キュウ番目の◯◯

蒼空 結舞(あおぞら むすぶ)

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*《調子に乗んなっ!》

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 唯センコーにキスをされて俺は縛られた状態でどうにか抱きしめようと画策してしまう。ただ、当たり前だがそんなことをすることができない。
 そんな俺に唯センコーは俺を押し倒したかと思えば俺のシャツのボタンを外していく。おい……。まじでこの状態で襲う気かよ、さすがの俺は焦っている。「まさか……、この状態で襲う気ですか?」すると唯センコーは妖しく笑うのだ。
「両手を縛ったのは君に主導権を与えないようにさせるためです。でも、一番は……」
 すると唯センコーは俺の肌に触れたんだ。それからそのまま俺の首筋を触ったり、乳首に触れたりしている。でも俺はくすぐったさはあるがなにも感じなかった。そんな俺を周知しているように唯センコーは自分のメイド服のボタンを外していく。
 小さなボタンを外して脱いでいくと俺は息を呑んだ。黒の極小ビキニを着ているのだから。しかも乳首だけ隠しているエロいビキニは白くて華奢な唯センコーにとても似合っている。 
 だから俺は呟いていたのだ。「えっ、ろ……。くそエロい……」
 俺ははっとして気が付いて顔を真っ赤にさせていた。なに急に言っているのだと俺は恥ずかしくて堪らない。でも、俺の言葉を聞き逃さなかった唯センコーは顔を真っ赤にして嬉しそうに笑んでいた。
「ありがとう、……ございますっ。じゃ、じゃあ、その、僕の身体のことも教えますねっ!」
「えっ。身体のことを教えるって?」
 俺はどういうことなのかさっぱりわからなかったので首を傾げていた。すると、俺のなにがときめいたのかは知らぬが、唯センコーが真っ赤な顔で俺を見やる。「ぼ、僕よりも可愛い表情をしないでくださいっ!」俺は思う。いや、どこかですか?
 そんな俺たちであったが、唯センコーは自分の小さな胸元をビキニ越しで弄り始めた。俺はその官能的な動作に心を沸き立たせる。唯センコーの胸元から熟れた蕾が見えてしまう。
「はぅっ、……んっ、んっ、……こう、ですよぉ? ぼく、胸が、よわくて……」
 やばい……。俺の息子が反応してしまいそうだ。そのぐらい、唯センコーの胸の弄り方は半端なく可愛いくて、――エロい。
 俺は両手を縛られているのでどうしようかと考えた。でも脳内フラッシュ暗算がうまくいかない。ど、どうするっ俺っ!?
「おしり、もね……、さっき、シャワーを借りさせて、もらって、あの……、きれーいにしたんですよ? ――ほらっ?」
 大胆にも唯センコーが後ろを向けて腰を上げたかと思えば、エロい下着を脱ぎ出した。俺は爆発物を抱いているかのような、自分の息子に緊迫してしまう。唯センコーを訴訟する前に、俺が変態罪で訴えられそうな気がしてならない。
 唯センコーの小ぶりの尻にはトロトロに蕩けて汁を垂らしているヒクついた穴が目の前に出される。俺はここで脳内フラッシュ暗算を発動させた。なめんなよ、このオアズケ状態で俺が動かないとでも思ったか?
 俺は先生の大好きな物欲しげな子犬の真似をして首をコテンとさせた。「あっ、うっ……、その顔、すきぃ……」やはり好きなようだな、この表情は。だから物欲しげな声で告げたんだ。
「せんせー……? もっと、近寄って、くれませんか? この可哀そうな俺を、……癒してくれませんか?」
 唯センコーが胸を弾ませるように耳まで真っ赤にしたかと思えば俺に近寄ってくる。――今だっ!
 俺は手錠されていない足元で唯センコーを思いっきり引き寄せた。それから手錠している両手を唯センコーに潜らせて閉じ込める。今、俺の胸に唯センコーの赤く熟れた顔面がある。
 俺はニヒルに笑んでいた。「さっすがにここまで調子に乗られると……、俺も燃えますね。いろんな意味で」
「えっ、えっ、えっ……?」
 動揺しているエロい唯センコーの耳を俺は嬲った。「さぁって、悪いメイドさんには主人の俺が調教しないとねぇ?」
「ひぃっうっ……、えっ……えっ?」
 戸惑っている魅惑的なメイドさんを、俺は今からお仕置きします。
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