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綺麗になってる・・・・・・・気がする!!
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「レン様、そのテラスでお茶を飲んでお待ちください」
家の中を見回り終わってさてのんびりしよう!!と思っていたらカナデが庭に用意してあるテラス席を見ながらそう言って来た。
「え?まあテラス席でのんびりするのはいいと思うけど」
あたしがそう言うとカナデは視線をシンに向け口を開く。
「シン兄様、レン様のお茶の用意をお寝顔出来ますか?私は家の中を掃除いたしますので」
え?掃除?
「あれ?ポッツさんが『いつ貴族が来てもいいように手入れはしてある』って言ってたじゃん?綺麗だったよ?」
掃除の必要がないと思うんだけど?と思ってそう言うとカナデが真剣な顔で首を左右に振り口を開く。
「全然です!!レン様がお過ごしになるのにこのような汚れだらけの部屋は許せません!!頑張って掃除しますのでお待ちください!!」
両手を胸元で『ぐっ!!』と握りそう言って来るのであたしはもう任せるしかないと思い頭を撫でながら口を開く。
「なら任せるよ、無理はしないようにね?」
そう言うとカナデはあたしをキラキラした目で見上げて何度も頷き口を開く。
「はい!!」
うん可愛い!!
「お待たせしました!!」
それから一時間後位でカナデがやりきった顔でそう言って来たのであたし達は再び家に入り確認すると確かに綺麗になってる・・・・・・・気がする!!
「それじゃあ・・・・・・何をするべ?」
さっきまでのんびりとティータイムをしていたので何をしようか考える。
今は夕方前で夕食までは時間があるし、かといって今から街をぶらつく・・・ってのもなんか乗り気にならない。
「でしたら一度アズエルに戻られたらいかがでしょうか?留守番は私がしますので」
シンがそう言って来たので少し考えたあと視線をフィルミナに向けて口を開く。
「ねえフィルミナ?もうウォルムに戻る?多分【スタンピード】も落ち着くと思うんだけど」
フィルミナにあたしがそう聞くと少し考えた後に真剣な顔で口を開く。
「最後まで付き合うわ、此処で帰ったら気になって夜しか寝れないわ」
夜寝るのはいつもの事じゃん!!ってツッコミそうになるのを堪えて頷く。
「なら一度アズエルに戻るよ、子供達ともいたいからね。シン悪いけど」
あたしがそう言うとシンが真剣な顔で頷き口を開く。
「何かあった時は私が対応いたしますのでご心配なさらずに」
ここはシンの気持ちに甘えようと思う。
「悪いけど頼むね」
あたしがそう言うとシンが嬉しそうに微笑みながら口を開く。
「お任せください、アズエルに戻るのであれば今日はアズエルに泊まって来て下さい。そして子供達と過ごして心身共に癒されますように」
おお!それはいいかも!!
「悪いけどそうさせてもらおうかな」
あたし達はシンに見送られてアズエルに【転移魔法】で転移した。
「お帰りなさいませレン様」
いつものように一度部屋に転移した後にリビングに降りると子供達とメリオールさん、ポーラ、テレスがいて寛いでいた。
「ただいま・・って皆大丈夫だった?」
『ただいま』と言ってすぐにリビングにいる子供達があたしに抱きついてきたので皆の頭を撫でながらそう口にした。
子供達は全員嬉しそうに頷き、あたしが【スタンピード】の知らせを聞いて動いた後の事を一生懸命に教えてくれるべく真剣に報告してくれるので話を聞きき、なずき、頭を撫で声を掛けてしばらく過ごした。
子供達と語らい合っていたら夕飯の時間となり少し考えた後に口を開く。
「今日は皆で【銀狼の寝床】に行かない?」
と提案をして全員が頷いたので【銀狼の寝床】に食べに行く事になった。
家の中を見回り終わってさてのんびりしよう!!と思っていたらカナデが庭に用意してあるテラス席を見ながらそう言って来た。
「え?まあテラス席でのんびりするのはいいと思うけど」
あたしがそう言うとカナデは視線をシンに向け口を開く。
「シン兄様、レン様のお茶の用意をお寝顔出来ますか?私は家の中を掃除いたしますので」
え?掃除?
「あれ?ポッツさんが『いつ貴族が来てもいいように手入れはしてある』って言ってたじゃん?綺麗だったよ?」
掃除の必要がないと思うんだけど?と思ってそう言うとカナデが真剣な顔で首を左右に振り口を開く。
「全然です!!レン様がお過ごしになるのにこのような汚れだらけの部屋は許せません!!頑張って掃除しますのでお待ちください!!」
両手を胸元で『ぐっ!!』と握りそう言って来るのであたしはもう任せるしかないと思い頭を撫でながら口を開く。
「なら任せるよ、無理はしないようにね?」
そう言うとカナデはあたしをキラキラした目で見上げて何度も頷き口を開く。
「はい!!」
うん可愛い!!
「お待たせしました!!」
それから一時間後位でカナデがやりきった顔でそう言って来たのであたし達は再び家に入り確認すると確かに綺麗になってる・・・・・・・気がする!!
「それじゃあ・・・・・・何をするべ?」
さっきまでのんびりとティータイムをしていたので何をしようか考える。
今は夕方前で夕食までは時間があるし、かといって今から街をぶらつく・・・ってのもなんか乗り気にならない。
「でしたら一度アズエルに戻られたらいかがでしょうか?留守番は私がしますので」
シンがそう言って来たので少し考えたあと視線をフィルミナに向けて口を開く。
「ねえフィルミナ?もうウォルムに戻る?多分【スタンピード】も落ち着くと思うんだけど」
フィルミナにあたしがそう聞くと少し考えた後に真剣な顔で口を開く。
「最後まで付き合うわ、此処で帰ったら気になって夜しか寝れないわ」
夜寝るのはいつもの事じゃん!!ってツッコミそうになるのを堪えて頷く。
「なら一度アズエルに戻るよ、子供達ともいたいからね。シン悪いけど」
あたしがそう言うとシンが真剣な顔で頷き口を開く。
「何かあった時は私が対応いたしますのでご心配なさらずに」
ここはシンの気持ちに甘えようと思う。
「悪いけど頼むね」
あたしがそう言うとシンが嬉しそうに微笑みながら口を開く。
「お任せください、アズエルに戻るのであれば今日はアズエルに泊まって来て下さい。そして子供達と過ごして心身共に癒されますように」
おお!それはいいかも!!
「悪いけどそうさせてもらおうかな」
あたし達はシンに見送られてアズエルに【転移魔法】で転移した。
「お帰りなさいませレン様」
いつものように一度部屋に転移した後にリビングに降りると子供達とメリオールさん、ポーラ、テレスがいて寛いでいた。
「ただいま・・って皆大丈夫だった?」
『ただいま』と言ってすぐにリビングにいる子供達があたしに抱きついてきたので皆の頭を撫でながらそう口にした。
子供達は全員嬉しそうに頷き、あたしが【スタンピード】の知らせを聞いて動いた後の事を一生懸命に教えてくれるべく真剣に報告してくれるので話を聞きき、なずき、頭を撫で声を掛けてしばらく過ごした。
子供達と語らい合っていたら夕飯の時間となり少し考えた後に口を開く。
「今日は皆で【銀狼の寝床】に行かない?」
と提案をして全員が頷いたので【銀狼の寝床】に食べに行く事になった。
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