『僕も私も悪くない、それは仕方がないことなんだ』

 よく「お前は諦めが早い」とか「努力は必ず報われる」とか「すぐ逃げようとする」とか「やってできないことはない」とか「環境が人を変える」とか「神様は必ず見ている」などなど、失敗者に対する励まし、慰め、又は、臆病者に対する叱咤、勇気付けの言葉があるが…

 ここで間違ってはいけないことは、失敗した者、臆病な者は、何も悪いことはしていないということである。
 それは、仕方がないことであるのだ。

 この作品は、それぞれの章において、何も悪いことはしていないのに、その者が接した時代、社会によって、恰も『負け犬呼ばわり』された者たちのエピソードを紹介する。

 僕も私も何も悪いことなどしていない、それは仕方がないことなんだ。
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