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おじさん♡タダ漏れです①
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アレックス♡
朝の眩い光の中、寝台で寛ぐ君は美しい。
リリィは薄い絹のガウン一枚を身に纏い、私が用意したお茶をお飲みだ。
君はいつもならテラスに設えた温室で、庭を眺めながら召し上がる。
「今日は庭より、庭師を眺めたい気分だから♡」
支度をする私に貴方はそんなふうにおっしゃった。
だから私はより二人の距離が近くあるようにと、寝台の上に小さな茶席をご用意しました。
君は、お膝の上にのせた脚付きのトレイの猫足が可愛いと、無邪気に喜んで下さった。
だが、心中では酷く懊悩していらっしゃる。
だから、私は居ても立っても居られないのです。
どうか平にお許しください…
貴方が良くない選択をなさらない様、私は耳を澄ませて拝聴致します。
ご無礼と存じ上げながらも、私は致します。
「アレックス、教えて?」
私のような若輩者が貴方にお教え出来る事がございましょうか。
「君って、いくつ?セスと似てるのは親戚だからなのかな?」
お役に立てそうで良かった。
僭越ですが、お答え致します。
「私は先月に十九歳と成りました。…我が国では成人のニ年目です」
…要らぬ事までお話し致しました。
貴方の祖国では、私は未だ成年に足りぬ歳だと聞きました。
せめて、我が国では違うのだとお知らせしたかった。
「わぁ…、そっか、十代か。そっか、そっか…」
貴方は成熟した大人でいらっしゃる。
私などの事は子供染みてお感じだろう。
「でも。だったら、かなり大人っぽいね」
君は私の頬から顎までを人差し指の先でなぞる。
《若いけど、色んな事がちゃんと見えてるんじゃないかな》
「見た目もだけど…君って落ち着いてるし」
《空気を読むのが上手そうだしね》
…貴方は鋭い方です。
「私などまだまだまだ世知に疎く、場を読むなど恐れ多い事です」
《もう、なにそれ。堅苦しい返事だな!可愛い♡》
かしこまる私を君は目を細めて愛しんだ。
…貴方に可愛がられると、私は困ります。
もっと、可愛い子振りたくなってしまいます。
「私とセバスティアンは…従兄弟にあたります。彼の母方の血筋です」
私は彼の母の従姉妹の子の息子です。
この様な些細な事をいちいちと説明するのはお耳汚しでございますゆえに、割愛いたしました。
「へぇ、そっかぁ…」
《あぁ…やっぱり。そうなんだね》
君は愛し気なため息をついた。
《セスの面影がある。…いや、だからって双子って程に似てる訳じゃない》
貴方は寝台の傍らに座る私に腕をのばした。
そして私の髪に指を絡ませ、優しく掻き乱した。
《黒髪は一緒だ。でも君のがセスより柔らかいし、ちょっと天パだね》
「…目の色はずいぶんと印象が違うなぁ」
《君のは優しい黄緑色。あれ、何だっけ。栄ちゃんが最近ハマってるって言ってたナッツの色みたいだ》
「ピスタチオ、そう言った名の木の実に似た色だと言われます」
《それそれ!》
「んふっ、なんか美味しいんだってね」
「貴方のお庭にも植えましょうか」
貴方が望めば直ぐにでも実をつけるでしょう。
「本当?そんな事、出来るんだ。アレックスすごい」
私の髪をいたずらに梳いていた君は、はしゃいだ様子で抱き寄せて下さった。
柔らかな耳たぶが私の頬にふれる。
思いがけず、冷たかった。
「お寒うございましたね。すみません」
私は肩掛けになる物を探すが、見当たらない。
例のブランケットはいつの間にか回収されていた。
「いいよ。お茶が熱いから平気」
《…君があっためてくれたらいいのに、な》
ああ、私は本当に気が利きません。
「失礼、致します」
君のお膝からトレイを退ける。
そして、恐縮しながら貴方の寝台に上がった。
「…いらっしゃい♡」
君は嬉し気に、少し恥ずかし気に、私を迎えてくださった。
私は恋しい人を背中から抱く様に座する。
小さな頭が私の胸元にもたれてきて、さらさらと君の髪がくすぐったい。
「あったかい…」
《…広い胸も逞しい腕も、身体つきは本当によく似てるな》
そうです。
私は彼と兄弟の如くよく似ている。
「私とセバスティアンの母も、よく似ているのです。私達はそれぞれに母の面影が濃いのでしょう」
彼と似ていて良かった。
彼を恋しがる君が、私の中の彼の面影に心癒されてくださったら良い。
どうか、投げやりなお気持ちを納めてください。
彼らと愛し合う事を諦めては行けません。
この様な具合で私は決意も新たにと、つい物思いに耽ってしまった。
気づくと、貴方はそんな私を妙に切な気なお顔で見つめていらしたのです。
《…アレックス、ごめん。セスと似てるなんて話しは無神経だった。僕って本当、最低だ》
…リリィ?
それは一体、何故でしょう。
私と彼は事実、よく似ております。
私は彼を尊敬し、好ましく思っている。
兄とも慕う、気高く美しい従兄弟殿と似ているのならば、私には誉れですのに。
「アレックス、君が好きだよ」
《他の誰でも無い、君が好きだ》
君は私の目を見て、そうおっしゃいました。
《僕は君が可愛いんだ。そんなふうに言われたら嫌かもしれないけど》
まさか。
貴方が下さる言葉はいつだって私の胸を潤す。
《君はセスと似てる》
はい、ありがたい事です。
《でも健康的に、元気いっぱいに!日焼けしてるのが違う》
…はい。
貴方のお屋敷に派遣されて以来、私は陽に焼かれております。
生まれて初めて、『日焼け』を経験いたしました。
姉上達には酷く不評で、害虫の如くと嫌われました。
けれど貴方が気に入ってくださったのなら良かった。
何よりでございます。
《力仕事をしているからか、君の方が肩や腰まわりがガッシリしてる…》
…申し訳ありません。
これは元々のものでございます。
いかに血縁があろうと、何もかも近しくとはまいりません。
雅なセバスティアンと違い、厳つい私の至らないこの身体が呪わしい…
「アレックス…」
君は、落ち込みそうになる私の名を呼んだ。
それから首を回らして、私の顔を上目遣いに見つめる。
…潤んだ瞳が愛らしくて、私は胸がときめきます。
そんな貴方の黒曜石の如き黒目が、キョロりと揺れた。
そっと盗む様に私の下半身を見やったのだ。
《…力強い腰だよね》
君が、コクッと喉をならした。
《きっと…すっっっッごく、強く突くんだろうな…》
強く、突く…。
それは、私が貴方を抱く時の腰使いの事でしょうか。
…はい。
強く、突いてしまうかもしれません。
お嫌ですか?
「リリィ…」
「あ。…いや、何でもないっ」
《…突かれたら、スゴそう♡強いの、好き♡》
良かった。
お好きなのですね。
《…いや、いや、いや、いや、いや!》
「!…リリィ?」
「あ、え、えっと。今日はいい天気になりそうだね。ね~ッ。」
《僕のばか!せっかく会話が出来てるのに》
リリィ、どうしたのですか?
どうして会話する事にこだわっておいでなのでしょう。
「午後からはひと雨くるやもしれません。ですが、直ぐに晴れるでしょう」
雨上がりには…
「へぇ。じゃあ、虹がでるかもね!」
…はい、その様に存じます。
私がお伝えしようとした事を貴方がおっしゃいました。
何でしょう。
くすぐったいような、喜びを感じます。
ああ、なるほど!
この様に、会話を愉しみたいとお思いなのですね。
素晴らしいです。
私も貴方ともっとお話ししていたい。
「リリィ、お茶のおかわりはいかがですか?」
私はこのささやかで、贅沢な時間を長引かせたい…
貴方はいかがでしょう。
「欲しい♡アレックスも一緒に飲もうよ!トレイはいらない。大きいマグカップで半分こしよ♡」
《ひとつのカップを二人で握り合おう♡いちゃいちゃしよう♡》
いちゃいちゃ?
…おそらく、睦合う事ですね。
良い案でございます。
「では、少々お待ちを…」
ご用意のために暫し寝台を後に致します。
ですが、こんな僅かな合間も…
《…離れるのは惜しい、な》
リリィ!…やはりお茶は止しませんか。
お互いが同じ気持ちでいるのです。
私はたまらなくなり、浮きかけた腰を下ろした。
すると意図せずも、私の腰の昂りが貴方の背中を撫でてしまいました。
《あ、え?…アレックス?》
…申し訳ありません。
お恥ずかしい限りです。
私は確かに穏やかな心和む会話を愉しんでおりました。
だのに、私はどうしても、君に昂ぶらずにはおれぬ。
《…そうかな、っては思ってたけど、勃起してる♡可愛い♡可愛がりたい♡》
はい、ぜひとも。
《いや、ダメ、ダメ、ダメ!》
…駄目ですか。
残念です。
《何考えてるんだよ。せっかく爽やかな雰囲気なのにぶち壊しになっちゃう》
爽やか?
ただ今の君と私は爽やかなのですか。
それが貴方のお好み、か。
《もう、僕のエッチ…》
…エッチ、とは何でしょう。
お聞きしたいが、御心の内での言葉ではお伺いする訳にはまいりません。
《しかし、僕ってはしたないよな》
いえ、その様な事はございません。
貴方はΩの王道でいらっしゃるだけです。
《でも、アレックスとエッチしたい~》
私と、なさりたい事なのですか!
それは、実に興味深い。
ぜひいたしましょう。
ご教授くださいませ。
《~あぁ。いっそ、口に出しちゃいたいぜ》
…リリィ、聴こえておりますよ。
貴方の御心の声が。
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朝の眩い光の中、寝台で寛ぐ君は美しい。
リリィは薄い絹のガウン一枚を身に纏い、私が用意したお茶をお飲みだ。
君はいつもならテラスに設えた温室で、庭を眺めながら召し上がる。
「今日は庭より、庭師を眺めたい気分だから♡」
支度をする私に貴方はそんなふうにおっしゃった。
だから私はより二人の距離が近くあるようにと、寝台の上に小さな茶席をご用意しました。
君は、お膝の上にのせた脚付きのトレイの猫足が可愛いと、無邪気に喜んで下さった。
だが、心中では酷く懊悩していらっしゃる。
だから、私は居ても立っても居られないのです。
どうか平にお許しください…
貴方が良くない選択をなさらない様、私は耳を澄ませて拝聴致します。
ご無礼と存じ上げながらも、私は致します。
「アレックス、教えて?」
私のような若輩者が貴方にお教え出来る事がございましょうか。
「君って、いくつ?セスと似てるのは親戚だからなのかな?」
お役に立てそうで良かった。
僭越ですが、お答え致します。
「私は先月に十九歳と成りました。…我が国では成人のニ年目です」
…要らぬ事までお話し致しました。
貴方の祖国では、私は未だ成年に足りぬ歳だと聞きました。
せめて、我が国では違うのだとお知らせしたかった。
「わぁ…、そっか、十代か。そっか、そっか…」
貴方は成熟した大人でいらっしゃる。
私などの事は子供染みてお感じだろう。
「でも。だったら、かなり大人っぽいね」
君は私の頬から顎までを人差し指の先でなぞる。
《若いけど、色んな事がちゃんと見えてるんじゃないかな》
「見た目もだけど…君って落ち着いてるし」
《空気を読むのが上手そうだしね》
…貴方は鋭い方です。
「私などまだまだまだ世知に疎く、場を読むなど恐れ多い事です」
《もう、なにそれ。堅苦しい返事だな!可愛い♡》
かしこまる私を君は目を細めて愛しんだ。
…貴方に可愛がられると、私は困ります。
もっと、可愛い子振りたくなってしまいます。
「私とセバスティアンは…従兄弟にあたります。彼の母方の血筋です」
私は彼の母の従姉妹の子の息子です。
この様な些細な事をいちいちと説明するのはお耳汚しでございますゆえに、割愛いたしました。
「へぇ、そっかぁ…」
《あぁ…やっぱり。そうなんだね》
君は愛し気なため息をついた。
《セスの面影がある。…いや、だからって双子って程に似てる訳じゃない》
貴方は寝台の傍らに座る私に腕をのばした。
そして私の髪に指を絡ませ、優しく掻き乱した。
《黒髪は一緒だ。でも君のがセスより柔らかいし、ちょっと天パだね》
「…目の色はずいぶんと印象が違うなぁ」
《君のは優しい黄緑色。あれ、何だっけ。栄ちゃんが最近ハマってるって言ってたナッツの色みたいだ》
「ピスタチオ、そう言った名の木の実に似た色だと言われます」
《それそれ!》
「んふっ、なんか美味しいんだってね」
「貴方のお庭にも植えましょうか」
貴方が望めば直ぐにでも実をつけるでしょう。
「本当?そんな事、出来るんだ。アレックスすごい」
私の髪をいたずらに梳いていた君は、はしゃいだ様子で抱き寄せて下さった。
柔らかな耳たぶが私の頬にふれる。
思いがけず、冷たかった。
「お寒うございましたね。すみません」
私は肩掛けになる物を探すが、見当たらない。
例のブランケットはいつの間にか回収されていた。
「いいよ。お茶が熱いから平気」
《…君があっためてくれたらいいのに、な》
ああ、私は本当に気が利きません。
「失礼、致します」
君のお膝からトレイを退ける。
そして、恐縮しながら貴方の寝台に上がった。
「…いらっしゃい♡」
君は嬉し気に、少し恥ずかし気に、私を迎えてくださった。
私は恋しい人を背中から抱く様に座する。
小さな頭が私の胸元にもたれてきて、さらさらと君の髪がくすぐったい。
「あったかい…」
《…広い胸も逞しい腕も、身体つきは本当によく似てるな》
そうです。
私は彼と兄弟の如くよく似ている。
「私とセバスティアンの母も、よく似ているのです。私達はそれぞれに母の面影が濃いのでしょう」
彼と似ていて良かった。
彼を恋しがる君が、私の中の彼の面影に心癒されてくださったら良い。
どうか、投げやりなお気持ちを納めてください。
彼らと愛し合う事を諦めては行けません。
この様な具合で私は決意も新たにと、つい物思いに耽ってしまった。
気づくと、貴方はそんな私を妙に切な気なお顔で見つめていらしたのです。
《…アレックス、ごめん。セスと似てるなんて話しは無神経だった。僕って本当、最低だ》
…リリィ?
それは一体、何故でしょう。
私と彼は事実、よく似ております。
私は彼を尊敬し、好ましく思っている。
兄とも慕う、気高く美しい従兄弟殿と似ているのならば、私には誉れですのに。
「アレックス、君が好きだよ」
《他の誰でも無い、君が好きだ》
君は私の目を見て、そうおっしゃいました。
《僕は君が可愛いんだ。そんなふうに言われたら嫌かもしれないけど》
まさか。
貴方が下さる言葉はいつだって私の胸を潤す。
《君はセスと似てる》
はい、ありがたい事です。
《でも健康的に、元気いっぱいに!日焼けしてるのが違う》
…はい。
貴方のお屋敷に派遣されて以来、私は陽に焼かれております。
生まれて初めて、『日焼け』を経験いたしました。
姉上達には酷く不評で、害虫の如くと嫌われました。
けれど貴方が気に入ってくださったのなら良かった。
何よりでございます。
《力仕事をしているからか、君の方が肩や腰まわりがガッシリしてる…》
…申し訳ありません。
これは元々のものでございます。
いかに血縁があろうと、何もかも近しくとはまいりません。
雅なセバスティアンと違い、厳つい私の至らないこの身体が呪わしい…
「アレックス…」
君は、落ち込みそうになる私の名を呼んだ。
それから首を回らして、私の顔を上目遣いに見つめる。
…潤んだ瞳が愛らしくて、私は胸がときめきます。
そんな貴方の黒曜石の如き黒目が、キョロりと揺れた。
そっと盗む様に私の下半身を見やったのだ。
《…力強い腰だよね》
君が、コクッと喉をならした。
《きっと…すっっっッごく、強く突くんだろうな…》
強く、突く…。
それは、私が貴方を抱く時の腰使いの事でしょうか。
…はい。
強く、突いてしまうかもしれません。
お嫌ですか?
「リリィ…」
「あ。…いや、何でもないっ」
《…突かれたら、スゴそう♡強いの、好き♡》
良かった。
お好きなのですね。
《…いや、いや、いや、いや、いや!》
「!…リリィ?」
「あ、え、えっと。今日はいい天気になりそうだね。ね~ッ。」
《僕のばか!せっかく会話が出来てるのに》
リリィ、どうしたのですか?
どうして会話する事にこだわっておいでなのでしょう。
「午後からはひと雨くるやもしれません。ですが、直ぐに晴れるでしょう」
雨上がりには…
「へぇ。じゃあ、虹がでるかもね!」
…はい、その様に存じます。
私がお伝えしようとした事を貴方がおっしゃいました。
何でしょう。
くすぐったいような、喜びを感じます。
ああ、なるほど!
この様に、会話を愉しみたいとお思いなのですね。
素晴らしいです。
私も貴方ともっとお話ししていたい。
「リリィ、お茶のおかわりはいかがですか?」
私はこのささやかで、贅沢な時間を長引かせたい…
貴方はいかがでしょう。
「欲しい♡アレックスも一緒に飲もうよ!トレイはいらない。大きいマグカップで半分こしよ♡」
《ひとつのカップを二人で握り合おう♡いちゃいちゃしよう♡》
いちゃいちゃ?
…おそらく、睦合う事ですね。
良い案でございます。
「では、少々お待ちを…」
ご用意のために暫し寝台を後に致します。
ですが、こんな僅かな合間も…
《…離れるのは惜しい、な》
リリィ!…やはりお茶は止しませんか。
お互いが同じ気持ちでいるのです。
私はたまらなくなり、浮きかけた腰を下ろした。
すると意図せずも、私の腰の昂りが貴方の背中を撫でてしまいました。
《あ、え?…アレックス?》
…申し訳ありません。
お恥ずかしい限りです。
私は確かに穏やかな心和む会話を愉しんでおりました。
だのに、私はどうしても、君に昂ぶらずにはおれぬ。
《…そうかな、っては思ってたけど、勃起してる♡可愛い♡可愛がりたい♡》
はい、ぜひとも。
《いや、ダメ、ダメ、ダメ!》
…駄目ですか。
残念です。
《何考えてるんだよ。せっかく爽やかな雰囲気なのにぶち壊しになっちゃう》
爽やか?
ただ今の君と私は爽やかなのですか。
それが貴方のお好み、か。
《もう、僕のエッチ…》
…エッチ、とは何でしょう。
お聞きしたいが、御心の内での言葉ではお伺いする訳にはまいりません。
《しかし、僕ってはしたないよな》
いえ、その様な事はございません。
貴方はΩの王道でいらっしゃるだけです。
《でも、アレックスとエッチしたい~》
私と、なさりたい事なのですか!
それは、実に興味深い。
ぜひいたしましょう。
ご教授くださいませ。
《~あぁ。いっそ、口に出しちゃいたいぜ》
…リリィ、聴こえておりますよ。
貴方の御心の声が。
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