リリィは可愛い(*´꒳`*)おじさん♡Ωに覚醒〜おサイコでαな旦那サマと結ばれて…からの、闘いの物語です!\\\٩(๑`^´๑)۶////

志村研

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おじさん♡タダ漏れです②

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アレックス♡

これは私の…

αの能力、でございます。

私はセバスティアンと似ている。
だがこれは私にだけ、ある力だ。

貴方が私に下さった力なのです。

だから今、この時に。
貴方に発揮している事をご容赦、願いたい。

《夜更けから朝まで…たっぷりシた後なんだ。おかわり♡なんて言えないよ》
「…アレックス。君が淹れてくれたお茶は本当に美味しいね。さあ、おかわりしよう!」

…それは嘘だ。
貴方がおかわりしたいのは、茶などではないでしょう。

私とエッチ、がしたいのでしょう。
なぜ、言ってくださらないのか。

君は私の…この昂りが気になっておいでなのに。

《朝っぱらからサカるなよ。僕のばかばかばか!…みっともない!》

リリィ!どうか、どうか止して下さい。

貴方を馬鹿だ、等と貶さないで頂きたい。
みっともない、等と思わないで下さい。

君はいつだって、素敵だ。

とはいえ、分かりました。
貴方はセックスを自分から求める事が恥ずかしい、と感じるのですね。

では、私が対処いたします。

「リリィ。…分かりますか?」
私は、期待を込めて胸に抱く貴方の腰元に思いの丈を擦り付けた。

…エッチ、とはコレにまつわる事柄ではないか、と私は推察いたしました。
「…ッ。アレックス…」

αの貴婦人には酷く不評なこの身体を…
貴方はこの無骨な身体を欲してくださるか。

「…、ん。…分かる♡」
《分かってた。君、勃ってるよね。さっきからずーっと、だよね♡もう、アレックスのエッチ♡》
…やはり、性交にまつわる用語でしたか。

貴方は私のコレが、こんなふうで、嬉しそうですね。
ならば存分にお役立て頂きたい。

「…、アレックス、したいの?」
《したいって、言って。僕からねだるのは恥ずかしいよ…》

かしこまりました。
ですが、私も一つ言い訳をさせていただきます。

「貴方の…貴方のせいです」
恋しい君に触れていながら、大人しく等いられましょうか。
私は、未熟者なのです。

「貴方がエッチ…だから、したくなりました」
…怒りましたか?
でも貴方はきっと、こういうやり取りがお好みではないでしょうか。

「~!、、もうっ、アレックスのばか♡」
君は頬を赤らめ、でもまんざらでもない様です。

「…アレックスだって、エッチな癖に♡もぅ、生意気♡」
良かった、間違えておりませんでした!

私が思うに。
これは、この会話は、前戯なのではないでしょうか。

もどかしいやり取りが欲情を盛り立てていくのを感じました。
愛し合うとは多種多様で奥深いのですね。
勉強になります。

ですが、爽やかで歯痒い前戯はこのくらいでよろしいか。

「リリィ…お腹はおすきですか?」
私は、貴方の内に精を放ちたい。

貴方が欲しくてたまらないのだ。

それから、更に生意気を申しますと…
例え夫ならざる者とはいえ、貴方のお役に立ちたいのです。

私が貴方の糧になれるとしたら…
私にはこの上なき、栄誉でございますから!

《…まぁ、君が昨晩たっぷりくれたから、お腹は減ってないんだけど》

…何という、事でしょう。

そうなのですね…
それは、大変な無礼を働きました。

御心の内を聴きながら、それでも間違えてしまいました。
我ながら呆れ果てる。

この無粋な若造の、無知をお許しください。
私は、恥ずかしい。

《君って…きっとすんごいんだろうな》
リリィ…?
それは私の何についてでしょう。

「…アレックス、ズボンのボタン。外した方がいいよ、…飛ぶよ?」
私の雄は君の芳香に煽られて酷く膨張している。
今にもボタンを弾いてしまいそうだった。

《君って基本的には聡明なのに、時々どんくさいよね》
聡明…滅相もございません。
ですが、もちろん嬉しいです。

《…ねぇ、ボタン、本当に飛んじゃうよ?もう脱いじゃいなよ》
「よろしいのですか?」
いくら何んでも煽り過ぎです。

布地という戒めを解かれたら…
私はきっと、我慢しきれません。

「私は、…止められぬ」
貴方は私の断りの文句には答えず、替わりにガウンを肩から落とした。

《そんなにして…♡よいに決まってるでしょ。可愛いにも程がある♡》
ああ。
貴方はその優美なる背を露わにする事で、了承して下すったのですね。

私はもはや、遠慮をする余裕も無く下履きに拘束されていた雄を開放した。

私の欲望は、勢いよく飛び出して君に向かい突き出す。
先走りが涎のようで、羞恥を感じた。

獣じみた自身と引き比べて、君の美しい背中には神聖さをも感じる。
私は戸惑ってしまう。

ここに私の淫らな欲望を押し付けるなど、恐れ多い。
気が引けます。

「アレックス?」
君はいつまで経っても温もりを感じない事に焦れた様子で私を振り返った。

必然として見える、私の生身のペニスを君は直視しない。
だが着実に、君は横目で捉えました。

そして貴方は、はっきりと舌舐めずりをした。
「んふっ♡」
《やったぁ!精食じゃない、セックスが出来る♡》

…何という、事でしょう。
貴方は精食に限らずとも、セックスがお好きなのですね!

《今度こそ、混じりっけ無しでアレックスと愛し合える♡嬉しい♡》
それは、良かった!
助かります。

「リリィ、貴方が欲しい!」
意を決して、完全に立ち上がった私の猛る雄を君の背中に擦りつける。

《あぁ、あ。かった~ぁい!スゴイ、スゴイ!コレ、欲しい。アレックス、好き♡》
君はそのヌメる感触にすら感じて、喜んでくださっている。

…感激です。

はい、私のコレを貴方に差し上げます。
存分に召し上がって頂きたいのです。

「うん、僕のせいだからね。だから!責任とる!ね♡」

どうぞ、貴方のツバメを可愛がって下さいまし。

\\\٩(๑`^´๑)۶////
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