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~エピローグ~ 魔王の胎動
不気味な違和感
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「何ですって!? この勢いでディアヌス攻めを……!?」
航空輸送機で移動中、事情を知った誠は声を上げた。
鶴やコマも、第2船団のパイロット達も驚いている。
画面に映る船渡氏は、焦った表情で説明してくれた。
「そうなんだ鳴瀬くん。うちも、そして第4船団もスポンサーのご意向だ。今しかチャンスが無いって事で、各地の戦力が集結してる」
「そんな……そんな事、あり得るんですか……?」
誠はにわかには信じられず、後ろの鶴に問いかけた。
「ヒメ子悪い、疲れてるだろうけど、ディアヌスの様子は分かるか?」
「見てみるわ」
鶴は半透明の立体地図を表示した。そのまま地図をスクロールさせていくと、遠く琵琶湖まで見渡せた。
「邪気がすごく弱くなってる。かなり遠くまで見えるわ」
鶴が琵琶湖付近を拡大すると、湖面に蹲る巨体が見えた。
黒々とした爬虫類のような皮膚。長い首、無数の尾。
紛れも無く餓霊の総大将、魔王ディアヌスであろう。今は人の姿をとっていないが……
「確かに力そのものは、あの分霊より弱いと思うよ。普通なら邪気が強すぎて、こんな距離で見えないはずだし……」
コマが考えながら言うと、鶴も頷いた。
「この肩のところの傷、永津彦さんの気を感じるわ。まだ治ってないみたい。傷のわりに血が多い気はするけど……」
「そう……なのか……?」
誠はまだ半信半疑だったが、画面に映る船渡、そして嵐山の両船団長は、引き締まった表情で言った。
「いずれにしても、もう後戻りは出来ない。我々第2船団は、全力をもってディアヌス攻めを行う」
「第4船団も同じよ」
嵐山も後を続ける。
「わ……分かりました。僕達も琵琶湖に向かいます……」
誠はそう言って通信を切った。
航空輸送班に連絡を取り、進路を琵琶湖方面に向けてもらう。
「いよいよね、黒鷹。まさかこんな事になるとは思わなかったけど、勝つなら早い方がいいわ。その方が心置きなく遊べるもの」
鶴は興奮気味にそう言っている。
「あ、ああ……いよいよだな……」
誠は上の空で返事をしつつ、内心考え込んでいた。
何だ? 何かがおかしい。
ディアヌスが弱っている……それは真実なのか?
確かに映像はそう見える。
でも本当に弱ってるなら、あれだけの分霊を出せるのか?
そして本当に弱ってるなら、琵琶湖にはもっと兵力を置いているはずだ。それがなぜ少数なんだ? それだけ幽鬼兵団を過信していたのか?
いや、北陸に来て以来、あれだけ用意周到に引っ掻き回してきた敵が、そんなミスを犯すわけがない。
……そう、何かがおかしい……!
初めてディアヌスの姿が、そして位置が、全員の目に観測された。
全ての邪気が一時的に晴れて、はっきりと映像に、証拠として残った。
そんな奇跡がこの瞬間に起きうるのか?
おかしい。おかしい。絶対におかしい……!
誠は必死に考え続け……やがてふと思い当たった。
あの第4船団の、生気を抜き取られた人々の姿を。
あそこには水路があり、祠があった。
鶴いわく、あれは川の神を祀っていたらしいが、人々の生気はどこへ行く? どの川の神に捧げたのだ?
そこでふと、嵐山の発言が思い出された。
『京都は意外と水が豊富なんです。地下には琵琶湖ぐらいの地下水があるんですよ』
さらに懸念は繋がっていく。
あの境港の館にて、女はすぐに退却した。戦わずに、至極あっさりと逃げたのだ。
その時コマがこう言った。
こちらの敵は『勝てる時にしか戦わない』と。
だとしたら、今回のこの戦いは……その行く末は、最初から決まっていたのではないか?
「ひ、ヒメ子……」
喉が痙攣するような恐怖を感じながら、誠は懸命に呟いた。
「なあに黒鷹?」
鶴はにこにこして首を傾げるが、誠は言葉を続ける。
「ディアヌスの近くに……別の気はないか? 琵琶湖じゃなくていい。もっと南の方に、隠れてないか……?」
「琵琶湖以外に??」
鶴は地図をスクロールさせ、しばし意識を集中している。微かな霊気も見逃さないようにしているのだろう。
やがて鶴は驚いたように声を上げた。
「黒鷹、京の都だわ……! 都の下、どのぐらい深いか分からないけど、もの凄い気が渦巻いている」
「邪気が薄くなったから、見えるようになったんだね。どうしてそんな所に大量の気が溜まってるんだろう」
コマも不思議そうに地図を覗き込んでいる。
「……………………!」
誠は鼓動がどんどん早くなるのを感じた。
琵琶湖よりも巨大な京都の地下水。
人々から抜き取られ、川の神の祠を通じて送られ続けた生気。
そして熱にうかされたように、一斉に動き出す人の軍勢。
……つまりもう、全ての準備は終わっていたのだ。
全ての結果は決まった上で、こちらの力を試されていた。手のひらの上で弄ばれていたのだ。
誠は必死に連絡を取った。
「船渡さん、嵐山さん! すぐに全ての進軍を停止して下さい! まずいです、取り返しがつかなくなります!!」
画面の2人は戸惑っていた。
「鳴瀬くん、それはどうしてだ……?」
「気持ちは分かるけど、私達にも……」
誠はなおも画面にかじりつく。
「弱ってないんです! ディアヌスは弱ってないんです! だから、だから……!」
焦りのせいで、うまく言葉が出てこない。それでも誠は懸命に叫んだ。
「今行ったら、全員死にます!!!」
「弱ってないだって……?」
ただならぬ誠の気迫に、船団長達は戸惑った。しばし考えていたが、やがて船渡が言った。
「分かった。出来るだけ止めるようにする」
「わ、私達の方も……その方針で努力してみるわ。どこまで止められるか分からないけど」
「お願いします………………」
画面から消える船団長を、誠は静かに見送った。
「く、黒鷹……?」
鶴とコマは、恐る恐る誠の様子をうかがっている。
画面に映る、第2船団のパイロット達も同じである。
誠は何を言っていいのかわからず、座席に背をもたせかけた。
冷たい汗がパイロットスーツの中を伝う。
そう、このままではあの時と同じだ。
再び魔王がこの世に現れ、地獄の釜の蓋が開く。
これ以上は無いと思われる程の『最悪』が、怒涛のごとく襲い来るのだ。
航空輸送機で移動中、事情を知った誠は声を上げた。
鶴やコマも、第2船団のパイロット達も驚いている。
画面に映る船渡氏は、焦った表情で説明してくれた。
「そうなんだ鳴瀬くん。うちも、そして第4船団もスポンサーのご意向だ。今しかチャンスが無いって事で、各地の戦力が集結してる」
「そんな……そんな事、あり得るんですか……?」
誠はにわかには信じられず、後ろの鶴に問いかけた。
「ヒメ子悪い、疲れてるだろうけど、ディアヌスの様子は分かるか?」
「見てみるわ」
鶴は半透明の立体地図を表示した。そのまま地図をスクロールさせていくと、遠く琵琶湖まで見渡せた。
「邪気がすごく弱くなってる。かなり遠くまで見えるわ」
鶴が琵琶湖付近を拡大すると、湖面に蹲る巨体が見えた。
黒々とした爬虫類のような皮膚。長い首、無数の尾。
紛れも無く餓霊の総大将、魔王ディアヌスであろう。今は人の姿をとっていないが……
「確かに力そのものは、あの分霊より弱いと思うよ。普通なら邪気が強すぎて、こんな距離で見えないはずだし……」
コマが考えながら言うと、鶴も頷いた。
「この肩のところの傷、永津彦さんの気を感じるわ。まだ治ってないみたい。傷のわりに血が多い気はするけど……」
「そう……なのか……?」
誠はまだ半信半疑だったが、画面に映る船渡、そして嵐山の両船団長は、引き締まった表情で言った。
「いずれにしても、もう後戻りは出来ない。我々第2船団は、全力をもってディアヌス攻めを行う」
「第4船団も同じよ」
嵐山も後を続ける。
「わ……分かりました。僕達も琵琶湖に向かいます……」
誠はそう言って通信を切った。
航空輸送班に連絡を取り、進路を琵琶湖方面に向けてもらう。
「いよいよね、黒鷹。まさかこんな事になるとは思わなかったけど、勝つなら早い方がいいわ。その方が心置きなく遊べるもの」
鶴は興奮気味にそう言っている。
「あ、ああ……いよいよだな……」
誠は上の空で返事をしつつ、内心考え込んでいた。
何だ? 何かがおかしい。
ディアヌスが弱っている……それは真実なのか?
確かに映像はそう見える。
でも本当に弱ってるなら、あれだけの分霊を出せるのか?
そして本当に弱ってるなら、琵琶湖にはもっと兵力を置いているはずだ。それがなぜ少数なんだ? それだけ幽鬼兵団を過信していたのか?
いや、北陸に来て以来、あれだけ用意周到に引っ掻き回してきた敵が、そんなミスを犯すわけがない。
……そう、何かがおかしい……!
初めてディアヌスの姿が、そして位置が、全員の目に観測された。
全ての邪気が一時的に晴れて、はっきりと映像に、証拠として残った。
そんな奇跡がこの瞬間に起きうるのか?
おかしい。おかしい。絶対におかしい……!
誠は必死に考え続け……やがてふと思い当たった。
あの第4船団の、生気を抜き取られた人々の姿を。
あそこには水路があり、祠があった。
鶴いわく、あれは川の神を祀っていたらしいが、人々の生気はどこへ行く? どの川の神に捧げたのだ?
そこでふと、嵐山の発言が思い出された。
『京都は意外と水が豊富なんです。地下には琵琶湖ぐらいの地下水があるんですよ』
さらに懸念は繋がっていく。
あの境港の館にて、女はすぐに退却した。戦わずに、至極あっさりと逃げたのだ。
その時コマがこう言った。
こちらの敵は『勝てる時にしか戦わない』と。
だとしたら、今回のこの戦いは……その行く末は、最初から決まっていたのではないか?
「ひ、ヒメ子……」
喉が痙攣するような恐怖を感じながら、誠は懸命に呟いた。
「なあに黒鷹?」
鶴はにこにこして首を傾げるが、誠は言葉を続ける。
「ディアヌスの近くに……別の気はないか? 琵琶湖じゃなくていい。もっと南の方に、隠れてないか……?」
「琵琶湖以外に??」
鶴は地図をスクロールさせ、しばし意識を集中している。微かな霊気も見逃さないようにしているのだろう。
やがて鶴は驚いたように声を上げた。
「黒鷹、京の都だわ……! 都の下、どのぐらい深いか分からないけど、もの凄い気が渦巻いている」
「邪気が薄くなったから、見えるようになったんだね。どうしてそんな所に大量の気が溜まってるんだろう」
コマも不思議そうに地図を覗き込んでいる。
「……………………!」
誠は鼓動がどんどん早くなるのを感じた。
琵琶湖よりも巨大な京都の地下水。
人々から抜き取られ、川の神の祠を通じて送られ続けた生気。
そして熱にうかされたように、一斉に動き出す人の軍勢。
……つまりもう、全ての準備は終わっていたのだ。
全ての結果は決まった上で、こちらの力を試されていた。手のひらの上で弄ばれていたのだ。
誠は必死に連絡を取った。
「船渡さん、嵐山さん! すぐに全ての進軍を停止して下さい! まずいです、取り返しがつかなくなります!!」
画面の2人は戸惑っていた。
「鳴瀬くん、それはどうしてだ……?」
「気持ちは分かるけど、私達にも……」
誠はなおも画面にかじりつく。
「弱ってないんです! ディアヌスは弱ってないんです! だから、だから……!」
焦りのせいで、うまく言葉が出てこない。それでも誠は懸命に叫んだ。
「今行ったら、全員死にます!!!」
「弱ってないだって……?」
ただならぬ誠の気迫に、船団長達は戸惑った。しばし考えていたが、やがて船渡が言った。
「分かった。出来るだけ止めるようにする」
「わ、私達の方も……その方針で努力してみるわ。どこまで止められるか分からないけど」
「お願いします………………」
画面から消える船団長を、誠は静かに見送った。
「く、黒鷹……?」
鶴とコマは、恐る恐る誠の様子をうかがっている。
画面に映る、第2船団のパイロット達も同じである。
誠は何を言っていいのかわからず、座席に背をもたせかけた。
冷たい汗がパイロットスーツの中を伝う。
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