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プロローグ
しおりを挟む運命の出会い、それはこの世界でたった一つの奇跡…誰しもが夢見る魂で繋がった番との出会いを表す
互いに始めて見た瞬間心がときめき、愛したい、愛されたいと全身が震え自信のフェロモンが相手に向けて爆発するのだと経験者は語る
しかし、運命の出会いはそうそう起きるものでは無い
この広い大地で世界にただ一人いる運命に出会う事など容易ではないのだ
けど、人は運命を求めてしまう…心が震えるほどの愛が欲しい…愛されたい、愛したい…そして、番になりたいと…渇望する、それが我々獣人の性質…神から与えられし本能だと…………
しかし…結局、運命に出会えず結婚適齢期を前にその辺にいるいい感じの雄雌と結婚するのもまた世の摂理
もしも、運命の出会いが訪れたのなら逃がしてはならない…同じ時間に運命が居る場合、誰か他のものを好きになるという感情が生まれない…それを目印にしなさい
もしも、奇跡が重なり、出会えたのなら互いに縄や鎖で縛ってでもその番を逃す事なかれ………
墓まで相手を持っていきたい強い愛を感じ、歓喜しなさい
まぁ、同族が番だとは限らないが…性別もいい感じだとは限らないけど……それでも精一杯愛しなさい
フラミンゴ族長出版 詩集より抜粋
「ねぇ…おじいちゃん、もしも…僕の運命の人に出会えたとしてさ…僕より大きなお嫁さんとかお婿さんだったらどうしたらいい?」
「…………うむ、難しい質問じゃな……そうじゃな…それはのぅ…気合いで何とかするのだよ、なんとかなる!それが大切!!と、心で念じ語るのじゃ
人生気合いで基本はなんとかなるもの
忘れるな孫よ、我々ネズミ族は自分が小さな事で挫けてはいけないのだよ
まぁ、もしもお前の運命がの相手が大男で物理的に無理だと感じたら淫魔族を探しなさい、彼らはエロスに感じては獣人をも超える存在じゃ
じいちゃんも若い頃は…………………」
山奥のおじいちゃん、気合いでもどうにもならない事ってあるんだよ…エロスに関してじいちゃんがどうだったか思い出せないけどさ…
物理的にどうにもならない、僕の運命とかまさにその例だ…
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