リリィは可愛い(´꒳`)おじさん♡Ωに覚醒〜おサイコでαな旦那サマと結ばれて…からの、闘いの物語です！＼＼\٩(๑`^´๑)۶//／／

志村研

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おじさん♡お願いします

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みぃ♡

華やかにご到着なさったお義母様御一行を、僕は応接の間にお通し致しましたよ！

このお部屋、実は僕も初めて入ったんだ(´・Д・)」

僕って、ほら…
寝室以外は行く暇も無かったし、ね。\(//∇//)\

この来客用の部屋は、すごく豪華で重厚感がある。

でもどこか、可愛い雰囲気だ(*´꒳`*)
そこ、ここに、百合のお花が散りばめられているよ♡

思わずキョロキョロしていたら…
セスが頑なに座ろうとしない事に気づいた。

彼は怒り心頭中です。
僕が言う事を聞かないからだ。

だって、立ち話もなんでしょう？(´・ω・`)

…旦那ーズはね(´・ω・`)

せっかく来てくれた皆さんを、玄関先で追い返そうとしていたみたいなんだ。

ソレはアカンでしょう！
人として…

嫁として！:(；゛゜'ω゜'):

だから僕は言いましたよ。
「どうぞ♡どうぞ♡ごゆっくりなさって下さい♡」

嫁として、当然でしょう(´・Д・)」

…で、勝手知ったる女子ーズの皆さんが、流れる様にお茶の準備をして下さった。

…で、そんなこんなで！

皆様、一堂に会しました。
しっかり腰を据えての、座談会がスタートです。

そして知った…
知らなかった事が諸々:(；゛゜'ω゜'):

まず、女子ーズの皆さんが『くノ一』みたいだった理由がシビれます。

「この娘らは実に健気ですのよ」
クラウディアは女子ーズの五名を愛おしげに眺めながら、切々と語った。

僕は初めて彼女達がこのお屋敷で如何に不遇だったかを知った。

なんと、僕から話しかけないと話しちゃ駄目だったんだって！
さらに、姿を見せるのも禁じられていたらしい∑(゜Д゜)

…不敬であるから、という理由でそんな失礼がまかり通っていたなんて！

衝撃だ。
…なんか、すごい、腹立つわ！＼＼\٩(๑`^´๑)۶//／／

「身を潜めて、息を潜めて…この娘らは立ち働いておりました」
「何だって、そんな決まりがあるんですか？」
クラウディアの話につい割って入ってしまった。

でも、当然の疑問でしょう！
僕、何様だよ:(；゛゜'ω゜'):

「それは…それこそは！この者らが私の様に『侍女』では無く、それに『官女』ですら無いからです！」

でました！
『侍女』((((；゜Д゜)))))))

『侍女』と言うワードが出た瞬間、男子達がピリついた。
さらに初耳の『官女』まで、でたましたよ∑(゜Д゜)

「貴方をお慕いし、お役に立ちたいと！ただそれだけの娘らですのに…」
クラウディアは畳み掛けてくる。
「けれど、侍女では御座いません。ただそれだけの事で…この娘らは、愛しいあなたに真に尽くす事が許されぬ！」

大女優、降臨ですΣ(￣。￣ノ)ノ
迫力満点の訴えに、僕は気圧されそうになる。

でも、踏ん張る。

ここは正念場だ。

ちゃんと、話しをしないといけない。

その為に今、向き合ってるんだ。
夫の制止を振り切ってまで、ね。

よし。
頑張れ、僕！(´・Д・)」

前から、気になってた事をちゃんと聞こう。

「…あの。侍女って本当の所、何なんですか？」
一体全体、実際はどんなお役目なんでしょう。

「…僕は、『リリィの操縦者』みたいな役目の人だって聞いてます」
やっぱり、その通りですか？

「もし、そうなら…僕は、嫌です」
…だいぶ、ハッキリ言っちゃいました(>_<)

「リリィ、私があなたを傷つけるとお思い？」
クラウディアが酷く悲しげに言った。

うわぁ、空気、重ッ(>_<)

でも…
ちゃんと、言わねば。

「そんな事は思いません！…でも、…、、ごめんなさい。僕は、皆んなの事が怖い、です」
…言ってしまいました。

言い辛い事を、ハッキリと。
僕、生まれて初めて女の人に口答えしたよ。

そして、空気がバリバリに凍りました:(；゛゜'ω゜'):

「何という、事でしょう…」
「怖がって、おいでなの…」
「酷いわ、あんまりです…」
「こんなにも、お慕いして…」
「あなたを、愛していますのに…」
美女が揃って、大号泣です！((((；゜Д゜)))))))

「この娘らは、あなたの…お身周りを整えて、あなたをお幸せにしたいのです」
クラウディアがとりなそうとしている。

「あなたの…ただ、あなたの側にいたいのです。怖がらせたい、、、訳が、無い！」
そして上手くいかず、やっぱり泣いてしまったよ。

…これは、イカン。
ヽ(￣д￣;)ノ=3=3=3

女の人を泣かすなんて、アカン。
ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(;￣◇￣)┘

おじさん、何やってんだ！
＼＼\٩(๑`^´๑)۶//／／

でも、僕には守りたいものが色々ある。
だから全部を流されちゃ、イカン。

「あのっ、お手伝いして頂けるのは、、本当に助かります！」
女子の皆さんの言いたいことは分かった。

「だけど、別に…」
側にいてくれる理由は仕事でなくても、いいじゃないか。

「それって別に、『侍女』とか『官女』じゃなくてもいいんじゃないですか？」

僕の側にいる理由は、『好きだから』とか『愛してる』からの方が良いに決まってる。

僕にはこの人達が、必要だ。
「僕は、皆さんに側にいて欲しいです」

だって、僕だって皆さんが好きなんです。

お義母さんに側にいて欲しい。
女子ーズにも側にいて欲しい。

だって、みんな頼りになるし…

みんな僕に優しいよ？
みんな僕を可愛がってくれてるよ？

みんな僕の事、愛してるって…
そんなの、嬉しくてたまらないよ。

絆されたっていいじゃないか。

そんなふうに流れに乗りかけたら…
アレックスが涙目でししゃり出た。

「リリィ！私では、駄目でしょうか。私とてお役に立てます！それに！君の為なら、死ねる！」
いや、死なないで？:(；゛゜'ω゜'):

「アレックス、君は本当に出来る子だよ。でも…なんか、ちょっと、…えっと、、」

やっぱさぁ、、『野朗』じゃ、さぁ(´・ω・`)
決定的に、何か違う、よね。

…ひっどい本音だよ(´・ω・`)
こんな事はとてもじゃないけど、言えませんね(；´Д`A

僕は微妙な顔になっていたのかな…

「事足りぬのですわよ、ねぇ？」
「ええ、アレックスでは物足りぬ」
「そう！弟は気配りが足りぬ」
「何もかもが、足りぬ」
「足りぬ、足りぬ！」
女子の皆さんが思い切り、代弁してくださいました。
容赦のない、波状攻撃だ！

いや、僕はそこまでは思ってないよ？:(；゛゜'ω゜'):

可哀想な僕のワンコ愛人は敢えなく撃沈しました。
その、隣で…
殺人鬼みたいな顔で、僕の夫達が睨んでキテます(´・ω・`)

分かってるよ。
君達は怒るよね。

僕って本当に、言う事聞かない妻だよね。

女の人に絆されるなって、君達は口が酸っぱくなるくらい言ってたのにね。

本当に、ごめん。

ごめんだけど、でも…

正直言って！

女の人に、お世話してもらうのが嬉しい！
女の人に、可愛がって貰えるのって最高！
女の人に、愛されるなんて感激です！

僕、何になっても女の人が好きなんだよ…
だって、おじさんだもの♡

ごめんね、男子(；´Д`A

「じゃあ、皆さん！お友達から♡」
で、いかがでしょう。

『侍女』じゃなくて、『官女』じゃなくて…
『お友達』はいかがでしょう。

「…おともだち？」

クラウディアが大女優感を総崩れさせた。
ポッカーンとしたお返事が…

なんか、可愛い(*´꒳`*)

…うん、まぁ。
だいぶ間抜けな事を言っている、自覚はあります。

ごめんね、お義母さん(；´Д`A
はっちゃけた嫁で！

「はい♡仲良くして下さい」

でも、これがおじさんの本心です。

なので…

「よろしくお願いします！」

＼＼\٩(๑`^´๑)۶//／／

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