俺のスパダリはギャップがすごい 〜いつも爽やかスパダリが豹変すると… 〜

俺のスパダリはギャップがすごい ー立花蓮sideー

甘い夜 ①

「蓮…今日このまま抱き合ったまま寝よう…この頃、蓮あんまり寝てないだろ？蓮が眠るまで俺起きてるから…」  

真司はそっとベットに蓮を寝かると、蓮の顔を優しい眼差しで見つめながら真司も横になった。
真司の胸に蓮は顔を埋めて、嬉しそうに微笑む。
真司の香りは今まであった、あの不安だった暗い気持ちを溶かしていき、温かいもので包み込んでくれるよう。

真司の特別は俺だって……
俺の特別は真司だって事を、
二人だけが知る『しるし』として、刻んでおきたい。

「真司、跡つけていい？俺の真司だってしるし」
蓮は真司を見上げると、
「いいよ。好きなだけ、つけて…」
真司は上着を脱いだ。

「どこがいい？」
蓮はおもむろに優しく微笑む真司鎖骨の下を吸い上げると、真司にチクッとした刺激を与える。
吸い上げた刺激に少し歪ませる真司の顔を、蓮はまた見たくなる。

2人だけの『しるし』
誰にも見られない場所につけたい…

「真司、ここもいい？」

蓮が真司の乳首の周りをくるくると撫でると、

「…いいよ…つけて」

真司は全てを受け止めるように微笑む。

「ありがとう」

真司の答えを聞いて、蓮が嬉しそうに微笑み、
蓮が真司の胸の上を、どこよりもきつく吸い上げ、くっきりと跡をつけた。

引き締まった胸板に俺と真司だけが知る、『しるし』
そんな『しるし』を、俺にもつけて欲しい。

「真司、俺にも付けて。真司の跡…」

ゆっくりと蓮は上半身を起こし、上着を脱いだ。
真司は蓮と同じように、ゆっくりと鎖骨の下にキスを落とすと、キュッと吸い上げ、桜の花びらのような跡を残す。
そして、