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第十二章 テラスにて
おじ様と潤 1
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テラスに行きつくと、譲が料理の皿を丸テーブルに置いていた。
「ちょっ、親父、なんだよ、服着ろよ」
譲が全裸の、おじ様に焦っていた。
「別に、譲のことを襲うわけじゃないから、安心しなさい」
おじ様は、鷹揚に笑って言った。
「当たり前だろ、誰が……」
譲が赤くなった。
「じゃあ、ガウンを持ってきてくれ」
と、おじ様は、脱いだ衣服を譲に渡した。
「なんで俺が……」
と言いながら、譲は室内に消えた。
「やっぱり、譲に注意されちゃったね」
潤が、おじ様に言った。
「あの、裸のまま、食べるんですか?」
瑶は聞いた。
「その方が、汚れなくていいじゃないか」
おじ様が言うと、
「ふふ」
と潤が笑った。食べこぼすわけじゃないのに、妙なことを言うな? と瑶は思った。
「なんだか落ち着きません」
瑶は、訴えた。
「美少年の裸を眺めながらする食事ほど、贅沢なものは、ないじゃないか?」
「そんな食事したことないです」
「では、今日、初体験したまえ」
昨日から初体験が多すぎだった。してないのは、お尻の穴に、ペニスを入れられることくらいだった。
さんさんと光のふりそそぐ五月の明るい正午に、潤とおじ様は、リビングダイニングから張り出したウッドデッキのテラス上に、全裸をさらしながら、向かい合わせで立っていた。
「潤は、気持ちいいこと、もっと、もっとしたいの。ねえ、おじ様、もっと、して? 潤のこと、いっぱい……」
裸の潤が、訴えかけるように、長身のおじ様を見上げて言うと、おじ様の裸の胸に、寄りかかって、甘えて頬を、小犬のように、こすりつけた。
「ああ、いっぱい可愛いがってあげるよ、潤」
おじ様は、低音ボイスで答えると、おじ様の掌が、潤の、腰のくびれを愛でるように、撫でた。
「お尻も、お尻も触って」
潤は、おじ様の胸に、すっぽりはまり込んで、腕を胎児のように縮めて、お尻を、おじ様の身体に絡みつく蛇のように、くねくねと左右に振って、焦れたように、ねだった。
「んん、早くほしい」
潤のお腹が、おじ様の性器を擦っていた。
おじ様の手が、ゆっくりと焦らすように、大理石の像を流れ落ちる水の軌跡のように、滑らかな曲線を描きながら、潤の背中から、双丘へと落ちていく。
「はあっ、はあっ」
潤の息が荒い。
潤は、我慢できないのか、自分の脚を、おじ様の脚の間に無理に割り込ませた。
潤は、おじ様の腿に、葡萄の蔓のように脚を絡みつかせて、葡萄の房のように熟れた性器を、こすりつけた。
「んっ、んっ、気持ちいい」
「四十男の叔父の身体を、自分勝手なオナニーに使って穢す、十六の少年、か。潤、そんな恥ずかしい行為を大事な友達の前で平気でしてみせるだなんて、お仕置きが、ほしいのかい?」
「あっ、んっ、だって、叔父様の身体、好きなの。潤を、気持ち良くしてくれるから。おじ様の腿にすりつけると、気持ちいいんだもん」
「お前の、いやらしい穴を、お客さんに、見せてあげなさい」
「あゝ、いやぁ」
潤は、腕で身体を支えられながら、片脚を持ち上げられた。潤は、両腕で、おじ様の胴に抱きついた。
「さあ、欲しくて、ヒクヒクしている、お前のいやらしい穴を、学校の友達はなんて思うかな? ほら、君、見てやってくれ」
離れて、恐る恐る見ていた瑶は、おじ様に呼ばれて、彼らの側に近寄った。
「覗いてごらん」
瑶は、ドキドキしながら、二人に近寄った。
「どう? 使いこまれていて、恥ずかしい穴だろう?」
「イヤ、見ちゃダメ」
潤が、お尻をふるふるさせた。
「ん? 入れて欲しいんじゃなかったのか?」
「んんっ」
「友達にお願いして、入れてもらうのかい? はしたないね」
「ああっ、ああーん」
潤は、おじ様に、いやらしい言葉で愛撫されて、あまりの気持ち良さに、瑶の前ということを忘れたかのように、はしたない声をあげた。
「ふふ、いやらしいだろう? 潤は。これが、潤の本当の姿だ。欲しがって、困るんだよ。私とするセックスが好きで仕方ないんだ」
「だめっ、言わないでっ」
潤の身体がゆらゆら揺れて、ペニスの先から、透明な蜜がぬるぬると流れてきているのが、ちらちらと見えた。潤は感じているんだ。こういう恥ずかしい行為に、と瑶は思った。
「どう? 君は、こういうことをしている?」
瑶は、首を振った。
「ほら、学校の友達は、潤みたいなエッチなことしていないそうだよ? どうしようか?」
「あぁぁん」
潤は、蜜を垂らすペニスを、また、おじ様の脚に、擦り付けようとして、ぺちっとお尻を叩かれた。
「はしたない。我慢しなさい」
「あっ、あぁぁ」
叩かれて、潤は、ますます興奮したようだった。
潤は、腰をくねらせながらねだった。
「あぁん、叔父様、お願い、欲しいの」
「いいね。もっと、いやらしくなるがいい、いつものように」
おじ様は、瑶に言った。
「いつもは、もっと、いやらしいんだが、君がいるんで、取り繕っているんだ」
「ちょっ、親父、なんだよ、服着ろよ」
譲が全裸の、おじ様に焦っていた。
「別に、譲のことを襲うわけじゃないから、安心しなさい」
おじ様は、鷹揚に笑って言った。
「当たり前だろ、誰が……」
譲が赤くなった。
「じゃあ、ガウンを持ってきてくれ」
と、おじ様は、脱いだ衣服を譲に渡した。
「なんで俺が……」
と言いながら、譲は室内に消えた。
「やっぱり、譲に注意されちゃったね」
潤が、おじ様に言った。
「あの、裸のまま、食べるんですか?」
瑶は聞いた。
「その方が、汚れなくていいじゃないか」
おじ様が言うと、
「ふふ」
と潤が笑った。食べこぼすわけじゃないのに、妙なことを言うな? と瑶は思った。
「なんだか落ち着きません」
瑶は、訴えた。
「美少年の裸を眺めながらする食事ほど、贅沢なものは、ないじゃないか?」
「そんな食事したことないです」
「では、今日、初体験したまえ」
昨日から初体験が多すぎだった。してないのは、お尻の穴に、ペニスを入れられることくらいだった。
さんさんと光のふりそそぐ五月の明るい正午に、潤とおじ様は、リビングダイニングから張り出したウッドデッキのテラス上に、全裸をさらしながら、向かい合わせで立っていた。
「潤は、気持ちいいこと、もっと、もっとしたいの。ねえ、おじ様、もっと、して? 潤のこと、いっぱい……」
裸の潤が、訴えかけるように、長身のおじ様を見上げて言うと、おじ様の裸の胸に、寄りかかって、甘えて頬を、小犬のように、こすりつけた。
「ああ、いっぱい可愛いがってあげるよ、潤」
おじ様は、低音ボイスで答えると、おじ様の掌が、潤の、腰のくびれを愛でるように、撫でた。
「お尻も、お尻も触って」
潤は、おじ様の胸に、すっぽりはまり込んで、腕を胎児のように縮めて、お尻を、おじ様の身体に絡みつく蛇のように、くねくねと左右に振って、焦れたように、ねだった。
「んん、早くほしい」
潤のお腹が、おじ様の性器を擦っていた。
おじ様の手が、ゆっくりと焦らすように、大理石の像を流れ落ちる水の軌跡のように、滑らかな曲線を描きながら、潤の背中から、双丘へと落ちていく。
「はあっ、はあっ」
潤の息が荒い。
潤は、我慢できないのか、自分の脚を、おじ様の脚の間に無理に割り込ませた。
潤は、おじ様の腿に、葡萄の蔓のように脚を絡みつかせて、葡萄の房のように熟れた性器を、こすりつけた。
「んっ、んっ、気持ちいい」
「四十男の叔父の身体を、自分勝手なオナニーに使って穢す、十六の少年、か。潤、そんな恥ずかしい行為を大事な友達の前で平気でしてみせるだなんて、お仕置きが、ほしいのかい?」
「あっ、んっ、だって、叔父様の身体、好きなの。潤を、気持ち良くしてくれるから。おじ様の腿にすりつけると、気持ちいいんだもん」
「お前の、いやらしい穴を、お客さんに、見せてあげなさい」
「あゝ、いやぁ」
潤は、腕で身体を支えられながら、片脚を持ち上げられた。潤は、両腕で、おじ様の胴に抱きついた。
「さあ、欲しくて、ヒクヒクしている、お前のいやらしい穴を、学校の友達はなんて思うかな? ほら、君、見てやってくれ」
離れて、恐る恐る見ていた瑶は、おじ様に呼ばれて、彼らの側に近寄った。
「覗いてごらん」
瑶は、ドキドキしながら、二人に近寄った。
「どう? 使いこまれていて、恥ずかしい穴だろう?」
「イヤ、見ちゃダメ」
潤が、お尻をふるふるさせた。
「ん? 入れて欲しいんじゃなかったのか?」
「んんっ」
「友達にお願いして、入れてもらうのかい? はしたないね」
「ああっ、ああーん」
潤は、おじ様に、いやらしい言葉で愛撫されて、あまりの気持ち良さに、瑶の前ということを忘れたかのように、はしたない声をあげた。
「ふふ、いやらしいだろう? 潤は。これが、潤の本当の姿だ。欲しがって、困るんだよ。私とするセックスが好きで仕方ないんだ」
「だめっ、言わないでっ」
潤の身体がゆらゆら揺れて、ペニスの先から、透明な蜜がぬるぬると流れてきているのが、ちらちらと見えた。潤は感じているんだ。こういう恥ずかしい行為に、と瑶は思った。
「どう? 君は、こういうことをしている?」
瑶は、首を振った。
「ほら、学校の友達は、潤みたいなエッチなことしていないそうだよ? どうしようか?」
「あぁぁん」
潤は、蜜を垂らすペニスを、また、おじ様の脚に、擦り付けようとして、ぺちっとお尻を叩かれた。
「はしたない。我慢しなさい」
「あっ、あぁぁ」
叩かれて、潤は、ますます興奮したようだった。
潤は、腰をくねらせながらねだった。
「あぁん、叔父様、お願い、欲しいの」
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