」
本当に肝を冷やしたらしい。
だがすぐに笑って、許してくれた。

「おかえり、マックス♡」
そして、君は『おかえりのキス』をする。

これは君が提案したものだが、俺もセスも気に入っていた。
出掛ける際には「いってらっしゃいのキス」をくれる。

そんな挨拶のキスは、いつだってあっさりと解かれてしまう。
…つまらない。

「マックスったら。服がびしょ濡れだよ」
妻が悪戯っ子を叱るように言う。

「かわまない。どうせ脱いでしまうのだし」
とりあえず、重くなったスーツを全て脱ぎ捨てる。
そして濡れたシャツ一枚を残したまま、妻を抱きしめた。

「…リリィ、いい匂いがする」
「うん、この石鹸いい匂いだよね」

いや、俺が嗅いでいるのはそれじゃない。
君自身が発している誘引の芳香だ。

「…ヌルヌルしている」
まだ泡が残り、ぬめる妻の素肌を撫でた。
右手を腰から尻に、左手は脇腹へ向かいそこから胸元へと進める。

妻は俺の意図を正確に捉えたようだ。
君の発する芳りが一気に甘く濃く、キツくなった。

「ん、…もう上がるから、ちょっと待って」
身体を洗い流そうとする妻を制する。

「…ッ、マックス、何するんだよ」
ふむ、石鹸水が入った瓶はどこだ?

「ね、マックス!ちょっと、、離れようか。ここじゃ…」
ああ、蓋が開いたまま浴槽の縁に置いてあった。

「だめ、だからね。…ここでは嫌」
君は勘がいい。

でもいつだって口先だけで、行動が遅い。

瓶を掴み取ると、君の胸元の上で一気に逆さまにする。

「ぎゃッ!~ちょっ、な、な、何するんだよ~!」
慌てた君が暴れるから、二人諸共にバランスを崩して浴槽に倒れ込む。
少し焦ったが、つんのめった君を胸で受け止められた。

そして降り注ぐ柔らかなシャワーの水流が石鹸水を泡立てていく。
あっという間に俺達は泡にまみれた。

「~ッ!!!…!マックス!」
君は怒り心頭だ。

私は妻の怒り顔が好きだった。
時々、無性に見たくなってしまう。

こんな日は特に、君の可愛い膨れっ面に逢いたくなるのだ。

「もぅ、どうするんだよ、コレ。すごい滑るから怖くて動けないし」
プリプリと文句を垂れながら君はまるで産まれたての子鹿の様だ。

俺に跨ってわたわたと必死に四つん這いで踏ん張っている。
なんとも可愛かった。

「ちょっと、何笑ってるの?ってか、何でこんな事しちゃうかね!意味わからないしッ」

ああ、リリィ。
そんなに怒っては胎教に悪い。
俺が悪かった。
つい、やり過ぎた。

しかし、泡まみれの君も素敵だ。
泡から透けて見える、上気した肌がなまめかしい。

それでひとつ思い出した事がある。

「ソープランド、とか言う遊びをしよう。お互いの身体と身体で洗い合うとかいう…」
遊び好きなβはセックスにまで趣向を凝らす傾向がある。
当時の俺は呆れ果てたものだ。

「~~~ッ!…そんな遊びはないから!~なッ、何でそんなの知ってるんだよ…もぅッ」
いや、詳しくは知らない。

セスが妻の祖国に渡る前、参考のために集めた書籍の何処かで見ただけだった。

単純に今の状況に似合いだと思っし、字面が如何にも愉快そうだったので適当に言ってみのだ。

君はひどく狼狽えた癖に、それでも誘引のフェロモンをキツくした。
…期待したのだな。

お互いの身体と身体を洗い合う、という件に妻は妄想を掻き立てられ催した訳だ。

いいね、今夜はそれにしよう。

「リリィ、ソープランド、しよう?」
俺は妻の身体をあたり構わず撫でこすった。

やがてお互いの身体が半ば隠れてしまう程に泡が立つ。
「~~~ッや、だから!…ばっ、ばかな事しないで。こんな、こんなのヘンだからッ」

ああ、君は何て正直な嘘吐きなんだ。

俺の腹に可愛い君のペニスが、硬く猛ってツンツンと当たっている。
そこに石鹸水とは違う熱いヌメりが垂れてきた。

君は明らかに発情をきたしている。
ヘン、な事に感じているんだ。

「一度、試してみないか?」
「…はぁ?」
怒れる妻の胸元をひと撫でする。

「…あッ、ん!…っ、やだッ」
君は気づいていないが、身籠ってからずいぶんと乳首に発達が見られる。
乳房はないが乳輪が大きくなったし全体にふっくらとして色味も濃くなっている。

そして何より感度が増した。
ここを可愛がるのに、これはうってつけだ。

「マックス、も、本当!…に、ヘンな事しないで。…僕、怒っ…ッ!」
親指の腹で乳輪を円を描く様に捏ね回す。

ヌメるせいで予想もつかない動きになった。
早く強く捏ね回すうちにすべった指が、乳首を思い切り潰す。

「う!…」
妻はその瞬間に達っした。

「…ンッ、は。はぁぁぁ…」
長く尾を引くような絶頂を、君は胸への愛撫のみで迎えた。

そしてヒクヒクと余韻に弄ばれながらも、ペニスから緩慢に射精している。
「すごい。君って、本当に…」
「…言わないで!」

…素晴らしい。

恥ずかしがった所で本当の事だろう。
君は素晴らしい感性の持ち主だ。

「ああ。こちらが大変な事になっている」
気づくと俺の腹にはピンク色の愛液が臍の窪みに溜まる程に大量分泌されていた。

乳首を試している間をずっと待たされていた妻の下半身が大いに不満をもらしているのだ。

腹にピッタリと密着していて窺い知れない、妻のそこを確かめてみよう。

俺は膝を立てそこにゆっくりと君を押し倒し背をもたれ掛けさせた。
そうして妻の股をパッカリと開かせる。

射精の余韻で震えるペニスの根元から肉を裂いた様なヴァギナが紅色の唇を大きく開いていた。

妻のそこは睾丸の名残があり一般的な女性器よりもふっくらとしている。
今は更に全体が充血して膨らんでいて縁ではヒダが盛り上がっていた。

「ふむ、よく肥えた鮑の様だな」
美味しそうだった。

「あわ、わわ、わ…」
妻は口元を手で覆いワナワナと震え始める。

そして膝を合わせ脚を閉じてしまう。
「なんて事、言うんだ…ヘンタイっ」
君はまた怒って、膝から下をジタバタさせる。

だがいくら何でも態勢が悪すぎやしないだろうか。

…思った通りに、ヌルついた腹筋で妻は可愛い尻を滑らせた。
そして君は結果的に俺の目の前で大股開きを披露するハメになる。

「へ、へんたい。も、ヘンタイみたい!…僕、へ…へん。…ッう、ぅえぇん…」
妻はシクシクと泣き始めた。

これはいけない。

「違う、それは違う。君は…」
決して変ではない。 

Ωの正当だ。
その身体が雄を煽り立てるのは正しい事だ。
とはいえこの事実は妻の好みにあて嵌まらないだろう。

「君は変じゃない。俺がヘンタイなんだ」
そんな設定の方が君の嗜好に沿う筈だ。
「君にいやらしい真似がしたい。俺はヘンタイだからな」
君は手で顔を覆ったまま何も言ってはくれない。

「どうしても嫌か?」
嫌じゃない、だろう。
「リリィ、駄目なのか?」
駄目じゃない、だろう。

君は夫がどうしてもと言うから仕様がなく受け入れる、これでどうだ。
「…あんまり、すごい事はしちゃダメだよ」
良かった。
このやり取りで間違いなかった様だ。

すごい事。 

君の思うすごい事、それはどんな淫らなやり方なのだろうか。

君の思う通りのすごい事、を俺はしよう。

君の為に今度もきっと間違いなく。


\\\٩(๑`^´๑)۶////
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