婚約者には、裏の顔がありました。

「ルーアさん。僕と婚約してください」

私にそうもう申し込んでくださったジェイ=リアラールド伯爵令息は、「金髪碧眼の王子様」と影で噂されるほど優れた容姿の持ち主でした。

それに加えて性格も良く、「こんな私で良いのだろうか」と、思わずしり込みしてしまうほどの方でした。

それでもお互いの家の関係も含めた婚約だったので、話はとんとん拍子で進み、私は彼のお屋敷に住ませてもらうことに。

そんな幸せな同棲生活が始まった矢先のこと。

ある夜に私は、見てはいけないものを見てしまったのです。

それは、彼の裏の顔。

私は耐えきれず、彼の屋敷を飛び出してしまい……
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