刻堂は本日も開店なり。

周囲の環境変化についていけず、虚無感に襲われることが多くなった女性、井無 千影(いなし ちかげ)。
そんな彼女の楽しみは、夕時商店街にある時計屋「刻堂(きざみどう)」に訪れ、いつも気になっている綺麗な懐中時計を見ることだった。
ある日、店主に声をかけられ思わず虚無感の話を勢いでしてしまった千影。

「この店で働いてみないか、なんてね?」
「あの、働かせてください!」

千影はこの刻堂の店員となって、新たな一歩を踏み出すことに。
果たして彼女は、心の虚無感を取り払うことができるのか――?

時計屋を舞台にした、日常物語。


表紙・各話イラスト:空鳥ひよの
24hポイント 0pt
小説 105,373 位 / 105,373件 ライト文芸 4,766 位 / 4,766件