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おじさん♡産みました
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みぃ♡
「ッアアアァァァんッ!」
産声だ…
良かった…
元気ちゃん、だよ!╰(*´︶`*)╯♡
「おお、我が息子よ…」
震える声で、セスが感嘆した。
新米パパは大きな両方の掌で、上手に小さな赤ちゃんを包む様に抱えている。
まさかの早産に大混乱の中、セスは無事に我が子を取り上げてくれました!
そう、一人目はセスの子だ。
小さな頭にふっさりと生えている髪が、彼と同じく真っ黒だもの♡
僕だって黒髪だけど、色味が違う。
セスとこの子の髪色は、芯に青味が掛かっていて深い濃闇なんだった。
ああ、それにしても!
なんて頼りになるパパなんだろう♡
…僕だったら絶対、無理。:(;゙゚'ω゚'):
って、ゆーか、、うん。
やっぱ、男の子だった♡
お股の真ん中に、可愛いおできがありますよ(*´꒳`*)
「ああぁ、僕の可愛い…王子様♡」
居ても立っても居られない!
「ね、抱っこしたい♡」
早く抱きしめたい!
「ああ、では君の胸元に…」
夫はそっと、息子さんを僕に預けた。
でも僕の手が震えてしまうから、セスが落っことさない様に支えてくれる。
温かくて、思いのほか張りのあるしっかりとした肌触りだ。
それによく動くし、よく泣く。
…でも、僕の坊やは、凄く小さいんだね。
こんなに小さくて、大丈夫なのかな。
元気に泣いてくれているけれど…
どこも、足りない所はないのかな。
「どうしよう、こんな、小さいなんて…」
急に不安になってきた。゚(゚´Д`゚)゚。
「視作生、落ち着きなさい。この子はとても健康だ」
「だけど、予定より一年近く早かったじゃないか」
僕のせいで、僕がいけないママだから…
こんなふうに、なってしまったんじゃないだろうか。
胸が、痛い。
…、、いや、実際に、痛いな(・_・;
何だろう、張り詰めている感じがする。
「視作生、初乳を含ませてごらん。ほら、王子が探しておられるよ」
実に、にこやかに!
第二夫君は促した♡
しょ、しょ、初、、乳、、!!((((;゚Д゚)))))))
「、、、、、、、ぁ、お、、、なぁる、ほど。ぉお、、」
そうだ。
そうだよね!\\\٩(๑`^´๑)۶////
まるくて可愛い♡
僕の“おっぱい”の“おっぱい”たる本分を、発揮せねば!
…僕ってばこの期に及んでもまだ、おじさんの残り香が在ったみたいです\(//∇//)\
『おっぱいは、お父ちゃんのモノやないんやで!』
いや、マジ、その通り~!!\\\٩(๑`^´๑)۶////
マックスが教えてくれた通り、坊やは泣きながら催促していた。
おっぱい欲しい、って♡(*´∇`*)
「あ、あ、、そうなんだね!ごめんねッ、、」
下手な感傷に浸っている場合じゃない!
よし、よ~し!
スグにご用意しますよ!
丁度よく、真っ裸だしね\(//∇//)\
あれ、でも、授乳の仕方ってどんなの?
確か栄ちゃんは、最初はちっとも母乳が出なくて相当苦労したって言っていたっけ。
『おっぱいが安定する迄、3ヶ月はかかったわよ!一度に量が出ないから、1時間おきに授乳よ!日がな一日、修行僧みたいに座禅を組むわけよ!日増しに重くなる栄太郎を抱えてね!まさに、授乳地獄だったわよ!』
半年前に、元妻の栄子さんは長男の栄太郎くんを4000gで出産しました。
送ってくれた写真で見た、丸々として福々しい栄くんは食欲が旺盛らしい。
愛息子の栄養補給の為に、電話の向こうの栄ちゃんは寝不足で機嫌が悪かった。
だから僕は市販のミルクを勧めたんだけど…
『はあ?何の為に苦労したと思ってるの!』
もの凄い剣幕で怒られたよねΣ( ̄。 ̄ノ)ノ
『ミルク代がもったいないじゃない!私が栄養のある美味しい物をしっかり食べて、良い母乳を出す!これが最適でしょうが!』
母になった元妻は相変わらず、逞しかった(^_^;)
それから“ママ友”はこうも言っていたっけ。
『もうしばらくしたら、栄くんもお出かけ出来る様になるから!一緒にランチ行こうね!そっちはまだまだ、出てこないんでしょ』
ごめんね、栄ちゃん。
ランチは当分、お預けだよ(´∀`; )
さて。
つい最近の親友とのそんなやり取りには、授乳のヒントはないみたいだ。
ふむ、とりあえず…
乳首を坊やの可愛い唇にくっつけてみた。
「あむっ」
「!、、吸いついた!」
これが“本能”ってヤツか~♡\\\\٩( 'ω' )و ////
「、、あ、飲んでる♡」
お口いっぱいに乳首を頬張って、器用に舌を使っていますよ。
いっ君は、おっぱいが上手だねぇ(*´∀`*)
な、ん、て。
余裕をこいていたら、忘れていたよね。
「ゔ、、ゔ、、ぅぅゔゔゔ!」
また、波が押し寄せて来ましたよ!
はい。
第二部、幕が開けそうです:(;゙゚'ω゚'):
「マ、、マぁックス!」
「!」
セスと一緒になって、可愛いイチローに見惚れている場合じゃないぞ。
「位置について!!」
さあ、今後は君の番だ♡
未だ臍の緒が付いたまんまの長男を、おっぱいにくっつけたまんま!
次男の出産に臨みます\\\٩(๑`^´๑)۶////
だって、今にも飛び出しそうなんだ((((;゚Д゚)))))))
ジロー君は最初から、大波で挑んで来る。
“産の道”がついたせいだろう。
お兄ちゃんのおかげだねぇ(*´꒳`*)♡
おかげ様でママも助かります。
超近々の二度目の出産は、だいぶ、楽!
とはいえ、痛い!(;´д`)
「ぬぬ、ぬッ、、また、絞られとるぅ、、う」
「視作生、我慢しなくていい!」
そうだよね、もう道はひらけてますよ♡
だ、か、ら!!!!!
ねぇ~、、じろ君、早くして~(;´Д`A
お、ね、が、い!!!!!
「ぐぅぅ~、、!、…も、これは、、」
感じる。
あの感じだ。
いっ君が僕の中を、駆け抜けてきたあの感じ!
「もぉ、、出るッ♡、よ!」
お願い、聞いてくれてありがとね♡
じろ君ってば、親孝行!\\\٩(๑`^´๑)۶////
「ああ、よろしいね。望むところだ…ッよ!」
位置についたマックスが、言い終わるや否や…
孝行息子が呼ばれて飛び出て!∑(゚Д゚)
『トゥル、ルんっっ』
いや、スゴい勢いで出てらしたモンだから、ヒヤッとしたものの…
「ッ、、は、」
パパがしっかと、取り上げましたよ!(*´꒳`*)♡
「ジロー。…俺のジロー、、おお、…」
パパにそっくりな息子さんを、産湯に浸からせながら…
夫は一粒、涙した。
そんな嬉し涙に浸るパパを鼓舞する様に、彼の赤ちゃんは大きな泣き声を張り上げる。
やっぱり、お兄ちゃんと同じ様にちっちゃく生まれたものの…
次男も元気いっぱいです(*´꒳`*)♡
「ほら、おいで♡」
木綿の布で軽く水気を拭われてすっきりした次男を、空いている方の乳首に誘う。
「ふふっ、、はい、はい。美味しいかい♡」
お兄ちゃんと同じく、夢中でむしゃぶりついてますね(*´꒳`*)♡
「…はあ」
おつかれ、僕!\\\٩(๑`^´๑)۶////
左右のおっぱいを双子に与えながら、満ち足りた気持ちで深く息を吐いた。
そんな様子を左右から、二人の夫が見守っている。
僕が溜息をついてひと段落つけたのを機に、アレックスがスッとその場を離れてしまった。
一連の大事を助手として立ち回ってくれていたのに、声を掛ける間もなかったよ。
親子水入らず、なんて気を使ったのかな。
そんなの、水臭いじゃないか!
とは、言え…_:(´ཀ`」 ∠):
あんまり深く考える事は出来ない。
さすがに、疲労困憊!\\\٩(๑`^´๑)۶////
だけども興奮が冷めやらず…
眠気は差さないんだよなぁ(;´д`)
そぉんな訳で(^_^;)
ぼうっとしつつ、されるがままに授乳してみた。
胸元の柔らかな重みに、生命の重さを実感する…(*´꒳`*)
「って、、…あれ。、、何か、、」
…なんか、かよわい新生児のたどたどしいチュッチュ感じゃない、ぞ?:(;゙゚'ω゚'):
乳首がもげそうな勢いで、吸引されているんですけど∑(゚Д゚)
見た目は小さい、陶器のお人形の様な赤ちゃんなのに!
「え、ぇ、、ちょ…」
…ちょっと、痛いんだけど?
吸盤並みの、とんでもない力強さだぞ:(;゙゚'ω゚'):
「…う~ん、、君たち、ホント、、産まれたて?」
パンパンに張っていたおっぱいが、明らかに萎んできたよ?:(;゙゚'ω゚'):
…いや、、スッゴイ、食欲だな!\\\٩(๑`^´๑)۶////
「素晴らしいね。流石は随一のαで座す」
「これぞ、劇的な生命の奔流であるな」
誇らしげに息子さん達を讃える、パパーズの感想から察するに…
αっ子、赤ちゃんからして只者ではないんだね。
ママは末恐ろしい、ぞ?:(;゙゚'ω゚'):
…ふむ。
コレはなる早で“精食”を頂かねば、なりませんな♡\(//∇//)\
ま、何はともあれ。
子供達に栄養補給したせいか、ようやく肩の力が抜けて心地良い眠気がさしてきたなぁ(*´ー`*)
「…疲れたろう」
ちょっぴりウトウトしたらば、マックスが汗に濡れて乱れた僕の前髪を、優しく耳に掛けながら低く言った。
「お休みなさい。後は私達に任せて…」
セスは熱った僕の頬を親指で撫でながら、気遣わし気に言う。
「…ん♡、、ありがとう」
ああ。
幸せだ。
僕は新しい人生に、すっかりと根付いてしまったよ(*´꒳`*)♡
何もかも変わってしまった事も…
沢山の問題と向き合った事も…
これまでの全部があって、今がある。
今となっては、全部がいい思い出だ、、、…
…と。
人が思い出に浸りつつ、感動しながら物想いに耽っていたらば!
「…て、、え。…、何、ナニ、してる、の?」
僕の冷徹無比でαな旦那ーズが、本領を発揮した((((;゚Д゚)))))))
「え!、、ちょ、ぇえ、えーッ!」
その衝撃の行動は、とっても自然な流れでもって…
至極当然な事の様に繰り広げられた。
…臍の緒を、ね。
切ってくれたんですよ。
双子のそれぞれの父親が、恭うやしく処置をしてくれた。
…そこまでは、良かったんです:(;゙゚'ω゚'):
「…、…、…、、、」
臍の緒と、その先の…
いわゆる“後産”の…
いわゆる“胎盤”を…
二人の夫がそれぞれの息子のそれを、両手でもってさもありがたげに掲げ持って…
『ちゅ。、、…るる~んッ』
「!!!!!!!!!!!!!」
『ごっくん』
なん、です、とーッッッ!\\\٩(๑`^´๑)۶////
「…は。え。…飲ん、だ?の、、」
ハイ。
確かにウチのヒト、ゴックンしましたね。
いや、そんなバナナ:(;゙゚'ω゚'):
…ちょっと見た感じ、レバーに見えなくもなかったかな。
僕、お疲れだから、ね。
見間違い、とか?
何かの間違い、だよね?
ね。
「僕の胎盤、召し上がった?」
そんなバナナこと、ある訳が…:(;゙゚'ω゚'):
「はい。頂きました」
味わい深げに余韻に浸りながら、マックスが答えた。
「…ああ。君が、染み渡る」
そしてセバスティアンは、ウットリと宣った。
…こ( ゚д゚)
こっっっ、、わ、、( ゚д゚)
怖ッ( ゚д゚)
…君達は、ここにきて。
またもや想像を、絶しますか:(;゙゚'ω゚'):
超絶、おサイコが炸裂しましたよ!
\\\٩(๑`^´๑)۶////
「ッアアアァァァんッ!」
産声だ…
良かった…
元気ちゃん、だよ!╰(*´︶`*)╯♡
「おお、我が息子よ…」
震える声で、セスが感嘆した。
新米パパは大きな両方の掌で、上手に小さな赤ちゃんを包む様に抱えている。
まさかの早産に大混乱の中、セスは無事に我が子を取り上げてくれました!
そう、一人目はセスの子だ。
小さな頭にふっさりと生えている髪が、彼と同じく真っ黒だもの♡
僕だって黒髪だけど、色味が違う。
セスとこの子の髪色は、芯に青味が掛かっていて深い濃闇なんだった。
ああ、それにしても!
なんて頼りになるパパなんだろう♡
…僕だったら絶対、無理。:(;゙゚'ω゚'):
って、ゆーか、、うん。
やっぱ、男の子だった♡
お股の真ん中に、可愛いおできがありますよ(*´꒳`*)
「ああぁ、僕の可愛い…王子様♡」
居ても立っても居られない!
「ね、抱っこしたい♡」
早く抱きしめたい!
「ああ、では君の胸元に…」
夫はそっと、息子さんを僕に預けた。
でも僕の手が震えてしまうから、セスが落っことさない様に支えてくれる。
温かくて、思いのほか張りのあるしっかりとした肌触りだ。
それによく動くし、よく泣く。
…でも、僕の坊やは、凄く小さいんだね。
こんなに小さくて、大丈夫なのかな。
元気に泣いてくれているけれど…
どこも、足りない所はないのかな。
「どうしよう、こんな、小さいなんて…」
急に不安になってきた。゚(゚´Д`゚)゚。
「視作生、落ち着きなさい。この子はとても健康だ」
「だけど、予定より一年近く早かったじゃないか」
僕のせいで、僕がいけないママだから…
こんなふうに、なってしまったんじゃないだろうか。
胸が、痛い。
…、、いや、実際に、痛いな(・_・;
何だろう、張り詰めている感じがする。
「視作生、初乳を含ませてごらん。ほら、王子が探しておられるよ」
実に、にこやかに!
第二夫君は促した♡
しょ、しょ、初、、乳、、!!((((;゚Д゚)))))))
「、、、、、、、ぁ、お、、、なぁる、ほど。ぉお、、」
そうだ。
そうだよね!\\\٩(๑`^´๑)۶////
まるくて可愛い♡
僕の“おっぱい”の“おっぱい”たる本分を、発揮せねば!
…僕ってばこの期に及んでもまだ、おじさんの残り香が在ったみたいです\(//∇//)\
『おっぱいは、お父ちゃんのモノやないんやで!』
いや、マジ、その通り~!!\\\٩(๑`^´๑)۶////
マックスが教えてくれた通り、坊やは泣きながら催促していた。
おっぱい欲しい、って♡(*´∇`*)
「あ、あ、、そうなんだね!ごめんねッ、、」
下手な感傷に浸っている場合じゃない!
よし、よ~し!
スグにご用意しますよ!
丁度よく、真っ裸だしね\(//∇//)\
あれ、でも、授乳の仕方ってどんなの?
確か栄ちゃんは、最初はちっとも母乳が出なくて相当苦労したって言っていたっけ。
『おっぱいが安定する迄、3ヶ月はかかったわよ!一度に量が出ないから、1時間おきに授乳よ!日がな一日、修行僧みたいに座禅を組むわけよ!日増しに重くなる栄太郎を抱えてね!まさに、授乳地獄だったわよ!』
半年前に、元妻の栄子さんは長男の栄太郎くんを4000gで出産しました。
送ってくれた写真で見た、丸々として福々しい栄くんは食欲が旺盛らしい。
愛息子の栄養補給の為に、電話の向こうの栄ちゃんは寝不足で機嫌が悪かった。
だから僕は市販のミルクを勧めたんだけど…
『はあ?何の為に苦労したと思ってるの!』
もの凄い剣幕で怒られたよねΣ( ̄。 ̄ノ)ノ
『ミルク代がもったいないじゃない!私が栄養のある美味しい物をしっかり食べて、良い母乳を出す!これが最適でしょうが!』
母になった元妻は相変わらず、逞しかった(^_^;)
それから“ママ友”はこうも言っていたっけ。
『もうしばらくしたら、栄くんもお出かけ出来る様になるから!一緒にランチ行こうね!そっちはまだまだ、出てこないんでしょ』
ごめんね、栄ちゃん。
ランチは当分、お預けだよ(´∀`; )
さて。
つい最近の親友とのそんなやり取りには、授乳のヒントはないみたいだ。
ふむ、とりあえず…
乳首を坊やの可愛い唇にくっつけてみた。
「あむっ」
「!、、吸いついた!」
これが“本能”ってヤツか~♡\\\\٩( 'ω' )و ////
「、、あ、飲んでる♡」
お口いっぱいに乳首を頬張って、器用に舌を使っていますよ。
いっ君は、おっぱいが上手だねぇ(*´∀`*)
な、ん、て。
余裕をこいていたら、忘れていたよね。
「ゔ、、ゔ、、ぅぅゔゔゔ!」
また、波が押し寄せて来ましたよ!
はい。
第二部、幕が開けそうです:(;゙゚'ω゚'):
「マ、、マぁックス!」
「!」
セスと一緒になって、可愛いイチローに見惚れている場合じゃないぞ。
「位置について!!」
さあ、今後は君の番だ♡
未だ臍の緒が付いたまんまの長男を、おっぱいにくっつけたまんま!
次男の出産に臨みます\\\٩(๑`^´๑)۶////
だって、今にも飛び出しそうなんだ((((;゚Д゚)))))))
ジロー君は最初から、大波で挑んで来る。
“産の道”がついたせいだろう。
お兄ちゃんのおかげだねぇ(*´꒳`*)♡
おかげ様でママも助かります。
超近々の二度目の出産は、だいぶ、楽!
とはいえ、痛い!(;´д`)
「ぬぬ、ぬッ、、また、絞られとるぅ、、う」
「視作生、我慢しなくていい!」
そうだよね、もう道はひらけてますよ♡
だ、か、ら!!!!!
ねぇ~、、じろ君、早くして~(;´Д`A
お、ね、が、い!!!!!
「ぐぅぅ~、、!、…も、これは、、」
感じる。
あの感じだ。
いっ君が僕の中を、駆け抜けてきたあの感じ!
「もぉ、、出るッ♡、よ!」
お願い、聞いてくれてありがとね♡
じろ君ってば、親孝行!\\\٩(๑`^´๑)۶////
「ああ、よろしいね。望むところだ…ッよ!」
位置についたマックスが、言い終わるや否や…
孝行息子が呼ばれて飛び出て!∑(゚Д゚)
『トゥル、ルんっっ』
いや、スゴい勢いで出てらしたモンだから、ヒヤッとしたものの…
「ッ、、は、」
パパがしっかと、取り上げましたよ!(*´꒳`*)♡
「ジロー。…俺のジロー、、おお、…」
パパにそっくりな息子さんを、産湯に浸からせながら…
夫は一粒、涙した。
そんな嬉し涙に浸るパパを鼓舞する様に、彼の赤ちゃんは大きな泣き声を張り上げる。
やっぱり、お兄ちゃんと同じ様にちっちゃく生まれたものの…
次男も元気いっぱいです(*´꒳`*)♡
「ほら、おいで♡」
木綿の布で軽く水気を拭われてすっきりした次男を、空いている方の乳首に誘う。
「ふふっ、、はい、はい。美味しいかい♡」
お兄ちゃんと同じく、夢中でむしゃぶりついてますね(*´꒳`*)♡
「…はあ」
おつかれ、僕!\\\٩(๑`^´๑)۶////
左右のおっぱいを双子に与えながら、満ち足りた気持ちで深く息を吐いた。
そんな様子を左右から、二人の夫が見守っている。
僕が溜息をついてひと段落つけたのを機に、アレックスがスッとその場を離れてしまった。
一連の大事を助手として立ち回ってくれていたのに、声を掛ける間もなかったよ。
親子水入らず、なんて気を使ったのかな。
そんなの、水臭いじゃないか!
とは、言え…_:(´ཀ`」 ∠):
あんまり深く考える事は出来ない。
さすがに、疲労困憊!\\\٩(๑`^´๑)۶////
だけども興奮が冷めやらず…
眠気は差さないんだよなぁ(;´д`)
そぉんな訳で(^_^;)
ぼうっとしつつ、されるがままに授乳してみた。
胸元の柔らかな重みに、生命の重さを実感する…(*´꒳`*)
「って、、…あれ。、、何か、、」
…なんか、かよわい新生児のたどたどしいチュッチュ感じゃない、ぞ?:(;゙゚'ω゚'):
乳首がもげそうな勢いで、吸引されているんですけど∑(゚Д゚)
見た目は小さい、陶器のお人形の様な赤ちゃんなのに!
「え、ぇ、、ちょ…」
…ちょっと、痛いんだけど?
吸盤並みの、とんでもない力強さだぞ:(;゙゚'ω゚'):
「…う~ん、、君たち、ホント、、産まれたて?」
パンパンに張っていたおっぱいが、明らかに萎んできたよ?:(;゙゚'ω゚'):
…いや、、スッゴイ、食欲だな!\\\٩(๑`^´๑)۶////
「素晴らしいね。流石は随一のαで座す」
「これぞ、劇的な生命の奔流であるな」
誇らしげに息子さん達を讃える、パパーズの感想から察するに…
αっ子、赤ちゃんからして只者ではないんだね。
ママは末恐ろしい、ぞ?:(;゙゚'ω゚'):
…ふむ。
コレはなる早で“精食”を頂かねば、なりませんな♡\(//∇//)\
ま、何はともあれ。
子供達に栄養補給したせいか、ようやく肩の力が抜けて心地良い眠気がさしてきたなぁ(*´ー`*)
「…疲れたろう」
ちょっぴりウトウトしたらば、マックスが汗に濡れて乱れた僕の前髪を、優しく耳に掛けながら低く言った。
「お休みなさい。後は私達に任せて…」
セスは熱った僕の頬を親指で撫でながら、気遣わし気に言う。
「…ん♡、、ありがとう」
ああ。
幸せだ。
僕は新しい人生に、すっかりと根付いてしまったよ(*´꒳`*)♡
何もかも変わってしまった事も…
沢山の問題と向き合った事も…
これまでの全部があって、今がある。
今となっては、全部がいい思い出だ、、、…
…と。
人が思い出に浸りつつ、感動しながら物想いに耽っていたらば!
「…て、、え。…、何、ナニ、してる、の?」
僕の冷徹無比でαな旦那ーズが、本領を発揮した((((;゚Д゚)))))))
「え!、、ちょ、ぇえ、えーッ!」
その衝撃の行動は、とっても自然な流れでもって…
至極当然な事の様に繰り広げられた。
…臍の緒を、ね。
切ってくれたんですよ。
双子のそれぞれの父親が、恭うやしく処置をしてくれた。
…そこまでは、良かったんです:(;゙゚'ω゚'):
「…、…、…、、、」
臍の緒と、その先の…
いわゆる“後産”の…
いわゆる“胎盤”を…
二人の夫がそれぞれの息子のそれを、両手でもってさもありがたげに掲げ持って…
『ちゅ。、、…るる~んッ』
「!!!!!!!!!!!!!」
『ごっくん』
なん、です、とーッッッ!\\\٩(๑`^´๑)۶////
「…は。え。…飲ん、だ?の、、」
ハイ。
確かにウチのヒト、ゴックンしましたね。
いや、そんなバナナ:(;゙゚'ω゚'):
…ちょっと見た感じ、レバーに見えなくもなかったかな。
僕、お疲れだから、ね。
見間違い、とか?
何かの間違い、だよね?
ね。
「僕の胎盤、召し上がった?」
そんなバナナこと、ある訳が…:(;゙゚'ω゚'):
「はい。頂きました」
味わい深げに余韻に浸りながら、マックスが答えた。
「…ああ。君が、染み渡る」
そしてセバスティアンは、ウットリと宣った。
…こ( ゚д゚)
こっっっ、、わ、、( ゚д゚)
怖ッ( ゚д゚)
…君達は、ここにきて。
またもや想像を、絶しますか:(;゙゚'ω゚'):
超絶、おサイコが炸裂しましたよ!
\\\٩(๑`^´๑)۶////
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