面白かったです。
栞が悠と思いを通じた後でもハデな高校生彼女とデートを続けていた心と、悠のことが好きと真っ直ぐ見つめられる心に、彼自身にはまったく矛盾はなかったんだろうなと(私の中で)理解しましたが、その辺りの答え合わせが是非欲しいです！
アルファポリスの小説では、こんな人間の自己中心的エゴを、物語のヒーローがしてしまったら、即刻ざまぁ対象になるんだけど、現実世界の人間って、これくらいズルいですよね。さも自分は間違ってないと思っていますからね(実際本当にそう信じている) 。
しかし、ハートのイヤリングは解決しましたが、是非ハデな高校生彼女？とのパフェデートのもやもやをスッキリさせてほしいです。←本当に二股しててスッキリしないのか？その辺りも気になります～

悠の余りにもの臆病さや、言いたいことを言えなさすぎる性格、ネガティブ思考、自信のなさ具合の描写は秀逸でしたが、彼女のもてる要素・魅力(数人のいけてる男性から数年に渡って思ってもらえる・待ってもらえる)はほとんど全く描写されてないのが気になりました。つまり、良い子なのは分かるんだけど、悠の魅力がよく分からなかったです。

他の作品もこれから読ませてもらいます。
有難うございました。

完結、お疲れ様でした。

拗らせ気味でしたね。ネガティブな感じがなんとも言えず良い感じでした。

恋愛小説大賞に、投票しますね。