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おじさん♡飛びます②*
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みぃ♡
「あ、、あっあっ、あぁぁ」
細やかな振動が僕を攻め立てる。
でも到達点に達する程の、決定打をくれない。
だから僕はちっともイけなくて、ずっと啼いていた。
いつもの淫具三点セットをきっちりと装着されて、隙間なく性感を刺激されている。
なのに、夫達は僕に触れない。
けれど右手をセスと左手をマックスと、それぞれに固く握りあっている。
お互いの揺るぎない、絆を確かめる様にきつく握られていた。
だから、僕の両手は自由がきかない。
ほとんど拘束されている様なものだった。
「う、えぇん、…ッ、触りたい。…触って?」
僕はせめてペニスだけでもイカせて欲しかった。
小さな波でもいいから、一度てっぺんを極めてしまいたい。
篭り続ける熱をやり過ごしたかった。
「しーッ、我慢しなさい。この程度ではちっとも足りない。俺の我慢はこんなモノではなかった」
マックスはニコニコしながら却下した。
…本当、ごめんって。
「リリィ、辛そうだな。だが、私達も辛い。共に耐えよう」
…何で、こんなことに。
夫達は空いた方の手で自身を扱いていた。
妻の痴態を目の前にして、敢えて堪えて自慰をしている。
そんな夫達が激らせる雄を目の前にして、僕だって酷いお預けををされていた。
「まだまだ、序の口だ。君だって相当に辛い気持ちでいたらしいじゃないか。俺達はもっと苦しまないといけない」
…だ、そうです。
そんな訳で機械的なバイブレーションが与える生温い快感に、僕はただ、身悶えるしかない。
…我慢プレイだよね、これは:(;゛゜'ω゜'):
今、どうなっているのかというと。
イカずイカさずで、えんえんと、相互オナニーしています。
何で、こうなったのかと言うと…
お互い、非があるし言い分もある。
お互い、反省しよう。
お互い、罰を受けよう。
…と言う訳でこうなりました。
…何でだよ:(;゛゜'ω゜'):
謎の展開でしょ?
僕は夫達と話し合うつもりだった。
夫達のお叱りバッチこーい!な覚悟でいたんだよ。
なのに。
何故か向こうが叱られモードを発動した。
「君は辛い思いをしていたのだと聞いた。思いもよらない事だった。この様な至らない私を許して欲しい」
まずはセスが下手に出た。
戸惑っているとすかさずマックスが更なる下手に躍り出る。
「君は決して悪くない。異国に嫁いで間もない妻を、俺達はもっと気遣うべきだった」
いや、気遣って欲しいんじゃないんだ。
むしろ、気の置けない関係になりたいんだよ。
「違うよ!二人とも、ちゃんと気遣ってくれてたよ。僕はちゃんと幸せだったんだ。ただ…」
君達と、栄ちゃんみたいになりたかった。
何があっても大事な人って思い合えるような…
「私の様な至らない夫にも、幸せだ言ってくれるのだな。…ありがとう」
セス、何て事言うんだよ。
「ああ、自分の愚かさに反吐が出そうだが、君のその言葉には救われる思いがする。本当にありがとう」
マックス、止してよ。
「そんな…そんな!僕だって、僕の方こそ!」
散々なバカをやった挙句、こんなふうに感謝されるなんて。
僕、困るよ。
でも、やっぱり…嬉しい。
「こっちこそ、だよ。幸せにしてくれて、ありがとう」
わぁ、何これ、ウズウズするほど甘い展開だな!
でも、なんか、一歩前に進めた感じがする♡
で。
ここまではよかった。
ここから、ここから!:(;゛゜'ω゜'):
世にも奇妙な展開に、なったんです。
「…リリィ、今回の事を戒めにしないか?」
優しげな笑みを浮かべながらマックスがちょっと弱々しく言う。
「ああ、そうだ。今回の事は、大切にしていこう」
セスがマックスを勇気付けるみたいに強く言葉を続けた。
「教訓とするのだ。これからの私達の未来の為に」
…教訓?…??きょ、?…はぁ?
なんかよく分かんないけど( ・∇・)?
要するに。
大切にしよう、僕らの未来、だね♡
なんか素敵だ。
「そうだね、良いと思う」
この僕の、割と適当な返事がゴーサインになった、んだと思う。
それからセスがせつせつと語り始めたんだ。
「お互い、非があるし言い分もある…」
さっきのやつ。
以下同文です。
この宣誓、からのプレイボール!
で、我慢プレイ、開幕したんです。
「ね、…ねッ、もう、許して」
もう、充分、反省してるから!
「許すも何もない。リリィ、…ッ、は、ハァ、…これは戒めだ、…ッ」
セスが僕を淫らな顔で眺め、激しくペニスを駆り立てながら、そんな事を言う。
「…そう。だから辛く、…ッ、厳しく、なくてはいけない。~ッ、…フッ。はぁ…心に刻むんだよ」
マックスは弾けそうになったペニスをキツく握りしめ、射精を留めながら、そんな事を言った。
「~!だめッ、とめちゃだめッ、出して!僕にちょうだいッ」
僕は、半狂乱になってしまう。
だって。
僕はお腹が減っていた。
何しろ、もうかれこれ3日も絶食中だった。
里帰りしてから、栄ちゃんのくれたえびせん以外の食べ物を口にしていない。
…食べたくなかったんだ。
美味しそうな食事を勧めて貰っても、箸を持つ気にもならなかった。
欲しいのは、夫のくれる精食だけ。
僕の身体は正直で早く帰れって警告してきたんだ。
精食だけでΩは生きていける。
でも、僕は今まで普通の食事も楽しめたんだ。
でも今回は、えびせんをほんの数本食べただけでお腹を壊した。
それからは食べ物を見るだけで気分が悪くなってしまった。
栄ちゃんは悪阻だ!って言って大騒ぎしてたけど、そうじゃない。
身体が精食を要求しているんだ。
かなり強引なやり方で。
僕はもはや、飢えている。
夫の精液に。
αのくれる糧に。
どうしよう。
もうそろそろ、限界だよ。
一体全体、いつまでこの罰ゲームを続けるつもりなのか。
目の前で、ずっと欲しかった夫の精液がせき止められている。
僕の中の可愛い子ちゃんがそろそろ怒っちゃいそうです。
\\\٩(๑`^´๑)۶////
「あ、、あっあっ、あぁぁ」
細やかな振動が僕を攻め立てる。
でも到達点に達する程の、決定打をくれない。
だから僕はちっともイけなくて、ずっと啼いていた。
いつもの淫具三点セットをきっちりと装着されて、隙間なく性感を刺激されている。
なのに、夫達は僕に触れない。
けれど右手をセスと左手をマックスと、それぞれに固く握りあっている。
お互いの揺るぎない、絆を確かめる様にきつく握られていた。
だから、僕の両手は自由がきかない。
ほとんど拘束されている様なものだった。
「う、えぇん、…ッ、触りたい。…触って?」
僕はせめてペニスだけでもイカせて欲しかった。
小さな波でもいいから、一度てっぺんを極めてしまいたい。
篭り続ける熱をやり過ごしたかった。
「しーッ、我慢しなさい。この程度ではちっとも足りない。俺の我慢はこんなモノではなかった」
マックスはニコニコしながら却下した。
…本当、ごめんって。
「リリィ、辛そうだな。だが、私達も辛い。共に耐えよう」
…何で、こんなことに。
夫達は空いた方の手で自身を扱いていた。
妻の痴態を目の前にして、敢えて堪えて自慰をしている。
そんな夫達が激らせる雄を目の前にして、僕だって酷いお預けををされていた。
「まだまだ、序の口だ。君だって相当に辛い気持ちでいたらしいじゃないか。俺達はもっと苦しまないといけない」
…だ、そうです。
そんな訳で機械的なバイブレーションが与える生温い快感に、僕はただ、身悶えるしかない。
…我慢プレイだよね、これは:(;゛゜'ω゜'):
今、どうなっているのかというと。
イカずイカさずで、えんえんと、相互オナニーしています。
何で、こうなったのかと言うと…
お互い、非があるし言い分もある。
お互い、反省しよう。
お互い、罰を受けよう。
…と言う訳でこうなりました。
…何でだよ:(;゛゜'ω゜'):
謎の展開でしょ?
僕は夫達と話し合うつもりだった。
夫達のお叱りバッチこーい!な覚悟でいたんだよ。
なのに。
何故か向こうが叱られモードを発動した。
「君は辛い思いをしていたのだと聞いた。思いもよらない事だった。この様な至らない私を許して欲しい」
まずはセスが下手に出た。
戸惑っているとすかさずマックスが更なる下手に躍り出る。
「君は決して悪くない。異国に嫁いで間もない妻を、俺達はもっと気遣うべきだった」
いや、気遣って欲しいんじゃないんだ。
むしろ、気の置けない関係になりたいんだよ。
「違うよ!二人とも、ちゃんと気遣ってくれてたよ。僕はちゃんと幸せだったんだ。ただ…」
君達と、栄ちゃんみたいになりたかった。
何があっても大事な人って思い合えるような…
「私の様な至らない夫にも、幸せだ言ってくれるのだな。…ありがとう」
セス、何て事言うんだよ。
「ああ、自分の愚かさに反吐が出そうだが、君のその言葉には救われる思いがする。本当にありがとう」
マックス、止してよ。
「そんな…そんな!僕だって、僕の方こそ!」
散々なバカをやった挙句、こんなふうに感謝されるなんて。
僕、困るよ。
でも、やっぱり…嬉しい。
「こっちこそ、だよ。幸せにしてくれて、ありがとう」
わぁ、何これ、ウズウズするほど甘い展開だな!
でも、なんか、一歩前に進めた感じがする♡
で。
ここまではよかった。
ここから、ここから!:(;゛゜'ω゜'):
世にも奇妙な展開に、なったんです。
「…リリィ、今回の事を戒めにしないか?」
優しげな笑みを浮かべながらマックスがちょっと弱々しく言う。
「ああ、そうだ。今回の事は、大切にしていこう」
セスがマックスを勇気付けるみたいに強く言葉を続けた。
「教訓とするのだ。これからの私達の未来の為に」
…教訓?…??きょ、?…はぁ?
なんかよく分かんないけど( ・∇・)?
要するに。
大切にしよう、僕らの未来、だね♡
なんか素敵だ。
「そうだね、良いと思う」
この僕の、割と適当な返事がゴーサインになった、んだと思う。
それからセスがせつせつと語り始めたんだ。
「お互い、非があるし言い分もある…」
さっきのやつ。
以下同文です。
この宣誓、からのプレイボール!
で、我慢プレイ、開幕したんです。
「ね、…ねッ、もう、許して」
もう、充分、反省してるから!
「許すも何もない。リリィ、…ッ、は、ハァ、…これは戒めだ、…ッ」
セスが僕を淫らな顔で眺め、激しくペニスを駆り立てながら、そんな事を言う。
「…そう。だから辛く、…ッ、厳しく、なくてはいけない。~ッ、…フッ。はぁ…心に刻むんだよ」
マックスは弾けそうになったペニスをキツく握りしめ、射精を留めながら、そんな事を言った。
「~!だめッ、とめちゃだめッ、出して!僕にちょうだいッ」
僕は、半狂乱になってしまう。
だって。
僕はお腹が減っていた。
何しろ、もうかれこれ3日も絶食中だった。
里帰りしてから、栄ちゃんのくれたえびせん以外の食べ物を口にしていない。
…食べたくなかったんだ。
美味しそうな食事を勧めて貰っても、箸を持つ気にもならなかった。
欲しいのは、夫のくれる精食だけ。
僕の身体は正直で早く帰れって警告してきたんだ。
精食だけでΩは生きていける。
でも、僕は今まで普通の食事も楽しめたんだ。
でも今回は、えびせんをほんの数本食べただけでお腹を壊した。
それからは食べ物を見るだけで気分が悪くなってしまった。
栄ちゃんは悪阻だ!って言って大騒ぎしてたけど、そうじゃない。
身体が精食を要求しているんだ。
かなり強引なやり方で。
僕はもはや、飢えている。
夫の精液に。
αのくれる糧に。
どうしよう。
もうそろそろ、限界だよ。
一体全体、いつまでこの罰ゲームを続けるつもりなのか。
目の前で、ずっと欲しかった夫の精液がせき止められている。
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